こんにちは。
キャリアコーチの中原絵里子です。
キャリアコーチングセッションで、
「話している間に前と言っていることが変わってきて、
一貫性がない」
「話しているといろんな思いが出てきて、ぐるぐるしてしまう」
というようなことを言われる方がいらっしゃいますが、
それで正解なんだと私は考えています。
キャリアを考えるとは、生き方を考えること。
決めるために絡み合ってくる要件が非常に多くて、
とても複雑な意思決定です。
(人間の脳はその複雑さに適応できるように
まだ進化できていないと言われるくらいです)
あいまいで変動しやすい、今の正解が
来年はもう違っているかもしれないなら、
迷って当然です。
むしろ、ちょっと考えただけで
自分にとっての正解が分かったつもり
になる方が危険なんじゃないかな。
たしかに、「決まっていない」という状態はとても不安に感じるもの。
早く決めたい、早くこの不安定な状態から抜け出したいと
思ってしまいやすいですが、
「答え」を出すことが目的になってしまうのは、
前提がズレてしまっています。
とはいえ、一人で考えるのは不安だし、
同じような問いばかり投げかけて同じルートばかり
ぐるぐる回ってしまいがち。
(私もそうでした・・・)
前と言っていることが変わっても、真逆でも、
どんどん増えても、あっちこっちに考えが飛んでも、
いいんです。
大切なのは、誰かに手伝ってもらいながら
一度思いや条件、こだわり、
不安や期待していることを
全~部出しきること。
うんうんそれで?
他には?
こうも考えられるけどどっちがしっくりくる?
みたいに、思考を遮らず、否定せずに
とことん聞いてくれる相手に付き合ってもらって、
もう全部出たかな~って思えるまで
思い切り考え抜くこと。
「虫の目・鳥の目・魚の目」という言葉を知っていますか?
虫の視点で、詳細をしっかり見る。
鳥の視点で、物事の全体像をつかむ。
魚の視点で、「流れ」、特に過去、現在、未来の時間の流れを見る。
もともとはマーケティング用語なのですが、
キャリアを考える時にはこの3つの視点、
とりわけ「魚」の目は大事だと考えます。
人生はつながっていくものだから。
キャリアをひとつの物語として、
過去から未来へ大きな流れとして
捉えて、今の意思決定をしていく。
自分なりに幸せな物語にするためには
舞台設定も大事だし、
登場人物も魅力的であってほしいし、
活躍できる世界に行きたいですよね。
即決なんてできなくていい。
優柔不断で全然構いません。
とことん、考えて、考えて、
出しきってほしいな。
そのお手伝いをさせていただきたいな、と
思っています。
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中原絵里子
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