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鼻息の荒いEriBullのブログ

常夏マレーシアから熱い鼻息と写真を贈ります

先日、私が通っているガラス教室の先生の、絵の個展へいってきました。


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この先生と出会うきっかけは、去年日本にいるステンドグラス職人の友人が私のところへ遊びにきたとき、滞在2日目の晩にマレー人で唯一の男友達を誘ってジャズを聴きにいったところから始りました。そのジャズバーがあるモールの4階にガラス職人のショップがあるよ、と男友達が教えてくれたのです。
後日、そのお店を覗いてみるとショップの店員が、ガラスに興味があるならここのオーナーRajaがワークショップを開いているから行ってご覧、と名刺を差し出してくれました。

そして訪れた邸宅は立派な芸術家のお住まいといった、お部屋からお庭までガラス作品、絵画、石膏、針金アートで四方八方埋め尽くされていて、友人と「うわーーーー凄いね」と感嘆していたところに、ランチから戻ってきたRaja先生と娘さん、そして彼女の赤ん坊とお会いできたのです。

そう、先生(お父さん)とスレンダーで美人なお嬢さん、そして目のクリっとした可愛らしい男の子。
お嬢さんは神田うののツンとしたところを削って優しい表情に変えた感じ。
先生も自慢のお嬢さんなんだろうなーと思い口にしようとした時、

「私の妻と息子です」

驚きをなんとか殺して「very nice to meet you」
(これが第二婦人っていうものなんだ~)

イスラム教では妻を公平に扱えるのであれば、4人まで奥さんをもらえるのです。
本来はムスリムと十字軍の戦いで、多くの男性兵士が死に、寡婦を救うためなら何人でも妻として迎え救済しなさいという教えがあったそうですが、今ではそんな意味は大過去のものでしょう。
マレーシアでの有名な話、どこぞの州の王様(70歳くらい)が女子高へ訪問したとき、ある女子生徒に一目ぼれして奥さんにしてしまったそうです。
公平に扱えれば4人まで妻を迎えられると言っても、現実では平民に何人もの妻と子供を養う金銭的余裕などないので、妻は一人としていることが多いようです。

話を元に戻して、このRaja先生というのは『芸術は爆発だ~』の、ぶっとび系。なんと言っても、元気で明るい、ソフトタッチも多い、ラテンのノリ。一緒にいて気分が明るくなる、妻になりたいと思わないけれど大好きな人種です。ステンドグラスの職人も英語は話せなくとも、先生と阿吽の呼吸で盛り上がって、二人ともおおはしゃぎ。芸術家の共通言語とは感性に溢れた笑いとソフトタッチで会話の90%が成立します。

先生はオーストラリアでFine Artを学んだのち、ガラス職人となり、オーストラリアでもショップを出したりワークショップを開いたりと15年くらいは勢力的に活動されていたようです。
年を重ねた後、スローライフとマレーシアに戻り、ワークショップを開き、そこに生徒してやってきた美人でスレンダーな彼女と第二の人生。あ~なんて素敵、と世の大半の中高年男性は思うでしょう。でも、なんて言っても、それら全てにはお金が掛るのです。

先生と出会って1ヵ月後、マレーシアのあるフリー雑誌をパラパラとめくっていると、マレーシアにおける名前と称号というページが目にとまりました。
それによると、
『Raja といった称号は王族に関わる特定の家系の出自であることを示しています』

先生は王族出身でした。

今回の個展にも、カラー印刷の立派なパンフレットを制作して、先生のショップがある一等地のショッピングモールの周りにはノボリまでたててある。やることが個人レベルじゃない。
個展の初日に行ってみると、既に絵3枚はSold out。

主人が
「君の絵はいつ高値で売れるようになるの?売れるようになったら、さっさと会社辞めたいんだけれど・・・・辞めて君のマネージャーになってスペインに住みたいな~」

