これってもしかして亡霊?過去生の話つづきです。
N子さん「建物から2、30m離れた所から見ています。
建物はシンプルでとてもきれいです。
大事にしたかった。守りたい。」
そしてN子さんはぽろぽろ涙をこぼします。
強い感情がこみ上げて涙を流すことは前世療法では非常によくあります。
「魂の記憶にアクセス」した証拠ともいえる現象です。
N子さん「昼間は中に入れません。外から見守っています。」
ただ立って建物を眺めているだけのようです。
砂漠の炎天下です。
いくら全身を覆い隠す服を着ていても、暑くはないのでしょうか?
N子さん「夜は中に入っていい。中で過ごしています。
広い聖堂の中、真ん中でぽつんと寝っ転がっています。
一人で過ごしています。それが仕事?のようです。
明るくなると外へ出て、建物を見ています。」
…やっぱりなんか変。
女性が夜一人でいたら危ないのではないでしょうか?
現代でも日本以外では当たり前のことですし、古代なら尚更です。
ましてや、アラブ圏は強烈な男女差別があります。
女性が「聖堂で寝泊まりする」なんてあるんでしょうか?
昼は何やってるんでしょうか?
この辺で「これは亡霊状態の記憶ではないか?」という予想が出てきますが、
セラピストが自分の意見を差し挟んではいけませんし、
疑ったり否定したりしないのが前世を見ていく上での大事なルールなので、
ぐっと飲み込んで、ありのまま見ていきます。
N子さん「身近には誰もいません。家族は町にいます。
私はこの建物と一緒に生きています。
人との関わりはほとんどありません。
建物の番人だと思われています。」
ますます奇妙です。番って何でしょうか?
こんな「若い女性」がアラブ圏にいるでしょうか?
「亡霊」説に確信が出てきます。
N子さん「建物はとてもきれいで、大好き。
人が来てくれることは嬉しいけど、俗世的になって汚されたくない。
この建物は私が守ります。」
なんとも「霊」っぽい思考回路です(笑)。
食事のことを聞くと、
N子さん「街から食料を持ってきてくれる人がいます。
硬いパンと、果物と、水。
何日かに1回差し入れてくれます。」
うーん、「食物」をうっかり「お供え」と言ってしまいそうになります(笑)。
私の前世誘導では、「亡くなる場面」を見に行きます。
「亡霊」が死ぬってどういうことだろう?(^^;
ここで、普通に年を取って普通に亡くなるシーンが出てきたら、
「この人物は亡霊」という私の仮説は崩れてしまいます。
ドキドキしながら「人生最後の場面」を見に行くと…
(つづく)
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