退院days★167日目「『風立ちぬ』」 | 腎臓がんになりまして★にぼしとわたしのアラフォー闘病記(仮)

腎臓がんになりまして★にぼしとわたしのアラフォー闘病記(仮)

腎臓がんになったりもしたけどわたしは元気です( ・∇・)
別名、にぼスタブログ。

40歳で腎臓腫瘤発見、と思いきや腎臓がんだった!

2021年2月ダ・ヴィンチで左腎部分切除。

淡明細胞型腎細胞がんステージ1、現在経過観察中~。

あけましておめでとうございます!(えっ・・・いま・・?)

2022年、寅年、よろしくお願いします!

 

ということで、えりかんです。

画像はねこの「にぼし」です。

 

ブログのタイトル&紹介欄からお分かりいただけるように

わたしは2021年の2月に、腎臓がんのため、左腎の部分切除術を受けております。

このブログではしばらく、今日までの軌跡をたどっていくことになります。

 

-・-・-・-・-・-・-・-・-・

 

フレデリカ「ありがとう、あなた、わたしの人生を豊かにしてくださって」

 

-・-・-・-・-・-・-・-・-・

 

8月5日(火)

術後170日目、退院167日目

 

今回もまた。、ひさびさの更新です。
 

若干・・いやだいぶ、日が空いてしまったのは
ひとえに仕事と勉強が忙しかったから・・。
期末テストも終わり、やっとブログを再開できました。

 

さて、前回からリアル世界では1月近くたっていますが

ブログの中では1日です。笑

 

前回は、ハチさんの旅立ちでした。

 

 

そして、

その経験を経て、わたしの人生観というか治療観というか・・?に

変化がおきたのです。

 

 

人生観、死生観、治療観

 

わたしは、自分の人生の選択は自分のものだと思っています。

 

なので

大変、大変、勝手な考えではあるのですが

治療についても、自分の意思を優先させたいと思ってました。

 

すなわち

・ツライ治療はしたくない

・抗がん剤とか、特に奏効率の低いものはやりたくない(※)

・それよりも、人生を楽しんで終わりたい

・もし、この先手術が必要になっても

 あと2回くらいはやるけどもうそれ以上はしたくない・・

 (腎臓がんと一緒に発覚した胆のうポリープよ、きさまのことだ!)

 

・・・なーんて思ってました。

 

(※ここでいう抗がん剤は、所謂抗がん剤のことで

  分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬などは含んでません)

 

 

しかし、ハチさんのお葬式で
火葬場で、最後のお別れをするとき

OTTOが言ったんです。

 

「ああ、ハチ・・かわいそう

 いままでずっと一緒にいたのに

 ひとりになっちゃう」

 

と。

 

わたしの人生観・死生観のなかでは

あくまで自分が中心であり

旅立つ相手についてかわいそうと思った事はなかったので

この感想には衝撃を受けました。

 

と、同時に

わたしが死ぬということは

OTTOをひとりにしてしまうことなんだ

ということをやっと自覚したのです。

 

 

私は生きねばならない

 

さらに、このブログをはじめて

多くの方の人生を拝見しました。

 

つらい治療を耐えている方

家族のために、と頑張っている方

つらいながらも生きる楽しみを失わない方

そして、ブログではそのつらさを見せないようにしている方

 

さまざまな方の生きざまをみて

わたしはなんて傲慢で自分勝手だったんだ・・と反省した次第です。

 

そんなこんなで

わたしは自分の治療観を切り替えました。

 

わたしは生きねばらならない

(OTTOのためにも)

 

 

(タイトル回収!「生きねば」、大人のジブリですね)

(課長が飛行機の姿を見る、あのシーンは泣ける)

 

 

 

なんか勝手な思いを書いた記事でキョウシュクです。

しかしこの日は、わたしにとって大切な日になったのでした。

 

・・・つづく。

 

 

 きょうの #にぼスタブログ

『 たようせい やね 』