夢は大きく、夢だから大きくのびのびと発想、妄想、空想、思想を広げましょう。


次回はジャズを一緒に聴きに行った、唯一のマレー人の男友達と、Raja先生の教室で知り合ったダンディーなオジサマとの 「It's such a small world!」のお話です。


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今回はマレーシアの娯楽についてご案内いたしましょう。

日本では金曜日といえば、花金

イスラム教では礼拝の金曜日

ヒンズー教では踊りの金曜日
というのは嘘ですが、またまた行ってきましたインドディスコというものへ。

ちょっとディスコって・・・・マレーシアだってクラブって呼ぶでしょう、この時代。とお思いの方も多いでしょうが、21世紀だろうがそこは正真正銘ディスコなのです。
百聞は一見に如かず、写真で見てもらえば早いのですが、残念ながら撮影禁止。
ディスコ世代ではない私の説明でどこまで想像して頂けるか分からないけれど、ご説明しましょう。

まずホール中央にステージがあります。
ステージ正面にはバンド、その周りにVIP席が用意されてます。
この日は予約していかなかったので、普通席に通されましたが、インドディスコ通の友人がRM10 (約300円)を係りのお兄さんに握らせてVIP席へ!!(何の変哲もない、ただの椅子とテープル)
生バンドの演奏は男女交代でインドの歌謡曲を熱唱。
甲高い声と重低音が絡み合ってナントも表現しようのない、場末のパブ。
と、ここまではカラオケバーなのですが
ここからがディスコ。ミラーボールの光る、ディスコ。

本気です、コントじゃありません。

決して格好つけているわけでもありません。

ただのパフォーマンスでもありません。

それは日常的な踊りなのです。

コミュニケーションなのです。

私のグループ以外は皆インド人。

だから笑うことは許されません。

ステージで熱唱しながら華麗な踊りを見せてくれるインド人のジェームスブラウン音譜
サタデーナイト・フィーバー、彼らにとってはエブリーナイト・フィーバー。
白のベルボトムパンツを履いた彼は髪をオーバーリアクションで掻き分け、そしてVIPに握手をと手を差し出してくる。気分はまるでボリウッドスタードキドキ

衝撃的というか、カルチャーショックというか、最高の娯楽です!!


踊る時はステージでインド人の汗にもみくちゃにされながら真剣に踊り狂いますが、時としてインド人であるのにノリの悪い日があります。それでも踊りたい日本人達はステージにあがって踊るのですが、ふとステージの外に目をやると、何十人もの黒いインド人がギョロっとした目を輝かせ、物珍しそうに私たちをじーーーっと見ている様子には思わずぞっとします。


そういえば友人から聞いた話、インドでCM撮影を行う時は事前に「踊り禁止」、と伝えておかないと勝手に踊りはじめるそうです。

仕事で関わる上では何かと問題の多いインド人。
言葉で通じない時は、踊りで意思疎通をはかってみるとよいかもしれませんね。
マレーシアは残念なことに、タイ、インドネシアなどの近隣国や、中東のイスラム圏に比べて芸術面ではどうもイマイチな国です。どの美術館、博物館、歴史資料館(←こんなとこあったっけ?)に入っても、常に貸切状態。つまりは客がいないと言うこと。
日本へ一時帰国した際、国立新美術館へ平日のお昼フラ~っと行ってみると、平日にも関わらず入場チケットを求める客の列に「うわっ外国みたい!」と訳の分からないことを口にします。

そんな芸術にはうとい国でも、よーーく探してみれば、あちこちで活発に芸術活動が行われているのです。
例えば、最近行ったのはイラン人とマレー人の画家達による展覧会。ここマレーシアでは、10万人のイラン人が暮らしています。(日本人は約1万人) 
ですから、数多くのアーティストが地味にですが活動しているのです。しかし、先ほども申し上げたように、よーーーーーーく探さなければいけません。なにを?会場をです。

