こんな話をツイッター(現X)で書きました。
占いでも何でも、受ける側からしたら秘伝の書をもらえるイメージでおられるかもしれないのだけど、大変申し訳ないがお渡しできる秘伝の書は「美味しいおむすびの作り方」とかだったりする。
— 伊藤恵利子/財の運気を回す (@eriko_suimei) May 9, 2024
がっかりされるかもしれないが、美味しいおむすびを作れるとまずは自分のお腹が満たされるし、
何より美味しいと幸せになれるし、美味しいおむすびを作れるようになったら周囲の誰かも喜んでくれるし、そのおむすびを商品として売り出すことができる。
— 伊藤恵利子/財の運気を回す (@eriko_suimei) May 9, 2024
そんなイメージでいます。#財の運気の回し方
セッション、コンサル、講座など
何かのサービスを受けられるとき
お客様側が受け取るものとして期待するのは
全部を一撃必殺とする「秘伝書」かもしれません。
けれどもその受け取る秘伝書は
タイトルにも書いたとおり
一撃必殺は一撃必殺でも
「美味しいおむすびの作り方」かもしれません。
自分が美味しいおむすびを常に食べたいと思っているとしたら
この秘伝書はとても役に立つはずでしょう。
もしくはおむすびのお店を出したいと考えているときならば
この秘伝書をもらったらきっととても役に立つはずです。
けれどもフランス料理を食べたいと思っていたならば
いくら美味しくてもおむすびでしょう?と思うはずです。
飲食店ではなく学習塾をしたいと考えていたならば
おむすびなんて全く役に立たないと思うかもしれません。
けれども美味しいおむすびを作ることができれば
家にお米があれば幸せな食事ができるかもしれません。
そして自分だけでなく、家族も喜ぶかもしれません。
そのうちおむすび屋さんをしてほしいと要望をいただくかもしれません。
自分が求めた答えではなかったかもしれませんが
それをやっていくことで違う未来が見えてくることがあります。
占いは予言ではないので
こういったことが起こりがちです。
そして何よりも「一撃必殺の秘伝書」が本当に必要か?が問題となってきます。
何のために「一撃必殺」でなければならないのか
「秘伝書」でなければならないのかを
自分の中できちんと理解していなくてはなりません。
理解できていないから
「美味しいおむすびの作り方の秘伝書」が期待はずれになるのです。
作ってみたら美味しいかもしれないのに
おむすびなんて期待はずれだと秘伝書を見返すこともないでしょう。
何かを今すぐ食べたいのなら
自分が食べたいものを提供してくれる場所に行かねばなりませんし
けれどもふわっと「なんかお腹空いた気がする」というときは
レストランへ行かずに秘伝書を求めてさまようことが出てきます。
なんで自分が秘伝書をほしいと思ったのか
まずはその理由を探ってみると
案外簡単に状況が変わるかもしれません。
それでも秘伝書が必要なんや!と思われたらセッションやコンサルにいらしてください。
セッションは「何となく空腹を感じるとき」
コンサルは「食べたいものが決まっているとき」に効きます。
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