中部ジャワの食文化Angkringan(ソロ⑨) | sehari-hari~ジャカルタ生活日記と日本のインドネシアネタ

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2017年4月~インドネシアのジャカルタへ

ジャカルタのいろいろな情報話題を日記として記録→2022年8月に本帰国しましたが、
2023年9月から再度ジャカルタ生活へ

中部ジャワでAngkringanアンクリンガンという、地域の食文化があります。

発祥はソロということで、時間があれば、これを今回体験したかった。


 アンクリンガンはエヤン・カルソ・ディクロモさんによって1930年頃に始められました。

ソロでの本来の名前はワルン・ヒクです。


15才で父を亡くし、4人兄弟の長男として家族を養う必要があったのでソロに出てきて、天秤棒に入れ物をつけた道具でTerikanという中部ジャワの伝統的な食べ物の販売をするようになりました。

1943年にこのterikanの販売時に飲み物を一緒に売る事を思いつき、手前に食べ物を置き、奥にコーヒー、紅茶用の2つのやかんをおく販売スタイルに変えました。


カルソさんは自分と同じように棒を担いで食品の商売するように村の住民を誘いました


焼いたキャッサバ、グデッ、ピーナッツ、いろんなサテにterikanを、takirと呼ばれるバナナの葉で作られた容器に包んで売るようになりました。


1940 年代のソロでの移動屋台の人気は1950年にジョグジャカルタに広がりました

このスタイルでは椅子がないため、購入者は食べ物や飲み物を楽しむために立ってぶらぶらするかその辺に腰かける(nangkring)(nongkrong)ので、ジョグジャでangkringanと呼ばれるようになったそうです


ソロではこの文化が進化して、お店の形式になってます

開店はだいたい午後から(夕方)


ちょうどホテルの近くに有名店があった(ドライバー談)

Wedangan Gareng
16:00オープン
壁がない造りです。
まぁどこもいっぱいでしたから平日はどうかわかりませんが、21時過ぎでも満席。
座ってメニューを選ぶわけではないので、とにかく席をとることが重要とみた。

晩御飯食べた後に、チャンスがあればーと、散歩がてら見に行ったのですが、とても争奪戦に参戦できなかった。

そこから更に歩いて
Angkringan Omah Semar
14:00~オープン
ここは2階建てで、ガラス張りのエアコン付き個室もあります。
ちょっとエエ店
ジョグジャはどうかわかりませんが、ソロのアンクリンガンにはこのバナナの葉takirにおかずを包んであって、これが並んでます。

一応中身が何か書いてあるんですが、馴染みがない名前
ジャワ語の料理名だったりする。
ビュッフェみたいな感じ

Gorenganとナッツとかジャコをあげたやつとか
このお店は席の予約ができるのですが、
きっと夜の10時の予約でも、開店の2時から予約の札置いてると思う....
ご多分に漏れず満席
テーブルの間の通路でお客さんがたって待ってる。

これは座れなくても、中に入って写真撮っても大丈夫そう...ニヤリニヤリニヤリ

だから、体験はしてない!
見ただけ!

Angkringanって、

安い価格で食べ物や飲み物を提供し、お客が自由に交流できるように何時間も座っていられる喫茶店のようなー、特に下位中産階級にとって社交的な交流のための場所 ということなんですが、

人が食べ終わっても席からどかない!!笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き


他のレストランでもそうだけど、

テーブルの回転数とか、厨房のキャパ以上にテーブルがあるとか、

ソロの人って商売ッ毛がないのかしら?


食べられないだろうとわかっててここまで来たのには理由があるのだ

➡️それは次のソロ編記事に続く....


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