ツイッター(現X)で偏財、正財の規模感についてご質問をいただきました。
ありがとうございます。
偏財、正財については以前こんな投稿をしています。
マネタイズしやすい才能は
— 伊藤恵利子/財の運気を回す (@eriko_suimei) February 17, 2024
比肩→1人でできること
劫財→人数が必要なこと
食神→表現すること
傷官→独自の感性を使うこと
偏財→大人数を相手にすること
正財→少人数制のこと
偏官→熱くなれること
正官→正しくあること
偏印→多くの知識がいること
印綬→深い知識が必要なこと#財の運気の回し方 https://t.co/LdN4BS65OO pic.twitter.com/BVbNhLg5eX
偏財、正財はどちらも通変星の人脈の星に当たります。
ご自身の才能を発揮する際に「人」がキーワードとなります。
偏財はその中でもたくさんの「人」
正財は少ない「人」となります。
偏財の「たくさん」とは不特定多数を指します。
たとえば提供者側がお名前などの個人情報を知らないけれど
相手側は提供者側を知っているなども不特定多数です。
代表格はSNSです。
対する正財の「少ない」は自分と相手がお互いに知っている状態です。
ですので提供者側は相手のことを知っていますし
相手側も提供者側のことを知っている状態です。
相互フォローというよりもSNSで繋がっているだけでなくリアルでも会う相手です。
ビジネスというのはご自身が持つ才能の中で
相手が欲しい、必要だと思うものをお金に変える行為です。
なのでこのツイート(ポスト)内でマネタイズという言葉を使っていますが
得られるものはお金だけとは限りません。
偏財、正財は人と繋がる能力が高いため
上記のマネタイズが起きる機会が多くなります。
けれども偏財と正財ではその人と繋がることに差が出てきます。
偏財の会話が拡声器を通しての話だとしたら
正財の会話はひそひそ声の内緒話です。
偏財、正財の規模感とは会話の伝わり方の差なのです。
偏財だけをお持ちの方なら大きく声を上げたほうが伝わりやすいですし
正財だけをお持ちの方なら信頼関係のある方にだけお話ししたほうがいい。
どちらもお持ちの方でしたら
どの範囲までなら自分の声が届くのかを考えてみるといいでしょう。
ご質問をくださった方に
偏財2つと正財ならば
「小学校の校庭に全員が集まった状態」
とお答えしたのですが、ここで言う「小学校」にも規模の差があります。
ではそれがどこに表されているかというと
他の通変星や十干、十二運星などの命式全体となります。
それによって山奥や離島の小学校なのか
都市部のタワマン近くの小学校なのかが決まってきます。
ここでは小学校と書きましたが
命式によっては中学校や高校、大学や大学院の可能性もあります。
占い師の方が「全体を拝見しないとわからない」と言うのは
こういう理由からです。
いただいた情報だけで判断すると
間違った占断をお伝えする可能性がございます。
特にネットの情報は断片的なものが多いので
当てはまらないなと感じるときは
一度専門家にご相談してみるのも良いかもしれません。
自分で命式を読み解きたいと思われる方は講座にいらしてください。
断片的な情報をどのように繋いでいくのかもお伝えしています。
また命式に偏財、正財がなくとも
年運や大運にこれらの通変星が回ってくるときは
偏財的、正財的傾向が出てきます。
こちらはセッションでお伝えしています。
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