四柱推命では、五行の法則である
「土生金(土の中より金が生まれる)」より
土の性質を持つ人脈の星(偏財・正財)を金脈の星とします。
そこから人脈の星を持っている方に財運があるとする読み解くことがあります。
けれどもセッションでお話をお伺いしていると
偏財、正財(特に偏財)をお持ちの方ほど
お金がないんですーとおっしゃることが多い。
それにもちゃんと理由があります。
偏財、正財を持つ方は
稼ぐタイプ・貢がれるタイプで分類すると貢がれるタイプ。
豊かさを受け取る側の人たちです。
そしてこの豊かさの中でも
偏財、正財が受け取る豊かさは
どちらかといえば無形の豊かさが多いのです。
人脈の星の名前のとおり
何か困ったことがあるときに助けてくれる
自分に対して時間や労力を使ってくれる相手がいたり
何か起こってもなぜか不思議とうまくいくというのも
この星を持っている方の特徴の1つです。
なのでお金という形あるものとして受け取る以上に
形のないもので受け取ることが多く出てきます。
そんな人脈の星を持つ方がこだわるべきところ。
それはお金です。
なぜかというと偏財、正財を持つ方は
お金そのものに執着しないからです。
いつだってどんぶり勘定!!
そして偏財、正財を持つ方は
お金の先にあるものばかりを見ています。
たとえば自分がその瞬間欲しいと思ったもの。
たとえばお金を使う相手。
もしかしたらお金を使ったあとの気持ちよさ。
そういうものばかり見て、お金そのものを見ていません。
これはお金を受け取るときも同じです。
受け取るときも、差し出している相手のほうばかり見ているので
「この人にはお世話になってるし」
「この人は困ってるし」
「いつも良くしていただいてるから」
そんなふうに考えてしまって
うまくお金を受け取れません。
もともと偏財、正財を持つ方たちは
無形の豊かさをもらう機会が多い方たち。
無形の豊かさを受け取っていることを知っているから
誰かからお金を受け取るのが怖いんですよね。
自分が差し出した以上の豊かさをもらってしまうと思っているから。
でもそれは偏財、正財を持つあなたも同じ。
有形、無形の豊かさを先に差し出しているから
相手もあなたに渡したいと思っているのです。
なので、豊かさが回らないと感じるときは
あえてお金そのものにこだわってみてください。
こだわるべきポイントは星によって異なります。
ご自身のこだわるべきポイントを知りたい方は
個人セッションにいらしてください。
<人脈の星についての参考記事>