ペルーグラステトラ 追記 | えりっき脳内議事録(えり丸)

えりっき脳内議事録(えり丸)

Diary and memo written by a pathologist.

大須フィッシュのおっちゃんから電話があったのは、先週の今頃でしょうか。「ペルーグラステトラ(以下、ペルグラと呼ぶことにします)が入荷しそうなんだけど、どうされますか?」と。かなり前から注目していたお魚で、水槽で飼ってみたいと思っていたのですが、大手熱帯魚メーカーCHARMにも久しく入荷がありませんでした。「ひょっとすると、同時期に入荷している可能性が高いかも」と思ったのですが、顔馴染みのよしみで、3匹購入することにしました。そして、取り置きして頂いて、先週金曜日に水槽に導入しました。1匹1500円は、ちょい高いね。案の錠、CHARMに入荷があって、1匹980円だったんだよね(笑) お財布がさみしくなりました。友情購入、ばんざい(笑)

ペルグラ(学名:Phenacogaster pectinatus)は流通量が少なく、珍しいカラシン(珍カラと呼びます)です。全てがワイルド固体のようで、最初は人工餌を食べてくれませんでしたが、数日もすれば、ちゃんと餌付きました。グロウBよりも、ff num3のほうが好みなようです。同種間で若干のテリトリー意識があるようで、ときどき小競り合いがありましたが、餌の時間には愛しのラミーちゃん(ラミーノーズテトラ)まで追い回す始末です。ペンシルより気が強いかもしれませんね…。見た目の貧弱さとは裏腹に、意外と丈夫かもしれません。観察してみますと、体つきはレモンテトラやファントム系などのHyphessobrycon属に良く似ているので、『本来とても丈夫なんだけど、流通していないだけ』なのではないかと推測しています。クリスタルレインボーテトラ(CRT)より透明度が高いけど、飼育は難しくない、みたいね(笑) 御覧の通り、とっても元気にしています♪

何度も写真撮影にトライしたのですが、どうしても手ぶれしてしまうので、動画にしました(笑)


動画には、ワンラインペンシル・ペンシルフィッシュ(黒ペン)・ラミーノーズテトラ・睡眠中のゼブラオトシンが映っています。どれがどれか分かるかな?

ペルグラは半透明で涼しげな雰囲気があります。色合いとしては、トランスルーセント・グラスキャット同じかな。色味が全くないので、派手な魚がいると、見劣りしてしまうかもしれません。実際、ラミーちゃんと混泳させると、地味…というか、色味が合わないように思います。ラミーは暖色系で、ペルグラは寒色系なので。私の水草水槽は、緑系の水草のほかに赤系の水草も育成していますので、少々派手なラミーノーズが水景にマッチしていると思います。レッドファントムなんかも、水景に良く合うのかなと思いますね~~。水槽という閉空間における微妙なカラーリングが、噛み合っていないです(笑)

ま、皆かわゆいのですがね(笑)