テーさんのスミレカフェー -16ページ目

テーさんのスミレカフェー

面白いことが大好きで悪いことは許せない
さういふひとに私はなりたひ

先日、二十数年ぶりに我が家に戻って来た愚母ですが。


さっそく新生活をエンジョイしておられます。


普通もう少し時間を掛けて馴染むもんだと思いますが、その辺は全然平気だそうで。


多分アマゾンとかの奥地でも大丈夫だと思われます。



まあそれは良いんですが、困った事もありまして。

何せ物事に悩まないタイプの人なので、当然日々の食材にも悩まないんですよね。


今までは僕が一家の食材調達係だったので、結構自由が利いたのですが。


こないだの日曜に、一緒に買物に出た時も困りました。



愚母「息子や今夜は鍋にシイタケ入れよう。」

テー「おおこれは肉厚も十分、色ツヤも申し分無し・・・・・・駄目


愚母「サンマ焼こうぜ。」

テー「うむ、眼が濁ってないのは新鮮な証。さすがは「国産」サンマ・・・・・・不許可


愚母「クリ御飯でも食べたいねえ。」

テー「同感ですが却下で


愚母「秋の味覚全滅じゃん。」

テー「良い所に気付かれますな母上。」



眼を離すと、値段優先で何でもカゴに入れたがるので心臓に悪い。


いや別に僕だって、福島や東北の食材が全品放射性物質に汚染されてて食べたら即死するとか、

当たり前ですがそんな事は思ってません。


還暦過ぎた母親が手づからこしらえてくれる料理なら、多少のリスクがあっても食べますよ。

僕の場合はね。


でも。

ベクレル表示もされない現状では、避けられるリスクは避けるべきなので。


母には酷ですが、無慈悲にいかせてもらいました。



たいがい残虐な息子ですが。

思えば母は今まで全く食事に警戒せず、何でも食べてたって事ですからね。


人の母親にリスク背負わせて、責任も取らない人間がいる事にまず腹が立ちますわ。



ところで今日出た厚労省の検査結果を見ますと


食品中の放射性物質の検査結果について(第500報)

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002m6o6-att/2r9852000002m6rx.pdf

No.64:岩手県産ハツタケ(Cs:3,000 Bq/kg)
No.65:岩手県産コウタケ(Cs:110 Bq/kg)
No.68:岩手県産原木ナメコ(Cs:150 Bq/kg)
No.229:宮城県産ナラタケ(Cs:620 Bq/kg)
No.586:宮城県産牛肉(Cs:150 Bq/kg)


当分は無慈悲モードを続ける。決定。



日本中の多くの家族と同じく、そんな懊悩を抱えてる息子の横で愚母はと言えば

タバコ吸いながら美味そうにドクダミ茶を啜ってましたが。


無理やり飲まされましたが糞マズかったです。


しかも強烈な利尿効果があるらしく、夜中に何度もトイレに起きる羽目に。


親子とは何なのでしょうか。






























という訳で、ここ数日報道をチェックする余裕が無かったんですが。


一応気になるニュースだけ。


復興予算の使途調査へ 政府、「便乗」批判に対応 (日経)

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1001X_Q2A011C1EE8000/


震災復興予算19兆円の使途に、被災地と直接関係無い内容が含まれている問題。

政府による見直しが始まりました。


『妥当でない事業は2013年度予算編成で見直す。復興予算の「便乗」問題と追及する構えの

 野党の批判をかわす狙いもあり、今年度予算の執行停止も視野に厳しく精査する。』


これは当然「執行停止」なければ、誰も納得しないでしょうね。


「2013年度の予算編成で見直す」とは、まさか

「2013年度はちゃんとやります」という意味では無いと思いますが。


まさかそんな誰も納得しないのが判り切ってる事を言う筈がありませんが。


とりあえず心の片隅に置いておくとしましょうか。斜め上の人達だし。



あと大阪市のセシウム実験の件。


セシウム採取装置「有効」 大阪市、震災がれき受け入れで実験 (産経)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121011-00000137-san-soci

