先日の娘の盗撮被害の発信において

 

この投稿



に対して

男児を育てるママから

「これってどうしたらいい?」

というご質問をいただきました。

 

その内容とは

 

『男の子は褒めて伸ばすって言うけど

ダメはダメって伝えなきゃ、

どんどん調子に乗って、

どこまで許されるのか試してくる気がしていて。

ダメな理由にヒントがあるような

気がするんだけどどうですか』

 

というもの。

 

その疑問へのお答えと合わせて

記事を綴っていこうと思います。

 

先日

 

「男性に対する接し方において

甘やかして持ち上げて

根拠なく褒める作戦は逆効果」

 

という内容で発信していました。

 

 

でも、多分これって世間で言われることと

真逆

ですよね?

 

男の子(夫にもその節が使われるねw)

は褒めて、おだてて、すごいすごいと

持ち上げて、育てる

 

って、よく聞きますね。

 

 

私自身は男の子を育てていないので

男の子の子育てに関してリアルな

事例を挙げることはできません。

 

が、夫との関わり

という視点と

 

パートナーシップコーチング

を行ってきた経験を踏まえての視点と

 

男性性、女性性の

それぞれが持つ本質的な力

とその素質の違い

そしてそれらを引き出す方法

という視点からお伝えさせていただくと

 

 

まず、先日のこちらの記事

 

 

で女性のレジリエンス能力について

書かせてもらっている内容とも

深く関わるのですが、

 

『女性が耐える、我慢する』

 

ということに自分の能力を注ぎ

・「我慢すべき」

・「我慢するのが普通・当たり前」

という

無意識の思い込みを持っていると

 

実は潜在意識的には

 

「我慢して耐えるような経験がしたい」

とお願い事をしていることになる。

オーダーしていることになります。

 

オーダーは女性性

叶えるのは男性性

と思ってみたください。

(これは男性が、じゃなくて男性性ね

潜在意識内のエネルギーの質 の話です

人の中にはどちらも存在します

女性→男性性と女性性が内にある)

 

ちなみに女性性と男性性

についての解説はこちらで詳しくしています。

 

・「尽くしたらアカン 日本の女性は受け取ることに罪悪感感じすぎ」

・「女性のもつ情熱は、こうして起動する」

 

 

男性性とは、女性性の願いを叶える

という役割をもっているのです。

男性性は『与える』

女性性は『受け取る』

という役割を担っている。

 

さて、となると?

自分の中の女性性が我慢を

無意識にオーダーしていると?

 

自分の身近な男性が、自分の男性性の写し鏡となり

「耐えたいんだね、

じゃあ耐えるような現実を与えます」

というような図式が出来上がるのです。

 

 

では話を戻します。

 

『どんどん調子に乗って、どこまで

許されるのか試してくる気がしていて』

について。

 

男性というのは本質的に

 

女性の笑顔が見たい

喜ぶ姿が見たい

 

という、

猛烈に純粋な存在。

 

そして、それをするために

自分の力を使いたい!

望んでいる存在

 

 

しかし、それが

「自分は女性の喜びに貢献できない」

とすねると、実はその力を

 

「奪う・搾取する」という方向性に使う

という事態を引き起こすのです。

 

 

それから、未熟な男性性というのは

 

・「女性に対する何かしらの影響を与えたい」

・「自分の力を使った結果を見たい」

というところから

 

女性の反応を試す

ということをします。

 

これが俗に言われる

小学生男児が女の子に嫌がらせや

いじわるをあえてする

というやつですね。

 

この際に大切になってくるのが

その力を使う方向性のハンドリングです。

コントロールとは違うのでご注意)

 

この質問をしてくれた

男児の子育て中のママに

お伝えさせてもらったことが

 

母親だからなんでも受け入れる

という大きな愛を示す

(というこれまでの価値観的定義)

 

という角度ではなく

 

未来の男性を育てるという角度から

母親⇔息子

という立場ではなく

女性⇔男性

という視点からの関わりで

 

息子であっても

あなたのその言動は

女性であるわたしにとって

とても不愉快です。

 

と示すこと。

 

逆に

わたしは女性として

このようにしてもらえることが

嬉しいことで幸せなこと

 

というのを示す

 

というのがハンドリングです。

(こうしなさい、あ~しなさいはコントロール)

 

このようにしてもらえると嬉しいです

このようにされると不愉快です

 

というママの自己表現を通した

相手への提案です。

招待状という言い方もできるかもしれません。

 

