
クリント・イーストウッドのことや、アラン・アーキン。
先日、神保町で買ってきたこの本、
読み終わってしばらく経っているが、
ここに上げるのを失念してました。。。
実に面白かった。
クリントのことは、
「ローハイド」当時から彼のゴシップ織り混ぜ、
ほとんど知っているつもりになっていたけど、
ええっ!っと驚くような情報もいっぱいだった。
実際、
彼がマカロニウエスタンに出演する経緯は、
「ローハイド」が終了して、ハリウッドで食いつなげなくなって、
という流れかと思っていたんだけど、
(「ワンハリ」でのリック・ダルトン(レオ演)と同じく)
そうじゃなくて、
「荒野の用心棒」に出演したのは、
「ローハイド」がまだオンエア中のときで、
そのシーズンオフに撮影をしたというのが本当。
クリントは、「ヨーロッパには行ったことがなかった」という理由もあって、
スペインでの撮影に臨んだという。
この頃は、
かつて人気のあった「ローハイド」も落ち目の頃で、シリーズ終焉は時間の問題、
といったところもあったが、
彼は、またワンシーズンを終えて、
「夕陽のガンマン」の撮影のため、ヨーロッパに向かっている。
ただ「荒野の用心棒」はヨーロッパでは公開されたけど、
アメリカではなかなか公開されず、
クリントがハリウッドのメインストリームに認められるまでには長い時間を要した。
「ダーティハリー」以降も、
作品を発表するごとに、興行的にはヒットしながらも、
毎回、辛口評論家から叩かれ、
ということの繰り返し。
ようやく「許されざる者」で絶賛されるに至り、
これで念願のオスカーを手にしたのだった。
しかし、彼は、主演男優賞がずっと欲しくて、
「グラントリノ」でもそれを賭けていたらしいが、
今に至るまでそれは叶っていない。
この本は、「グラントリノ」までの記録なので、「運び屋」などは書かれていないけど、
私自身は、彼の最高傑作は「運び屋」だと思っているし、
あれが、オスカーノミネートされなかったのは、本当に疑問。
やっぱり、クリントって今も、ハリウッドで爪弾きされている感が否めません。
「ハドソン川の奇跡」だって、あんなに素晴らしいのに、
作品賞候補にもならなかった。。。
ま、それはともかく、
彼の戦いの歴史が、ここにはしっかりと記録されている。
その一方で、大いに驚くのが、
彼の女性遍歴。
いやあ、すごいわ!ほんとにすごい!
糟糠の妻マギー夫人がいる間に、一体、何人の女性たちと関係を持ったのか。
マギーは、彼はそういう人間と割り切って、決して取り乱すことはせず、
静かに自分の生活を守った。
その間、彼は取り替えひっかえ、といった風情。
もちろん、外で子供も作ってます。
その凄まじさったらないです!
いやあ、これが、彼の長生きの秘訣なんだろうか。
長いこと愛人関係だったソンドラ・ロックとは、
関係が終わるようでなかなか終わらず、
だらだらと続けて、
泥沼にハマって、裁判沙汰にもなり、、
そういう合間にも、彼は精力的に映画を発表。
彼の撮影のやり方は今では有名だが、
ほぼ1テイクか2テイクで終了。
映画の撮影は1ヶ月で終わるというから、、
(99テイクも繰り返す監督もいましたっけね)
そういうことでーー
今年、93歳で、
さすがに「クライ・マッチョ」が最後かと思っていたら、
なんと!
新作が出ますって!
imdbの最新情報よ〜!
↓
法廷ドラマですかね。
ニコラス・ハモンド、キーファー・サザーランドも出るらしい。
まだ、プレプロダクションだから変更の可能性はあるけど、
これが「イーストウッド最後の映画」となるようで、
Is said to be the final film of Clint Eastwood.
と書かれてます。
完成を期待したいです!
クリント93歳の一方で、
アラン・アーキンが89歳で亡くなりましたね。
若い頃の「キャッチ22」や
「暗くなるまで待って」
この頃の個性が、
年とともに、変わっていって、
枯れた滋味が出てきて、
「リトル・ミス・サンシャイン」は、素晴らしかった!