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ガレキ焼却に伴う排ガスの安全検査の結果、「問題無し」と。


『実験では、放射性セシウムと特徴が近い塩化セシウムを電気炉で燃やし、気化させた状態で採取装置へ導入。

 粒子状のセシウムを濾過(ろか)した後、濾紙を透過したガス状のセシウムを3本のガラスびんに入った

 蒸留水に順番にくぐらせた。その後、濾紙と蒸留水で吸着・吸収したセシウム量を検査器で調べ、濾紙の

 段階でほぼすべてのセシウムを吸着していたことを確認した。』


しかし問題は、実験に用いられたのが「塩化セシウム」である点。


10/9 「大阪市のラボ実験について」 京都大学大学院 河野益近先生 

(子どもたちを放射能から守る・八尾の会)

http://savechildyao.blog.fc2.com/blog-entry-148.html


問題点を簡略化すると、以下の形になります。


●実際の焼却では、排ガスを200℃まで冷却してバグフィルターを通す。

 (冷却によって固化するのでフィルターで吸着可能、という理屈)


●しかし塩化セシウム以外の放射性セシウムの化合物は、沸点671℃・融点28℃

 よって200℃では霧状となり、フィルター及び排ガス測定用試料採取を

 通り抜けてしまう。


●一方今回の実験で用いられた塩化セシウムは沸点1295℃・融点645℃

 よって200℃で確実に固化しフィルターで吸着可能。

 


つまり、

「塩化セシウム」のみによる実験では何も安全性の証明にならない。


ニュースを毎日チェックしないと、こういう事を見逃してしまいます。


痛恨ですね。今急いでPDFを読んでます。


大阪市はこの実験結果を受けて、11月から試験焼却する予定です。







神戸で一人暮らしをしてた母が、このたび我が家に戻って来る事になりまして。


とりあえず一人分のスペースを確保しないといけませんので、

亡き祖父母が使っていた部屋を空ける事に。


なのですが、これが死ぬ程大変なのです(・∀・)/


収納の鬼だった祖母と、大工仕事の鬼だった祖父がコツコツ要塞化した部屋ですので、

どうやればこの狭い部屋に、と言う位に大量の荷物が。


●用途が判らない大量の大型工具類。

●大量の農薬とシンナー。

●一升瓶に入った灯油。


●大型衣装ケース18箱分に及ぶ衣類。ちなみに衣装ケースは鉄製。

●さらにそのケースを収めるべく、頑丈な鉄骨を組んだ祖父入魂のラック。



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いや無理!! 絶対無理!!



それでも「然るべく処理せよ」との指令なのですが。

上記はごく一部ですからね。


他にも例えば、


が数百本。

●何十年漬かってるか不明な梅酒


等の、ささいな小物類もあるので。



まあでも、家族が一緒に暮らす為ですからね。

頑張ろうっと(T_T)


うん、頑張りますよ。


たとえ先程、


一そろいの編み棒と思って何気なく袋から取り出したら

両足から全裸のリカちゃんが出て来て気絶しかけようとも。


たぶん従姉妹が子供の頃の物だと思いますが、

本気で悲鳴あげましたし。























場所は原発から30km圏内の、福島県川内村


両陛下が福島・川内村に、除染作業視察 (MBS)

http://www.mbs.jp/news/jnn_5155509_zen.shtml


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天皇・皇后両陛下は川内村の除染作業を御視察され、作業員をねぎらわれた。

