朗読における役作りは、
音の情報を大事にして、ビジュアルは大分抽象化してきたように思う。
極端に言うと、
役と自分との距離が遠かったのかもしれない。
けれど、
どうやら、
今回は、
そうもいかなそうだ。
たぶん、自分の普段やっているよりも、
だいぶん感受性を開いて、
もらってもらって、受け取っていくことをする。
今回はそういう人だ。
…しんどいだろうなぁ。
もう想像しただけでもしんどい(笑)
でもきっと、そういう役回りだ。
そんな役、そんな脚本ができることに感謝。
そんな風に思える、手練れの共演者のみなさまにも感謝。
旅人の、
それは、たぶん、私の、
生きざまになるのであろう。
ひさしぶりの本公演でございやす。