こんにちは、笑里(エリ)です照れ

前回の続きになります。



しかしいつの間に来たんや?
 霊団も来てる筈やのに
 おかしいな…』


そう言いながら考えています。
『立ち聞きしながら
 話しを聞いてんねん。
 立ち聞き言うか、
 羽をバサバサさしてな
 向こうにおるねんけどな』



そう言って指を指します。


振り返るな‼︎
 見るなっ‼︎』



見ようとする私達を制止!
ただならぬ緊張感が走ります。



おい、お前
 そこのお前 聞こえとるかーー』



普段から声が大きい師ですが
口に手を添え、空に向かって
更に大きな声で話しています。



あそこにお前が止まれそうな木が
 あるから、アレに止まったら
 ええやないか!
 さっきから行ったり来たり…
 してるのは、知ってるねん。



 先ず、あそこで待てや。
 話しはそれからや!
 但し、あんまりその辺を
 無茶苦茶にしなや!
 お前が来てから、無茶苦茶に
 なっとるやないか』



今度は小声で私達に言います。
お前達、気づかへんかったんか?
 笑里お前は最初来た時キョロキョロ
 してたけど、何か感じとったんか?』



『見られてると言うか…
 気配を感じましたけど、
 何処にいるかわからずキョロキョロ
 してました』


俺もそうや、辺り見てもおらんしな』


そうなの、私はわからなかったわ…』


そりゃあな。上から見とったんや笑



しっ 静かにしろっ‼︎誰かおるな!
 さっき飛んどった奴か?
 向こうに止まれ言うたのに
 あんなとこおって…。
 ん⁉︎ポーン あいつ…
 確か前も見たぞ!
 どこでやったっけな?…




 あっ‼︎ そうや、そうや
 思い出したわ。
 摩耶山の上にあるお釈迦さんのお母さん
 の所や。
 あの時も、じっと見とったんや。
 同じ奴か…』
 




『ちょっとお前達は下がっておけ!
 まだ敵か?味方か?
 わからんからな』



『どっちや思う?
 敵か?味方か?
 お前達どう思う?
 どっちや』



『笑里は?どっちや?』



敵では無いと思います』



〇〇は?どっちや?』



『わかりませんが、敵でもなく
 味方でもなく…』



下がっておけと言う言葉に
私と姉弟子は怖くなり滝汗
絶対に見るのはやめようと
2人で、師の背後に隠れていました。


誰か眷属飛ばしたんやな』



『おーーい
 待たせたな〜 お前誰や〜
 どこの誰で、一体何の用で
 ここに来とるんや〜
 お前を飛ばした奴に、伝えておけ〜』


さっきより声を張り上げて言っています。


こんな大きい声を張り上げんでも
 聞こえるって…
 そりゃあ、助かるわ。
 声張り上げたら喉やられるしな笑


お前達ももう出てきていいよ
 敵じゃないみたいや。
 俺に用があって来たんやって』


あくまでもイメージ画です。

適切なものが無かったので…



『これ位の声でも大丈夫か?
 聞こえるか?
 この距離でも聞こえるのか!
 お前耳ええねんな、鳥やからか?
 えっ? 鳥じゃないのか?
 ほな何や? そうか!
 名前は何や?
 
 何で俺がお前に名乗らなあかんねん!
 用があるのはお前やろ。
 お前が先に名乗るのが筋やろっ
 俺は用は無いし、さっさと帰ってくれバイバイ
 


 えっ⁉︎長すぎてわからんわはてなマーク
 何て?よく聞こえへん
 全部は聞きとられへんわ
 もう一回言ってくれ
 カルしか聞きとられへんアセアセ
 カル…外国から来たんか?
 変わった名前やな、お菓子みたいや。
 お前の主が付けたんか?
 何て呼ばれてんねん、主からは?
 さっきより声小さなって
 聞こえへんやないか…アセアセ
 えっ?ちゃん付けか?爆笑笑
 お前主からはそう呼ばれてんのか‼︎
 顔に似合わず可愛らしい名前やないか爆笑
 で、何て呼べばいいねん?
 

 迦楼羅

 有名や?知らんな、聞いた事ある様な
 気もせんでもないけどな。
 まあ、その内思い出すわ。
 俺か?俺は名乗る程の者では無いけどな
 まだ言いたないわ。
 よー分からん奴にはな…



 えっ⁉︎飛ばしてない…
 じゃあ、何でお前がここにいるんや。
 飛ばしたんか?お前が勝手に来たのかは
 そんな事俺に言われても知らんけどなえー



 で、話しって何の用や?
 一応話しだけは聞いたるわ。
 やるかどうかは話しを聞いてからやな。


 そんな事他の奴に頼めばええやないか、
 他の奴じゃあかんって、
 出来へんかった!
 出来へんのか?あちこち探して…


 やった奴もおったけど
 皆んなあかんかったんか…
 で、俺を見つけて、ここまで探しに来た
 んやな。


 お前あの時、摩耶山でもおったやろ?
 あの時も見とったんか?ジーッと
 で、それを俺がやって何かあるんか?
 とくは?そうでないなら、俺は知らん。
 お前のとこの問題やろ
 