男の子は、女性の笑顔を見たい

女性を喜ばせたい存在

 

この素質を最大限に引き出す関わり方

とは

 

根拠なく褒めて持ち上げて煽てる

ということではなく

 

 

私は女性として

このように接してもらうことを望みます

ママはこうしてもらえると嬉しい、

ママはこうされるととても悲しい、嫌だ

 

を毅然と示したうえで

息子がそれにこたえようとしてくれた時に

 

「褒める」 ではなくて

 

純粋な喜びを表現する

 

「褒める」とは、上から下の者に対する

「ご褒美」というようなニュアンスがあります。

 

 

これはコミュニケーション心理学における

傾聴・信頼・尊重においての

『褒めるとは尊重の本質ではない

という視点からお伝えしています。

(また改めて記事にします)

 

男の子は褒められたいのではない

 

喜んでほしい

 

のだ♡



 

という視点に変えてみると

関わり方や言動が今までとは

違うものになるのではないかと思います。

 

 

これは、パートナーにおいても同じ。

 

女性自身が、自分の喜びがなんなのか?

自分が喜びを感じることはこれです

嫌なことはこれで、

それを容認するつもりはありません

なぜなら真顔

わたしは私を愛しているからです真顔キラキラ

 

それに見合わないものは

わたしの領域に

入れるにはふさわしくありません。

 

わたしの領域における

喜びのお花花束を、わたしは自分で増やせます

(自立・自分で自分を満たす・愛・尊重)

あなたはどちらの世界の住人ですか? うんち花束

 

あなたは、そのお花を摘んでいってしまう人ですか?

それとも、このお花畑の花を更に沢山

美しく咲かせようとしれくれる人ですか?

 

という視点を大切にしてみてほしい。

 

女性が無意識に無自覚に

オーダーしていることに自覚的になり

責任をもつ ということも鍵です。

 

それが「男性性に向けての方向指示」

の役割を担っているから。

 

男性性の本来もつ

素晴らしいパワーや純粋性

その純粋性に立脚した生き方に

一致することができる男性は

底知れないパワーを発揮します

 

彼らは本当にすごいのです。。。滝汗

眠った本質が花ひらくと

やばいくらい頑張れる底知れない力があるキラキラ

 

それを花咲かせられるのが実は

『女性性の純粋な喜びの願い』

だったりします。

 

そのパワーの使い方の

方向性を定めてあげるのが女性性なのです。

 

女性性はオーダー側

男性性は叶える側

 

 

褒めて持ち上げて煽てて

実は甘やかし

 

本来は

女性が自分の真に喜ぶこと

をきちんと明確に自覚したうえで

 

それを丁寧に自立的に示し

 

それに応えてもらった時に

『褒める』ではなく

 

 

純粋な喜びを表現する

 

に本質があるように

わたしは思います♡

 

 

ようは、

 

 

女性たちよ!!!

もっと、自分の喜びに素直に

嫌なことにも素直に

 

表現していこうぜ♡

 

ということです♪

 

 

男の子2人を育てるクライアントの女性の話

 

あることを学びたくて

とてもそれがやりたくて

でも数日家を空ける必要のあった時の話。

 

まだ小学生の息子さん2人が

『え?!ママ、行ってきなよ!

行きたいんでしょ?!楽しんできなよ!』

と背中を押してくれたそう。

 

そして彼女が不在中の家事を

全部2人でまわしたのだそう

2人でカレーを作って洗濯もして・・・

 

 

そして、その女性が帰宅すると

家はピカピカだったそう。

そして息子たちは

 

「ママ!!!!楽しかった!?!?!」

「ねぇねぇ!!どうだった教えて?!」

話を聞きたがったとのこと。

 

その息子さんたちは

ママの心配する顔、不安そうな顔ではなく

 

笑顔の彼女を見たかった。

彼女の笑顔に貢献したかった

のですね♡

 

そのために彼女の背中を押し

家のことで心配がないよう

帰宅してやらなくても済むよう整え

 

彼女が「嬉しそうに話すその笑顔」

見たくて待っていたのです。

 

これが男の子なんですね・・・

彼らの本質なのでしょう。

 

申し訳なさそうにされると

むしろがっかりするのが男性の本質らしいです

 

うらやましい・・・w

我が家は「self centered」

女の子4人ですぞ!w

 

いいないいな~~~

と思わず言ってしまった

素敵なエピソードでした♡