ストリートの番号は1から順に並んでいても、突然飛びます。なので車から降りて歩いて、この辺りが怪しいぞと思った場所で一軒一軒しらみつぶしにお店を覗いていきましょう。そうすると、展覧会ポスターが雑居ビルの壁にペラっと求人広告のように貼ってあるのがわかります。なにも会場は1階とは限りません。今回は雑居ビルの4階にありました。2階は幼稚園です。子供がわんさか出てきますが、一言「こんにちは」と挨拶をして怪しい大人ではないことをアピールします。ビルの4階まで、もちろん階段で上がります。そこで開場時間内に行ったからと言っても、必ずしもすんなり入れると勘違いしないでください。客がいなければ、スタッフは鍵をしめてお茶をしに外出しています。イラッときてはいけません。暑さが増すばかりなので、水筒の水を一口飲んで、携帯を取り出し、責任者へ電話をかけてみましょう。
ほーーーら、通じた。

「お客さん?5分で行くからまってて」

ご足労おかけいたします目


会場兼アトリエで活動するオーナーアーティスト
Asghar Yaghoubi氏
↑フランス語を真似て発音してみましょう


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当て逃げされました。

午前中、友人とランチへいくのに家の近所を走行中、左折をしようと車のスピードを落としてウィンカーを出しゆっくりと曲がったところ、左側から私 の車を抜かそうとスピードを出して走ってきたバイクと衝突。衝突といっても、私がかなりスピードを落としていたので、バイクがガンガンと車のボディに当 たって停止。工事現場の前だったので、現場の人もやってきて車を見てみると、凹んでるし傷も・・・・で、突っ込んできた奴を見てみるとニタニタ笑ってる。 事故った相手がやくざでも最悪だけれど、こういう奴も最悪。ヘルメットは被らない、免許も持っているのか怪しい、交通ルールなんて???なような、その日 暮らし系のおっさん。
事故現場の真隣が警察だったので、後ろの通行を止めておくわけにもいかなく、一度車を動かそうと思い、奴もバイクを動かそうと見せかけ逃走。工 事現場の人も「オイ!!!」と言ったものの、さーーーーーーーーーと走りる。でも、性能の良いバイクじゃないのでスピードが出なくしっかりナンバーは抑え ることができた。が、見たからに保険なんて入っている様子じゃない。おそらくミャンマーとかインドネシア辺りから出稼ぎにきた人だろう。
逃げられたのは悔しいけれど、ここに住んで運転していて常に思うことだが、いつバイクに当て逃げされてもおかしくない国なんだよ。信号無視に 逆走、スピード違反、歩行者通路だってお構いなしに走るから、バイクで倒れている人がいても本当はこんなこと言ってはいけないんだけれど、ハエが潰れたく らいにしか思えないんだよね。
自ら命落としに行くようなスタントマン的な走りだから、他人を巻き込まなければご自由にお行きください。

本題はここから。
凹んだのは交通事故に遭ったという事実と、車が凹んだということなんだけれど、更に追い討ちをかける様に凹んだのは、その事故現場の隣にある交番での出来事。
駐在じゃなかったらやっぱりこの国には住みたくない!!!!と改めて強く感じた日でした。

死んでんだよ。交番を入ると目も脳みそもいっちゃったような人が4人、空気の淀んだ中でポーーーーーと座っている。まるで人口150人くらいの小さな小さな水道も電気も通っているのか分からない島に流れ着いた気分になったくらい、絶望的な気分に貶められた。
対応してくれた若い警官に事故の詳細を伝えると、ちぃーーーちゃな頼りない声で「交通事故ね~、ここは犯罪しか扱ってなくて~、チャイナタウンにある警察へいってくれる?」
「そこの住所を教えてください」と大きな声で聞くと
「えーーーーーと、住所ねーーーー、んーーーーーー、チャイナタウンなんだけどぉ」
と私の住んでいるモントキアラという場所からチャイナタウンまでの道のコピーを渡された。
「チャイナタウンがどこにあるかは分かります。そのチャイナタウンの中のどこに警察があるのか知りたいんです!」

