先日、メールで高校１年生の方からフルセッションのお申し込みをいただきました。
未成年はお受けしていないので、丁重にお断りいたしました。
「この前世治療を受けるのも親のお金であり、そのことで喧嘩しました。
この前世治療が嘘でありませんように…」
とありましたので、非常にがっかりされたのでは…と心苦しいです。
ほんとうにごめんなさい。
HPの前世療法についての説明ページに
「前世療法を受けられない方」を急ぎ追記しました。
（１）精神科・心療内科で治療中の方
（２）妊娠中の方
（３）未成年の方
このブログにも「前世療法を受けられない方」という記事を書いたのですが、
なんと2011年5月11日。3年も前です。
それ以来つづきを書いておらず…大反省orz
未成年をお受けしていない理由は、
私が学んだスクールで
そのように指導があったからです。
一つは、過去生では性的なシーンや
残酷なシーンが出てくる可能性があります。
映画やテレビで年齢制限を設けているのと同じように、
青少年にそのような情報を閲覧させない
という趣旨があると思います。
しかし、それ以上に私が重要だと感じているのは、
前世療法には見たものを「受け入れ、消化する」というプロセスがあり、
精神的に未熟だと、その部分がうまくできない可能性があるから、です。
過去に一度、１８歳の方をお受けしてしまったことがあります。
まだサロンを持たず、口コミで方々へ出かけていたごく初期の頃のことです。
４０代後半のお母様が「娘と一緒に」と申し込まれて、
ご自宅に伺って初めて１８歳だったことを知りました。
それ以前にも、何組か、５０前後の母と２０代の娘という組み合わせが続いたので、
私の先入観で、勝手に２０歳以上と思い込んでいたのですね。
完全に私の確認ミスです。
困ったなーと思いましたが、もう現地へ来てしまい、今さら断りづらく。
１８歳とはいっても高校は卒業されていました。
会話のやりとりもしっかりしていて幼い感じはありませんでしたから、
ギリギリ、OKではないか、とその時は判断しました。
過去生はとてもスムーズに出てきました。
ご両親が離婚された子供の頃の心の傷が出てきました。
通常ですと、傷ついた子供時代の自分を抱きしめて、愛を注いで、解消するのですが、
それがうまくいきませんでした。
「大人になった自分自身が、子供時代の自分自身を癒す」プロセスなのですが、
感じたのは、１８歳にとって子供時代は、つい、最近のことなのです。
受け入れてあげることができないまま、不完全燃焼のようなセッションになりました。
その時、法的に「未成年」が守られている意義を理解しました。
自分が子供の頃は何かと制約があることを不服に思っていましたが、
高校生ともなれば、頭も、体も、ほとんど大人ですが、
まだ、情緒的には未熟なんだということを、このセッションを通して実感したのです。
２１歳や２２歳のクライアントさんは問題なく受けられていましたので、
見かけだけでしたらほとんど変わらなかったのですが、
どうも、やはり２０歳あたりに精神的成熟の分水嶺はあるようです。
ただし。
ヒプノセラピスト中野日出美先生の著書「137回の前世を持つ少女」の中に
登場するクライアントさんは中学生です。
レイプや出産も過去生の中で体験しています。
自分が異なった見解を持ってやっているので、「いいのかな？」とハラハラしましたが、
別段問題になっていないようなので、「もしかしたら構わないのかも？」とも思い。
正直、気持ちは揺れています。
今後、いろいろなご意見・ご要望をお聞きしたりしながら、模索していきたいと思います。
将来的には、未成年もお受けすることになるかもしれません。
ただ、今のところは慎重に、原則通り、未成年はお断りしています。
１９歳以下の皆さま、ごめんなさい。
ぜひ、２０歳を過ぎましたら、トライしてください。
このブログやPADOMAのHPでは、さまざまな情報発信をしていきます。
前世療法を学ぶセミナーや瞑想などのWSで、年齢に関わらず参加できるものも
こんご増やしていこうと思っていますのでご検討ください。
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