命式の中で通変星は才能を表す場所です。
才能と一言にしていますが
自分の持つ資質が最も発揮しやすい箇所とも言い換えられます。
そんな通変星それぞれについて
どのようなアクションを起こすと開運しやすいかについて
この記事で書いていきます。
※ご自身の命式を確認したいときはこちらの記事をご参照ください。
比肩は孤独で開運する
比肩は１人時間を必要とします。
孤独と書くとネガティブな印象を持たれるかもしれませんが
意図的に凪の時間を作るというイメージです。
落ち着いて穏やかになるためには
１人で過ごす時間が必要となります。
そのため比肩は孤独の時間を持つことで開運します。
劫財はわがままで開運する
劫財は自立心に分類されますが
実際には非常に社交的ですし
目の前の相手に対してとても気を遣います。
そんな劫財は生活のどこかにおいて
自分のわがままが通じる場所を作ると開運します。
１人の場所でも良いですし、誰かにだけ言うわがままもありです。
食神は快適さで開運する
食神は小さなお子さんに例えることが多いのですが
子どもは意外と周囲のことをよく見ています。
どう振る舞えばいいのか、何を言えばいいのかを
自分の中で無意識に計算しています。
そんな食神が持ち前の才能を発揮できるのは
そういった気遣いや計算を一切しなくていいところです。
自分自身が「快適だ！」と感じる場所が開運する場所です。
傷官は孤独で開運する
比肩と同じく、傷官も１人時間を必要とします。
比肩との違いは凪の時間を作るというよりも
何かに集中する時間を作るためのひとり時間です。
傷官は自分自身を持て余している方も多いのも特徴の１つです。
そんな自分ではコントロールできない自分とも向き合いながら
たった１人で過ごす時間が傷官の運と才能を花開かせます。
偏財はゆるさで開運する
偏財は適当そうに見えて人一倍頭を働かせています。
計算というよりは無意識の領域で
どうすればその場がまるく収まるのかを考え続けています。
偏財は自分自身に対してゆるくあることが開運の鍵となります。
その場をまるくなどと考えずに
大体のところで「まあいいか」と言えると
よりその魅力が伝わるようになり、開運していきます。
正財はケンカで開運する
正財は目の前の相手に対する誠実さを最も大事にします。
この誠実さを相手にももちろん求めますが
何より自分自身に対して厳しく律します。
そしてそれを内に秘めたまま話さずずっと煮詰めていきます。
そうなると恨みなどのネガティブな感情となってずっと残ります。
たまには小さなケンカで表に出すようにすると
煮詰まることが減って開運します。
偏官は一人旅で開運する
偏官はじっとしていられません。
常に新しい刺激を求めますし
常にどこかへ行きたいと無意識に思います。
そんな偏官の願望を叶えるには一人旅をするのが最適です。
自分が行きたい土地に好きなように行けますし
新しい場所を求めることができます。
集団行動ができないわけではありませんが、一人旅のほうが開運しやすいです。
正官はケンカで開運する
正官も正財と同じタイプです。
自分にも相手にも誠実さを求め
そして内側を煮詰まらせやすいです。
そのためある程度ガス抜きを行う必要があります。
正官にとって最も大事としているのは「正しさ」です。
どのような正しさかは正官それぞれで違いますが、その一点を貫きます。
ケンカというよりも討論に近いものかもしれませんが
それは正官の開運にとって必要となるものです。
偏印は一人旅で開運する
偏印は未知なるものが大好物です。
偏官のようにフットワークが非常に軽いというわけではありませんが
興味があることに関してはものすごく素早く動きます。
ここでは一人旅と表現しましたが
オタク活動と言い換えてもいいかもしれません。
自分の興味、好きに耽溺するために
遠い場所（物理・精神どちらも含む）へと出かけると開運します。
印綬は集中で開運する
印綬も偏印と同じように未知なるものが好きなのですが
偏印と違うのは芋づる式にどんどん潜っていきたい願望を持っています。
幅広い知識を手に入れるというよりは
自分だけのマニアックな世界を築き上げたいという欲求です。
そんな印綬には集中して没頭する時間が必要となります。
比肩や傷官の孤独と近いのですが
印綬は没頭できれば周囲に人がいてもまったく視界に入りません。
集中する時間、余裕が印綬を開運させます。
ここに書いた以外にも開運法はたくさん存在します。
自分だけの開運法を知りたい方はセッションにてお伝えしています。
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