アーキンとクリントで接点がないか、考えてみたら、
意外な接点がありでした〜!
アーキン主演の「愛すれど心さびしく」(1968)
これが、ソンドラ・ロックのデビュー作だったと思い出したわ!
↓
劇場公開では見逃しているけど、
テレビかビデオで見た記憶がおぼろげながら、あります。
味わい深い名優でした。
R.I.P.
柳沢真一さんの訃報と、「アイラブルーシー」
二日続きで訃報の記事が続きますが、、、
柳沢真一さんが亡くなったというニュース。
(しん、という字が今は違うらしいが、
私はこの字↑で親しんでいたので)
実は昨年亡くなっていたんですね。
訃報を知らせるに当たり、
どこのニュース会社でも、
「奥さまは魔女」のダーリン役を吹き替えていたことしか話題にしてない。
第一、柳沢真一、
といっても、知らない方のほうが多いわよね、今は。
(柳沢慎吾、かと思った、というコメントがあるぐらいだし)
私は、テレビ草創期の頃をよく知っているので![]()
、
彼が「アイラブルーシー」で
ルーシーの旦那様役で声優やっていたことも覚えてる。
ルーシー役は、桜京美だった(後で他の方に変わったと思う)。
NHKでオンエアされていたのは、いつからだったのか。
アメリカでは、1951年〜57年に放送されていたらしい。
ルシル・ボールと私生活でも夫だったデジー・アーネスが夫婦役で登場する、
とびっきりユカイなコメディ番組で、、
(画像、お借りしました)
アメリカのシットコムで大ヒットした最も古いシリーズじゃないかな。
舞台のような感じで、
観客は見えないけど、始終笑い声が聞こえるのが面白くて、
そのコメディ全体が、本当に良くできていて、
ひたすら楽しく見ていたと思う。
柳沢真一と桜京美の、2人の掛け合いがホントにケッサクで〜!
サイコーでした!
この2人は実生活でも夫婦なのよ、
って、母が教えてくれたのか、
当時から知っていたし。
たかだか5,6歳で、ハリウッドの俳優事情に興味を持ち始め、
早くも、映画好き、ハリウッド好きになる素地がこれで出来た、といっても過言ではない。
ついでに、この作品の後に、
「パパはなんでも知っている」
「うちのママは世界一」
「パパ大好き」
といったファミリーものがいっぱい放送されて、
これらも毎週見ることで、
アメリカへの憧れは、私の中に完全にインストールされた。
大きな家やセンスのいいインテリア、
大きな車や、プールのある庭や、
そして、男女のファッションのステキなこと!
まさに「アイラブルーシー」は、その原点だった。
柳沢真一さんの訃報で、
そんなことも懐かしく思い出した。
それと、
柳沢真一さんは、歌手としてもよくテレビに出ていて、
それも覚えている。
うちの母も彼のファンだった。
何を歌っていたかというと、
ジャズのナンバーだったと思う。
都会的で垢抜けた方だった。
あの声が好きでした。
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ベニシアさん、R.I.P
ベニシアさんが亡くなった。
本当に残念なニュースです。
ベニシアさんは、私と同い年。
英国の貴族に生まれて、
若いときにイギリスを出て、
インド経由で日本に辿り着き、
日本を永住の地と決めて、、
大原の家に初めて来たとき、
私、ここで死ぬ、思うたのね、、
て、かつて語っていましたね。
本当にその通りになってしまったけど、、
早すぎます。
かつて、ベニシアさんの映画の仕事をしたことがあり、
そのときに、ベニシアさんともお会いした。
あれが昨日のことのよう。
ブログにも上げました。
この記事にもあるけど、
講演会では、
電子レンジや携帯電話などが体に悪いこと、
散歩しないと認知症になる、
など、語っていたけど、、
2015年頃から、
目が見えにくくなり、
病院で精密検査をしたところ、
後頭葉が萎縮する進行性の病気に冒されたとのことです。
(「ベニシアと正、人生の秋に」での正さんの文より)
一時は施設にも入っていたようですが、
家に戻って、
ベニシアさんが予想していたように、
大原の家で最期を迎えられたのは、
せめてもの慰め、といえるでしょうか。
↓
家にあるベニシアさん関連の本、DVDなど。
ベニシアさんのレシピは、パーティーなどのヒントにさせてもらってました。
こういう、弾けるような笑顔、大好きだったわ〜
ご冥福をお祈りします。
「ザ・フラッシュ」
ま〜、私がこういうDC系映画、見るの、何十年ぶりか!?
