占い師に向く人。
それは人が好きな方であること
人に興味がある方であることに尽きると思います。
どんな鑑定の仕方であっても
その向こう側にいらっしゃるのは「人」です。
人に対して憎しみを抱いていると占断を誤りますし
人に興味がないとデータだけの鑑定になってしまいがちです。
大前提はそれですが他に挙げるとしたら
占いだけではなく
あらゆることに対して興味を持つ方であってほしいと思います。
古くからある歴史は
占いだけではなく
その時代ごとの思想であったり
宗教であったり
時代背景であったり
そういったものが大きく影響します。
キリスト教の知識があるほうがタロットカードは理解できますし
四柱推命も易経を理解してのほうが深い占断ができます。
そういったものを置いたままで
マネタイズの道具として占いを使っていただきたくないと思います。
(今、そういう広告が増えているので良くないなあと思っています)
占いはお客様が来てくださる時間にだけに生まれる
お客様と占い師の化学反応です。
自分が考えていなかった可能性が示されたり
今自分が進んでいる方向が間違っていないか確かめられたり
そういった化学反応が起きる場です。
受けたら何でも叶う魔法ではありませんし
イエス・ノーテストみたいなただの診断でもありません。
人と人との血の通ったやりとりの中にこそ
占いの真髄があるのだと私は思っています。
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