命式を拝見したとき
他者が必要だと思っていると感じる方と
そうではないように感じる方がいらっしゃいます。
四柱推命について書かれたネットの情報などでは
人脈の星(偏財、正財)があるかないかで
対人関係を占うみたいに書かれていますが
一概にそうとも言いきれません。
偏財は比較的人を必要とする方が多いは多いですが
対人関係で傷つかれて
様々な関係を断とうとする方も多くいらっしゃいます。
ご縁とは良いことだけではなく悪いことも含めてだからです。
結局のところ人脈の星(偏財・正財)があるかないかではなくて
命式全体を拝見しての印象であることが多いのです。
命式なのか、大運なのか、年運なのか、命式だとどこの柱に出ているかなど
最終的にはその方にお話をうかがって判断します。
そのかたの命式を拝見したときに
あまり人とのつながりを必要としないように見えるのに
(実際、言葉の端々にそういった印象が見え隠れしている)
それでも特定の誰かを大切に思ったり必要としているのを感じることがあります。
そんな様子を拝見したとき、とても心が震えます。
決して自分のことではないけれど
そこに至ったであろう心の動きに
どうしても反応してしまいます。
それとは逆に人とのつながりを常に必要としている方が
そのご縁をどんどん広げていかれる姿にもとても惹かれます。
私は命式に偏財、第二宿命に正財を持っています。
人間関係に傷ついて占いの世界にたどり着きましたが
人と人との間に起こる化学反応がとても好きです。
だから今でもこの世界にいるのかもしれません。
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