よく覗いている方のブログで、
マイケル・キートンがバットマンやってる、
て、その情報だけで、
「見なきゃ!」
って飛びついたワタクシ(←軽い
)
早速、見に行きました〜!
映画館、「AIR/エア」以来か。
以下、思いっ切りネタバレっよ〜。
ご注意!![]()
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DCコミックス系の映画というか、
いわゆるアメコミ系は、
古いのしか見てなくてーー
この映画見る前に、
ネトフリでやっているジャスティスリーグとか、
ホントは予習しておくといいのかも、と思ったが、
なにせ、時間間に合わずで。
全くの知識なしで、行きましたよ〜
でも、
この映画は、
大昔を知っている方が楽しい、
という、
まさに、
昭和の「スーパーマン」「バットマン」シリーズを知る人こそ楽しめる、
という作りにもなっていたので、
話の流れが、時々、わかりにくい部分があっても、
さほど気にならずね。
とにかく嬉しいのは、
数あるバットマン役者の中でNo.1!
と私が信じて疑わない
マイケル・キートンが、
ま〜あ、アナタ、
バットマンのコスチューム着て、
アクションして!
もう涙ものよ〜!
ブルース・ウェインの邸宅内も懐かしい〜
あのバットケイブも出てくるし、
バットモービルも登場するし、
ダニー・エルフマンの大大大好き〜!な音楽まで聴けるし、
いやはや、いやはや。。。
こんなバーサンになって、
こういうかたちで、マイケルのバットマンに会えるなんて、
こんな嬉しいことはないわ!
でも、驚くことは、もっとあったわ〜!
我々が初めて見たスーパーマン
テレビ時代の
ジョージ・リーブスのスーパーマンから、
クリストファー・リーブ(思わず、落涙)
そしてーーー
ニコラス・ケイジの「幻の」スーパーマン(失笑)まで!
バットマンも、
テレビ初代のアダム・ウエストから(ここ、一瞬?なぜかわからず)
ジャスティスリーグシリーズの
ベン・アフレック(ベンアフ好きだけど、彼のこっち系映画は見たことなし)
ラストに、
サプライジングバットマンまで登場!
でも、このジョージ、
まんま、コーヒーのCMの雰囲気?
(↓これ、ネスプレッソ)
実は、彼がバットマンを演じた
「バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲」って
”史上最悪の映画”に選ばれたことがあるのよね。
わざわざその彼を出してきたって、
この裏で何が起こっていたのか知らないが
(こういうカメオの裏話とかぜひ知りたくて、
パンフレット購入しようと思ったのに、
なんと、TOHOシネマズ、売り切れで、入荷時期未定だって!)
ま、ラストにクリスチャン・ベールとかだと、
変に緊張感出ちゃうし、
そういう意味では、ジョージのノー天気な雰囲気がピッタリだったのかもね。
まあ、そんなこんなで、
ストーリーを全く紹介してませんが、
フラッシュこと、バリー・アレンが、
両親の不幸な運命を変えようと、
過去に戻るたびに、何かが変わって、
結局、何度も何度も戻るうちに、
マルチバースになっちゃって、
というお話。
特殊効果フル回転のアクションスペクタクルが長すぎて、
大体、こういう系アクションが苦手な私は、
そこは、つまらなくって、寝落ち寸前。
やっぱり、年のせいね、
追いつけません。![]()
![]()
主演のエズラ・ミラーって、
昔、出始めの頃は、
ミステリアスな美少年だなあって思ったことがあるが、
彼の出演作、見てるのに、
全く記憶にない。
「ウォールフラワー」も
「ファンタスティックビースト」も、、
なんでかしら、全然惹かれなかったからかな。
色々と調べたら、
相当にヤバイ子なの?