また、仮設住宅に暮らす被災者を見舞われ、一人一人に励ましの声を掛けられた。


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普段着で。


・・・いや、そりゃ陛下はそうおっしゃるでしょうよ。


両陛下、福島の除染現場を初視察 仮設住宅もお見舞い (朝日)

http://www.asahi.com/national/update/1013/TKY201210130343.html


一番詳しく書いてる朝日の記事によれば、

『天皇陛下はジャンパー姿。「付近の放射能レベルは問題ない」として防護服は着なかった。』


きっと陛下ご自身が望まれたんでしょう。

だって、被災地の住民はマスクも何も無く普段着で暮らしてるもの。


だからこれは、宮内庁の職員が辞職覚悟でお止めすべき場面でした。

例え陛下の御機嫌を損ねても、フル装備をお願いする奴はいなかったんでしょうか。


今年2月に、川内村のミミズから2万ベクレル/kgのセシウムが検出された

一件がありました。


「広がる恐れあり」 ミミズからセシウム検出 (NAVERまとめ)

http://matome.naver.jp/odai/2132851547657854601


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川内村は他の30km圏内地域より比較的空間線量が低い、と皆さんおっしゃる。


でも土壌汚染は?


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10万~30万ベクレル/㎡


それはミミズから2万ベクレルくらい出ますよ。


で、この地域で除染を行う訳ですね。

除染を行う必要があるのは「危険だから」という事は言うまでも無いですが。


両陛下が除染作業視察 福島・川内村、原発から25キロ (東京新聞)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012101301001732.html


『ジャンパー姿の天皇陛下は洗浄の水しぶきが舞う中、民家のそばまで近寄り、

 村の担当者に熱心に質問を重ねた。』


本ッ当~に!!

お止めする奴はいなかったのか?


別に陛下がフル装備で来られても、誰か文句を言う人っています?

枝野や岡田とは違いますから。


陛下の御身に万々が一の事があれば、とは思わないんでしょうか。



それとも陛下がフル装備だと、何か困る事でも?


まさか無いとは思うけど、もし髪の毛の先程でもそんな気持ちがあったなら。


・・・それがどういう事を意味するかは、皆さんお判りの筈。






先ほど夕食作ってますと、テレビでマスゲームやってました(・ω・)


集団行動3時間スペシャル (テレビ朝日)

http://www.tv-asahi.co.jp/shudankodo/


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先に言っておけば、番組に出てた指導者の方々は立派な人物だと思います。多分。

生徒さん達からも信頼されておられたようですしね。


まあでも気持ち悪い映像でした。


まず競技(ですよね?大会あるんだから)の名前に

「集団行動」という言葉を持ってくる感覚が気持ち悪さMAXです。

抽象名詞を固有名詞に使いますか。


素直に「マスゲーム」でよろしいかと。


この日本版マスゲームですが、試しにぐぐると絶賛の嵐。うわ気持ち悪い。

指導の手引きまで転がってました。


集団行動指導の手引き (愛知県教育委員会)

http://www.pref.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000007/7338/syuudankoudousidoutebiki31.pdf


うわあキモい。


一糸乱れぬ動作の為の諸注意がビッシリ。


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愛知県の先生方は一度、ミシェル・フーコーの『監獄の誕生』を読まれた方が良いかと。


ところでこの「手引き」の前書きを見ると、

どうやらマスゲームには防災上の目的もあるそうです。


『特に最近では、地震等の自然災害や不審者の校内侵入等、緊急避難を要する場面も予想され、

集団行動の重要性がより一層増してきていると言えます。』


ここで言う「集団行動」が、抽象名詞なのか固有名詞なのか判らなくなりますね。

こういう所が気持ち悪いんですよ。


何にせよ罪深いウソですね。


宮城県石巻市立大川小学校の子供達は、

「集団行動」を守ったが為に8割が亡くなりました。


岩手県釜石市立釜石東中学校の生徒達は、

「津波てんでんこ」の教えを守り、ほとんどが無事でした。



別に一生懸命練習する事が悪いなんて言いませんが。

こういう事実を省みると、手放しでの「集団行動」賛美には憎悪に近い感情すら沸きます。


一糸乱れぬ隊列は、時に全員を殺しますから。


こんなマスゲームでしか社会性を育めないという事の方が、社会としてよっぽど問題なんですが。


そっちはスルーですかね。





★追加


動画:本家のマスゲーム

http://www.youtube.com/watch?v=5VKDA3vLprg&feature=related


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見事な人力アニメーション。


こうやって「絆」が育まれるんですねえ。