こんにちは。中原絵里子です。
ブログを読んでくださってありがとうございます!
長々と綴ってきたやりたいこと史ですが、いよいよ最終回。
就職活動を迎えるにあたって、あらためて自分のやりたいテーマを深堀する
ことにしました。
ちなみに私は、頭の中を整理するときは「ノートにぐちゃぐちゃ書き出す派」です。
今でも、「セルフコーチング」をするときはどんどん浮かんできた質問やそれに対する答えを
書きまくっています。
自分ひとりで完結する分にはそれで十分なのですが、もっとも効果的と言われているのが
「話を聞いてもらう」ことなんだそうです。
コーチングの専門用語で「オートクライン」というのですが、人は話しながら自分の頭の中を整理
していくことができるので、アドバイスをもらってももらわなくても、とにかく聞いてもらうことが重要なんです。
そのために私たちコーチがいますので、ぜひ活用してくださいね。
さてちょっと話がそれましたので戻します。
その頃どっぷり浸かっていた塾講師のアルバイトが楽しくて楽しくて、そのまま就職しようかと
思うぐらいでしたが、とても気になっていたことがありました。
中3や高3などの生徒が、どの学校を受験しようか先生に相談に来るのですが、
塾の先生といえど、大学生だったり司法試験受験生だったりして、専門家ではない講師が
多いなか(もちろん専任講師もいますし勉強している人もいるでしょうが)、
「ここなんかいいんじゃない?」と勧める大学や学部に偏りがあるわけです。本人の興味関心や適性などを
考慮しているともあんまり思えない学部とか平気で勧めてる。
つまり、自分の知っている範囲でしか進路アドバイスができてない。
でも聞いている方はもっと知らないから、それをそのまま鵜呑みにしてしまう
シーンを、ちょくちょく見ました。
私はマニアだったので、分厚い進路情報誌を読み漁り、全国の大学の中から条件にあう
大学や興味の持てそうな学部を調べていたので、自分の大学選びに悔いはありませんでした。
(それでも後から、この観点では大学のことを考えたことなかったなー、ということは
出てきましたけど)
就職活動にあたっていろいろな業界を調べてみて、その時初めて知る業界や職種なんて
いっぱいありました(「商社」の存在とか)。
大学選びにしろ、就職活動にしろ、人は自分の知っている
範囲の中からしか道を選ぶことはできないんです。
保育園の先生と花屋しか知らない保育園児は、「おはなやさんになりたい」といったりします。
親の行っていた大学と、近所にある大学しか知らなかったら、どちらに行こうかなと考える。
保育園児はともかく、自分で進路を選択する局面においては、「本当に他の選択肢はないのか?」と
吟味することが大事。
2つしか知らなかったけど、調べていくうちに10に増えたら選択肢は10になる。100知っていたら100の範囲の
中から自分の本当にやりたいことができそうで、自分に合っているところはどこかな、と考えることができる。
どちらの方が納得のいく選択ができるかは、言わずもがなですよね。
初めて自分で自分の生きる道を決める大学選びにおいて、自分の知っているせまいせまい範囲から
アドバイスされたところをそのまま目指すのではなく、ちゃんと一度ぐわーっと視野を広げてから、
選びとってほしい。
それが自分の突き詰めたいテーマだ!と改めて実感したとき、塾よりもっと広い範囲に影響力を
持てる会社に行きたいとも考えました。
当時私が担当していたクラスの生徒は、小中高あわせても1000人くらい。
私が一生懸命「視野を広げて!」と話したところで、伝わる人数は最大1000人。
でももっとたくさんの人に伝えられたら、自分の進路選択に満足してくれる人をもっともっと増やせる。
そう考えて、通信教育大手の会社に就職させていただくことになったわけです。
+++++++
はー、長くなりましたが、私のやりたいこと変遷史はいったんここまで。
次からは、その次に出会ったやりたいテーマ、「コーチング」についてお話できたらなと
思います。ぜひ引き続きのおつきあい、よろしくお願いいたします♪
中原絵里子のホームページはこちら↓
https://www.erikonakahara.com/index.html
コーチングのお申し込みもこちらから承っております!