大切な人からの贈り物が
気に入らなかったら?
みなさんは、どうしていますか?
おはようございます。
断捨離®トレーナーのエリカです。
今日も、お目にとめてくださり、
ありがとうございます。
断捨離トレーナー講習期間中に
同じような課題が出されました。
簡単に説明すると、
娘さんがなけなしのお金をはたいて
自分に買ってくれた洋服が、
どうしても趣味に合わなくて着られない。
はっきり言って、着たくない。
けれど、贈り主の気持ちを考えると
捨てるに捨てられないというお悩み
にどう答えるか?
一度も着ていない、その服を見る度に
胸を痛めているお母様。
あなたには、似たような経験が
ありますか?
あるとしたら、どちら側の経験ですか?
贈った側?
それとも、贈られた側?
私が贈った側だった時の経験をシェアします。
ショール。スコットランド産です。
もう、今から16年以上も前になりますが、
私が1年間ロンドンに留学した時の、
母へのロンドン土産。
鮮やかな色と風合いに一目ぼれして
奮発して買いました。
私の中では、このショールを肩にさっと
かけて買物に行くマダム風の母の姿が。
そうしてほしいという期待がありました。
ところが、母は喜んで受け取ってくれた
ものの、その後、あまり使っているふう
ではありませんでした。
正直、「もっと使ってくれればいいのに・・」
と残念な思いでした。
実家のクローゼットに残されていた
このショール。
「それなら私が使うわ」と、今回、実家の
断捨離をした際に、家に持ち帰りました。
まずはひざ掛けとして
リビングで使ってみました。
使ってみて分かったこと。
モヘア70%、ウール30%のショールは
確かに、とてもあたたかい。
そして、毛がよく抜ける!
掃除機をかけ、サイクロン式のアタッチメント
にたまる埃の塊を見てビックリしました。
うー、見た目はきれいだけど、
私がもらっても毎日使うかな・・・?
その人にとっての要・適・快。
その場所での要・適・快。
スコットランド産のショールが似合うのは、
石造りの家なのかも・・・?
もしかしたら、母は、使いたいけど、
使い勝手が悪くて困っていたのかも
しれないな・・・?
グループホームにいる母に、
いまは確かめようもないのだけれど。
愛のこもった贈り物。
人にも差し上げたいし、
自分も受け取りたい。
でも、それが気に入らなかったら?
使うか使わないか、その選択権は
贈られた側にあります・・・よね?
だから、贈られた物が気に入らなくても
悩まなくていいんですよ。
自分に正直に。
そして、自分が贈った物が、たとえ
使われなくても、その自由も一緒に
相手に贈りましょう。
愛のこもった贈り物。
贈った本人が、贈った時に、
一番しあわせなのかもしれない
のですから・・・。
要・適・快。
これは物の所有者本人にしか
分からないのですから・・・。
【実家の断捨離】から、思わぬことを
学びました。
そして、アンゴラ山羊のショールは、
今、枕カバーに入って私の膝の上に
今度、素敵なカバーを
見つけてあげましょう。
今日も最後までお読みくださり、
ありがとうございます。
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