Museum Perkebunan Indonesia - 2プランテーション博物館(メダン③) | sehari-hari~ジャカルタ生活日記と日本のインドネシアネタ

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2017年4月~インドネシアのジャカルタへ

ジャカルタのいろいろな情報話題を日記として記録→2022年8月に本帰国しましたが、
2023年9月から再度ジャカルタ生活へ

2022年に一般公開されたばかりの博物館


街なかのオランダ植民地じだいの時代の建物が並ぶ通りにあるので行きやすい

Museum Perkebunan Indonesia-2

プランテーション博物館2

BKS-PPSビル

1918年に建てられた文化遺産の建物を利用しています。
 当時は 1910 年に設立されたスマトラ島東海岸のゴム栽培業者協会AVROSの事務所で、その頃はゴムはスマトラ島の主要商品でした。

AVROS Algemeene Vereeniging van Organizer ter Oostkust van Sumatra 
 4階建ての建物はアールヌーボー様式で、各階にバルコニーがあります。 
熱帯気候に適した建築で、エアコンを使用しなくても室内が涼しい造りになってるそうですが、やっぱり暑い。

1939年AVROSはBiro Daktiloskopi(指紋局)を設立し、ゴム栽培業者協会の会員が所有するすべてのプランテーションの職員に関するすべてのデータを登録しました。 

 作業員の左右の手10本の指の手線・指紋、生年月日、性別、勤務開始日、労働者の異動、関係するプランテーションまたは会社の名前に関するデータが記録されています。
ビルの上下から書類をやり取りするための荷物用エレベーター

メダンは1860年代にオランダ植民地下で、タバコ、茶、ゴム、油椰子などのプランテーション産業の拠点として発展してきた

 

この博物館にはスマトラのプランテーションで作られる製品についての展示があり、まとまって短時間で見ることができますが、内容としては少ない。

どちらかというと建物の方が値打ちがあるのかな

AVROSが独立後解体された後国有化になって、今は仕事を引き継いでBKS-PPSというところがやってます。
2階、3階はそのオフィスがある

踊り場とバルコニーは通って撮影可能

もとは倉庫だった最上階は丸いドームの真下にも展示室があって、プランテーションの昔の写真があります。


1862年8月にオランダ政府と協定を結び、オランダ企業がDeliの王国にタバコ農園を開設することを許可したのは8代目のスルタンです。

1863年3月、スルタンはJ.ニエンホイスにタバコ農園の開設を許可。

その後VOCに任命されたオランダ植民地摂政と、外国人への土地の使用に関する協定を結んだ。 


外から見ると時計と1919の完成した年の文字がドームの下にあります。
(見てないけど反対側に1918で着工した年が書かれてるらしい)

この時計はオランダにあるボナベンチュラ・アイスバウツという有名な工場で作られたそうです。

鐘があるから、昔は時刻を知らせるような機能もあったのかも

建物の一階にはAVROS Cafe
博物館の入場券買った時にRp5000の値引き券もらえます。

ここ飲物も食べ物もちゃんとしたカフェです。

入場料がRp35000だったかな?

ミニお土産付きですが、展示の量を考えるとちょっと高い気はする。

Museum Perkebunan Indonesia-2

2がつくということは1もあるわけで、

遠くはないけど、中心部からちょっと南にプランテーション博物館があります。

そちらのほうが見るものは多いかもしれない。


Museum Perkebunan Indonesia-2は1番メインの通りにあるので(混むけど)他のスポットとも歩けるし、立ち寄りやすいのがいいところ


Museum Perkebunan Indonesia-2

Jl. Pemuda No.10, A U R, Kec. Medan Maimun, Kota Medan, Sumatera Utara 20151 

月曜日も祝日でも開館してます。


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