ヘミシンクの死後世界観や、前世療法や臨死体験から分かることは、
「私たちは死んでも変わらない」ということです。
私が「亡霊過去生」で感じたことは、
「死んだ人も同じ人間なんだな」ということです。
よく「死後の世界」や「過去生」に「怖い」というイメージを持つ方がいます。
「死」とは最も大きい禁忌(タブー)を感じる人は多いようです。
不気味だったり、禍々しかったり。
私たちが無意識に作り上げている「死者」のイメージは、
ホラー映画のゾンビみたいなものでしょうか。
血まみれだったり、体が腐っていたり、目玉が飛び出したり。
それじゃあ怖いですよね(^^;
でも私が思うに、魂に形はないんですから。
ゾンビはあくまで脱ぎ捨てた肉体、「死体」であって、
「本体=魂」は生きている時と変わらないのではないでしょうか。
亡霊、未成仏霊、地縛霊、どんな呼び名であっても、
それはかつて肉体を持って生きた私たちと同じ存在なんだということ。
亡くなった途端、気持ち悪がったり怖がったりするなんて、
かわいそうではないでしょうか。
自分があちら側へ行った時のことを想像してみてください。
自分が姿を現したらみんなが腰を抜かして驚いて怖がる。
ただ、会いたかっただけなのに。
悲しいのではないでしょうか。ヒドイじゃないでしょうか(^^;
だから、前世療法で「未成仏霊」が登場しても、
それは何ら不思議はなく、私たちの「存在の仕方」の一つにすぎないのでは、と。
N子さんが見られた「亡霊過去生」の女性も、
純粋で可愛らしい存在ではないでしょうか。
私たちは本当の意味では「死なない」ということは
前世療法を通じて得た大きなものですけれども、
「魂はいろんな形を取って存在している」というのも少しずつ感じてきて、
ますます面白い今日この頃です。
「亡霊過去生」を考えるきっかけを作ってくださったのは、
捧腹絶倒人気ブロガー蒲田乃セイウチさんでした。
「しゃしゃり出てくる過去生」には、私も当初面喰いましたよ!
(つづく)
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