これも、公開が危ぶまれたほどだったのね。
今後は、どうするんだろう。
(imdb見てみたが、出演予定作は、何も書かれてない)
あとですね、
エンドクレジットが出ても、
誰も立ちません。
これは、さては、クレジットの後に、また一芝居あるのか?
みんな、それを知ってて立たないんだな?
て思っていたら、
果たしてその通り!
しかし、それにしても、
マイケル・キートンは、いい役者になったわ。
こうやって嬉々として
昔とった杵柄じゃないけど、
バットマンを演じられるのも、
今や大物俳優になった彼ならではの余裕の表れよね。
しかもーーー
彼の最新作は「ビートルジュース2」!![]()
ティム・バートン監督よ〜!
なんと、ウィノナ・ライダーまで出てくるらしいですよ〜!
来年、公開予定だそうよ〜!
ジュリー、輝きのとき。追記あります。
BSTBSでオンエアしてた
「沢田研二華麗なる世界」
録画して、
昨日、見ましたよ〜
すごかったわ〜
あの頃を思い出して、
気持ちが蘇ってきて、
興奮で盛り上がってきた。
ジュリーって、本当に素晴らしい!
私、この世代、ドンピシャなんで、
来生たかお、も好きだったけど、
やっぱり、
ジュリーは、特別ですね〜
美しさ、色っぽさ、
大人の男の色気を纏いながら、
少年ぽいチャーミングさもあって、
もう、比べるものがいない、
スーパースターだったということがわかる。
それと、これ見て、
そうだった、
「ザ・ベストテン」という番組、
こんなに面白かったんだあ〜
って、思い出したわ。
ハイ、毎週、見てましたよ。
黒柳徹子と久米宏のかけあいの楽しさ、といったらなかった。
その楽しい場面がいっぱい出てきたので、
これも、実に貴重。
こうやって、毎週、ベストテンが発表されたの!
これが、ワクワクする楽しさだった!
しかしーー
当時のTVコードって、。
あったのかしら。
これでは、タバコ吸ってる。
今だったら、考えられない?
(タバコで思い出したけど、
かつては、シナトラとかディーン・マーティンとか、
みんな、タバコ吸いながら歌ったりしてたわね)
この「カサブランカダンディ」
歌詞に出てくる「ボギー」、
今じゃ知らない方も多いわよね。
映画「カサブランカ」と、主演のボガートへのオマージュね。
”ボギー、ボギー〜、あんたの時代はよかった〜”
”男がピカピカの気障でいられた〜”
(作詞 阿久悠)
歌詞も、粋だったわ〜
あと、これ。
これ、絶対、
↓ここからインスパイアされてるよね。
「愛の嵐」のシャーロット・ランプリング。
こちらは、あのマークにそっくり?
ちょっと調べたら、やっぱり当時も問題になったらしい。
で、タイトルでわかるけど、
これも、映画の影響モロ。
アラン・ドロン主演「サムライ」から影響受けてるらしいですね。
この歌詞が、とにかく、素晴らしい!
”片手にピストル、心に花束〜”
”唇に火の酒、背中に人生を”
(作詞 阿久悠)
そのピストルは、こっちで持ってます。
70年代、80年代のテレビ史をあらためて眺めることができたのも、
面白かった。
規制が緩くて、なんでもできて、
セットも凝ってて、お金かかってた、
イイ時代だった。
「それにしてもビックリしたのは、
あんなにハンサムだったんだ〜」
ホントよ〜
あんなにキレイだった人が、、、、
(現在の写真は、貼りません)
ちなみに、ジュリーに関する本も出ましたね。
買います!
追記。
忘れてた、カコ記事、貼ります。
シローは、2020年に亡くなってます。
こうやって思い出すと、
本当に私の青春だった、って思う。
ジュリー、輝きのとき、
は、そのまま、
私たちにとっても、
輝きのとき、だったのよね〜
