その男性警官の隣で女性警官はパソコンゲームに没頭中山羊座

「分かりました、場所はもういいです。何を揃えて持っていけばよいのですか?」
更に高度な質問をしてしまったらしく、他の3人は聞いて聞こえないふり。
質問された気の毒な若い男性警官といったら、あたふたあたふた、電話をかけてみたり、隣の部屋へ行ってみたり、コンピューター開いてみたり、てんやわんや。
ふとゲームに夢中な女性警官の制服に目をやってみると、弾丸6発を装着している。
(この人達が扱うという犯罪が起きたとき、一体何ができるんだろうか?これって弾丸型チョコレートじゃないよね?焦った時に気持ちを落ち着けさせるためのアロマ入りチョコ)

事故にあったことより、自分が住んでいる地区の警官がこんな様であることにショックを受けていると、女性警官がゲームに飽きたのか私の質問に答え ようと何かをコンピューター上で探している。でも、彼女のコンピューターじゃなかったみたいで、別のコンピューターをガチャガチャいじっていると一枚の紙 がプリントアウトされて出てきた。

あるじゃん!交通事故の報告書!やればできるじゃん!!おめでとう富士山
ゲームもできるけれど、仕事もできるのね。さすがだわ!!!

報告書に事故の詳細を示す欄が10行くらいあって、警官が代わりに書こうとしたけれど、もぅ自分で書きました。彼が書いたら詳細じゃなくて、「衝突」と単語で片付けられそうでね。
明朝、この報告書をチャイナタウンへ持っていくんだけれど、もぅ何も期待してないよ。
オッサンも支払えないだろうし(その前に不法就労の可能性も高いし)第一警察がこれじゃーね。

そうそう、最後にその若い警官が私に聞いてきたの。
「バイクに乗っていた人怒ってなかった?」って。
反逆してくるのかしら?
大丈夫だよ、奴はにやけてたから。

ランチを一緒にした友人から聞いた話、彼女の知り合いが交通事故を起こしてその交番へ行ったら
「しぃぃぃーーーーーーテレビ聞こえないから」って言われたんだって。
よかった~、お昼前だったから面白い番組はやっていなかったんだろうね。
昼ドラ放送中だったら報告書どころか門前払いを受けるところだったわあせあせ

カンガルーバンパーじゃないけれど、車体の周りに高圧電流を流せるバイク避けがオプションであったらいいのになぁ~。
親切な方からは「海外生活が長いからね~」と言っていただけるが、本心はおバカな人ね、と思われているだろう。
マレーシアに来てから、思い出に残るいいまつがえ。

第3位

私 「最近、ゴルフのために家で背筋トレしているんだ~」
Y子「へぇ~どんな?」
私 「ソファーの脚に舌を突っ込んでやってるの」
Y子「え・・・なんかすっごいことになんってんで、それ・・・絵に描いたらグロいで」
私 「あ、間違えた。ソファーの下に足突っ込んでるの間違えね足


第2位

私 「えーーーーと、民主党の党首、名前なんだっけ?」
M子「あーーーー、何だっけ。出てこない」
私 「あ!カモヤマさんだ!」
M子「えーなんか違うよ。山じゃないよ。」
私 「カモ田?カモ川?カモ岸?」
Y子「・・・・・ハトヤマさんでしょ・・・・・・」
私、M子「おしい!!じゃなくてだったね双子座

第1位

私 「Oさん(旦那の会社のボスの奥さん)、ヨガ教室に新しいクラスができたんですよ! Oさんにお勧めだと思います!!」
Oさん 「どんなクラス?」
私 「背中の筋肉を鍛えてスラッと見せる、その名も『蘇り美人です!!!」
Y子「あかんでーそのクラス。めっちゃ怖いで!!」
私 「あっ・・・すみません、『見返り美人』の間違えでした・・・・あせあせ(飛び散る汗)

自分でも痛いと思うよ、辛いよ、そして時には悲しいんだよ。