感情には鮮度があって、
新鮮なうちにおもてに出さないと、
そのまま自分の無意識の層に沈んでいってしまいそう。
と、常々思っております。
それで、
素敵と思った景色を写真に撮り、
思ったことや感じたことを言葉にする。
伝えたい相手がいたら伝える。
いなかったらいつかのネタにしようとメモしておく。
一度形にしたら、ちょっとその感情は落ち着く。
成仏させる、に、ちかいですかね。
あ、それを利用して、
感情を落ち着かせないために、出さない時もありますよ。
主にお芝居に利用。
そしてまた、
一度形にしたら、
なんどでもその風景に、感情に、
出会えるような気がしています。
少しよそゆきに磨いて、
SNSとか、作品にしておもてに出すときもあります。
ここ数日の写真を見返していて、
そういえばいいなと思って撮ったんだったという写真たちが結構たくさんあって、
スマホの小さな画面の中でみるそれらは、
自分好みに切り取られていてそれはそれで素敵な画像なんだけど、
残念ながらその瞬間何を想像したのか、は、
思い出せなかったりする。
ああもったいな。
(貧乏性)
そんなわけで、
「菅生ゼミ休講のお知らせ4期」
舞台のお稽古をしています。
作品はコメディテイスト強め、
公演はイベント色強め、
だったりするのですが、
我らがA組は、
演出の元、
しっかり丁寧にお芝居を積み上げて
人間模様を描いていく、
青春群像劇
になっていっています。
その場で生まれる新鮮な感情をすくいとって、
瑞々しくお届けできればなと思います。
そして、
やってる本人たちにとっても、
忘れられない感情
忘れたくない感情
そんな作品になれば素敵だろうなぁ、と、
学生じゃない役回りの私は思っています。
いやいや、
掃除のおばちゃんには掃除のおばちゃんなりの、
青春の仕方があるんやで。