 事情はわかるけどな、
 俺の方でも相談して決めるから
 ちょっと待ってくれ、
 盗み聞きするなよ爆笑。。。。。
 〜相談中〜
 それでいいな、よし行ってくる。


 待たせたな。
 わかった、それを俺にやれと。
 出来るかどうかは知らんけど
 やってみたろ。
 それを〇〇すればいいんやな。
 〇〇するだけでいいんか?
 やってみるわ!
 あんまりせんけど、氣だそか。
 但しちょっとだけやぞ。


 けど本人おらんのに
 どうやって〇〇するんや
 その辺大丈夫なんか?
 出来るんか?よし、わかった。
 協力せーよ
 うちの者もな。


 何やこれ?
 この白いやつは…
 絡まっとるやないかもやもや


 これ初めてちゃうな
 あ〜あかん、あかん、
 そんなんしたら…余計に絡まるわもやもや
 けどこれ何や?
 こんなん初めて見るけどな!
 まるで、アレみたいやな
 繭や、けどそんなええもんちゃうか…


 何や?これはこの子自身が
 出してんのか…?
 貝みたいやな、まるで
 貝も違うか、蛹か…
 これ今〇〇してもこの子自身が
 変わらん限りまた出来るぞ。

 気持ちはわからんでもないけどな
 逃げられへん…
 このこは女やから、まだ逃げ道は
 あるけどな。
 俺とは違う、立場がな。
 

 まあ、〇〇しといたろ…
 それまではな、
 じっくり考え、選んだらいいわ…
 選択肢があるだけいいな。
 有無を言わさずそれしか無い俺とは
 違ってな。
 
 
 けど何でこのこ何です?
 ああ、そういう事なんか…
 そんな因縁があったんか…
 それなら余計死ぬ気でやらなあかん
 やないか。
 俺がこのこならそうするけどな。
 

 一回こっちで行くわ
 いや、あかんな…アセアセ
 絡み付いてくるから、〇〇やりにくいな

 これでいけるか?
 どうや?お前達』


『はい、大丈夫です、いけます』



よく見ておきなさい
 いいか! 行くぞ!』



 ブワンッスター
 パラパラぱら…



確か一回では無理だったんですアセアセアセアセ
かなり氣を出したので
久しぶりに疲れた〜って言ってました照れ



これでいいか。
 〇〇しといたけど、
 お前も約束を守れよ!
 俺はお前に言われたとおり
 お前の主を助けた。
 俺が助けが必要になった時
 出来ればここにおる者もな、
 何かの縁や、その時は頼む』



 ところで、お前どっから来たんや
 えっ‼︎
 そんな遠いとこから来とったんか!
 山幾つも超えなあかんな。
 それはそれは大変やったな。
 そんな事無いって。
 何里言われてもわからんわアセアセ
 一里ってどんだけやねん?ニヤニヤ



 本人が会いに来られへん事情があるなら
 どんな手を使ってもいい。
 但し、俺が認めた奴だけや!
 テストするけどなグラサン
 それに合格したらやな。


 これ、くれるって。
 悪いな、これ何や?
 数足らんけど…
 3人いるのに、2つしかないやないか。
 何でや? あの子は必要ない…?
 この子だけか。
 コレを首から掛けといたらいいねんな。
 わかった。
 えっ? 背後向けって?
 何でや? 何で向けなあかんねん
 そんな事言うて、何かするつもりやろ…
 皆んな見張っといてや
 ちゃんと見えとるからな。
 
 

 笑里、コレをお前にやるってよ
 首から掛けとけって。


えっ!私に?
 〇〇さんじゃなく、私ですか?』


 そうみたいやな。



 あっちのコにも何かないか?
 悪いな、くれるんか
 でも、ちょっと違うな
 これとは…



 そろそろ帰らなあかんって
 その主が帰ってくるんだと。 
 今日は友達と一緒に
 どっか行ってるらしいわ。
 何や、この子意外とバイクとか
 乗りまわすんかびっくり
 そんな大事な主やのに
 守らなあかんやないか。
 離れていいのか?
 他のものが守ってる、
 今日は比較的安全な所にいるから
 大丈夫やって、それならいいわ。
 しっかり守って育ててやれよ。


 まあ、気をつけて帰れよ。
 暗くなってくるしな
 あっ‼︎そうか!
 お前鳥やから鳥目やな爆笑笑
 

 お前達もちゃんと挨拶しとき
 あっちのコが〇〇
 このコが笑里な!顔もな。
 お前は匂いはわかるんか?
 しっかり覚えてやってな笑
 

 俺達もあちこち行くから
 またどっかで会うやろ。
 またなバイバイ


 後にわかりましたが
 ある方の眷属さんでした。
 

 それから時を経て
 師から教えを受けた私とブログで
 知りあいました。
 

 私が思うのは、
 この首から下げている物は
 位置情報システムとか?防犯ブザー?
 そういう類いかな?と思っています。
 だから、京都の宇治でも
 バレてたんだニヤニヤ
 師は忍者の様に隠れるので笑


 何で2個だったのか?
 それも人ではないので、未来が手に取る
 ように判るので…
 姉弟子がその時にはいないのを
 知っていた。


 私の自宅にももう訪問済みです。
 先日、迦楼羅像を見て、笛を持っている
 のを知りました。
 それにしてもKさん、本当に愛されてるピンクハート
 そういうのには、めっぽう弱い師です照れ