急遽熊本の天草へ行ってきました。
亡くなった叔父とは一回しか会ったことありません。
私達の結婚式にわざわざ東京まで来ていただいたきりでした。
出産、転勤等バタバタの日々が続き、旅行好きの私達(主人の)ではありますが、
結婚後丸二年経っても未だ天草の方へは足を運んでいませんでした。
いつも行きたい行きたい、とは口にしていたものの片道七時間くらいかかる~ということもあり、踏み出せなかったのです。
そんな時の急な知らせでした。
ご病気で入院されてたことも知らず。
私も主人も急な出来事にただただ驚き。。
無念の気持ちだけが膨らみました。
私は妊婦なのでお手伝いはあまり出来ないし、逆に気を使わせてしまうのでは、
という気持ちと、
縁起がよくない?という迷信的なことを親戚側がどれだけ気にするかもわからなかったので最初は主人だけ義両親と天草へ、
と思っていたのですが、
主人が家族で行きたいということで、そのようにしました。
通夜が終わった頃現地に着いて。
棺の中に眠る義叔父は思い出に残る威厳のある、体格のいい、強くて優しそうな、
そんな面影はなく、
別人のようでした。
この地域では通夜のあと、
皆で夜通し亡き人を囲み朝まで守る、のだそう。
そして朝出棺、午後に葬儀、という形でした。
私ともう一人妊婦がいて、
私達二人は朝お見送りして待機でした。
主人談だと、火葬場で、みんなたいそう泣いていたそうです。
聞くところによると、一般的にそうなんだそう。
義叔父は会社経営や様々な団体の会長等もしていて、
葬儀は大変盛大なものでした。
一ヶ月ほど前に、自身の母親の親友、となる人が亡くなりました。
まだ若く、私兄妹にも母親のように接してくださる方で、
私達家族にとって大切な存在でした。
その時は、沖縄で行われる葬儀に行かない決断をしました。
ここ数年ガンで治療していることは知っていたし、里帰りが多かった私は、よく会いに行ってたくさんお話をしていたから、
最後に会えなくても後悔はないと思ったのです。
でも今回義叔父の葬儀に参加し、溢れるように涙が出てきました。
周りの人が引くほど泣いていたと思います。
人柄が似ているところがあり、
想いが重なったのでしょうか。
今回身にしみてわかったのは、
会いたいを先延ばしにしないこと、です。
年末年始のお休み、旅行に行きがちですが、
これからはもっと家族に会いに行きたいなと思いました。
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