何年か前に一度チャレンジしたけど撃沈した博物館があります
2018年にこのカフェの近くで、博物館に行ってみたけど、そのときも事前申し込み制で粘ったけど入ることができなかった。
このときは申し込みにGoogleフォームもなく、インスタもわからなかったので申し込み方法もわからず、メールをしてもレスポンスもない(インドネシアではよくある)、電話しても繋がらないなどで断念していた。
それがインスタからDMで問い合わせしたり、Googleフォームから申請できるようになったけど、コロナ禍で対策ルールが色々変わったり、最小人数を集めないといけなかったりでなかなか申し込みまでいかなかったが、ようやく ようやく行けることになった。
Mureum di Tengah Kebun(庭園内博物館)
•土日のみ開館で、9:30~11:30と12:30~14:30の2枠
•7人以上~8人(もし人数が少ない場合は他の申し込み者と同じグループでまわる)
この人数がパンデミック中に9人までとかいろいろ変わる
•12歳以上
というルールがあります
申し込んだらガイドツアーに参加する二日前に担当のガイドからWAで連絡がきます。
直前まで行けるのかどうなるのかハラハラする
建物の入口でガイドが来るまで待機します。
もともと個人宅なので、建物内は撮影禁止
エントランスからいくつも展示物があって楽しめます。
ガイドさんは外から来る人で、この建物のスタッフが扉をあけてくれてから、館内の案内がスタート。
荷物は預ける場所があり、中にはカバンは持ち込めません。そして用意されたサンダルにはきかえます。
建物のスタッフが後ろを監督しながらついてきます。
それもそのはず、オークションで買うようなものすごい美術品、国立博物館にもないような展示品の宝庫
中の撮影ができないですが、日本の時代のふるい伝統工芸品や、エジプトなど
ヨーロッパに持ち出されてしまったインドネシアの古美術品などなどなど
収集家が大金払って売買するようなものがたくさん。
ほとんどがクリスティーズで購入したもの
ゲストルームやバスルーム、リビングにもそれぞれ展示品にゆかりがある名前がついていて、ヨーロッパのものと中国、インドネシアのものなど混ぜて部屋に置いてもすごい素敵
実際のお宅に調度品として置かれているのがまた素敵すぎる
庭もすごい広い(庭は撮影可)
建物自体は1980年頃に建てられたジャワのジョグロ建築
壁の一部はオランダ東インド会社VOC時代の魚市場のレンガが使われていたり、1984年に解体された女子刑務所で使われていた扉の蝶番など、それらを使用するために作られた部屋など興味深い
バスルームもそうだけど、屋外とか保存する環境なのか?って所にすごいものがインテリアとして素敵に展示されています。
中にはオーストラリアに所有していたアパートを2つ売って、オークションで競り落としたという石像もあります。
中が撮影できないのが残念なんですが、直接行って見る楽しみですねー
2019年に亡くなってしまいました。
自身が住んでいる間に家を公開し、結婚も養子縁組もしていない彼は財団を作り私立博物館として継続するようにしました。
集めたものは展示されているもの以上にあるそうですが、インドネシアから国外に流出したものを取り戻すことも使命と考えていたため、政府管理の博物館にしたり、収集品を政府に寄付するとまた陰で売り払われたりなくなったりするからと政府からの依頼を拒否していたそうです。
今はこの博物館には15人ほどスタッフがいて、庭の手入れや館の管理などを行っているそうです。
Museun di Tengah Kebun
庭園内博物館
土日のみ、時間枠の設定と定員が決まっています。
今はコロナ禍でルールや定員が変わるのでインスタからDMで問い合わせして、最新のGoogleフォームを教えてもらうとよいとおもいます