という訳で、ここ数日報道をチェックする余裕が無かったんですが。
一応気になるニュースだけ。
復興予算の使途調査へ 政府、「便乗」批判に対応 (日経)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1001X_Q2A011C1EE8000/
震災復興予算19兆円の使途に、被災地と直接関係無い内容が含まれている問題。
政府による見直しが始まりました。
『妥当でない事業は2013年度予算編成で見直す。復興予算の「便乗」問題と追及する構えの
野党の批判をかわす狙いもあり、今年度予算の執行停止も視野に厳しく精査する。』
これは当然「執行停止」でなければ、誰も納得しないでしょうね。
「2013年度の予算編成で見直す」とは、まさか
「2013年度はちゃんとやります」という意味では無いと思いますが。
まさかそんな誰も納得しないのが判り切ってる事を言う筈がありませんが。
とりあえず心の片隅に置いておくとしましょうか。斜め上の人達だし。
あと大阪市のセシウム実験の件。
セシウム採取装置「有効」 大阪市、震災がれき受け入れで実験 (産経)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121011-00000137-san-soci
ガレキ焼却に伴う排ガスの安全検査の結果、「問題無し」と。
『実験では、放射性セシウムと特徴が近い塩化セシウムを電気炉で燃やし、気化させた状態で採取装置へ導入。
粒子状のセシウムを濾過(ろか)した後、濾紙を透過したガス状のセシウムを3本のガラスびんに入った
蒸留水に順番にくぐらせた。その後、濾紙と蒸留水で吸着・吸収したセシウム量を検査器で調べ、濾紙の
段階でほぼすべてのセシウムを吸着していたことを確認した。』
しかし問題は、実験に用いられたのが「塩化セシウム」である点。
10/9 「大阪市のラボ実験について」 京都大学大学院 河野益近先生
(子どもたちを放射能から守る・八尾の会)
http://savechildyao.blog.fc2.com/blog-entry-148.html
問題点を簡略化すると、以下の形になります。
●実際の焼却では、排ガスを200℃まで冷却してバグフィルターを通す。
(冷却によって固化するのでフィルターで吸着可能、という理屈)
●しかし塩化セシウム以外の放射性セシウムの化合物は、沸点671℃・融点28℃
よって200℃では霧状となり、フィルター及び排ガス測定用試料採取を
通り抜けてしまう。
●一方今回の実験で用いられた塩化セシウムは沸点1295℃・融点645℃
よって200℃で確実に固化しフィルターで吸着可能。
つまり、
「塩化セシウム」のみによる実験では何も安全性の証明にならない。
ニュースを毎日チェックしないと、こういう事を見逃してしまいます。
痛恨ですね。今急いでPDFを読んでます。
大阪市はこの実験結果を受けて、11月から試験焼却する予定です。
