「あなたにはこういう性質があります」
と言われたり、書かれているのを読んで
ピンとこないなと感じるのは
大体自分が使いにくい性質だったりします。
使いにくい性質というのはなかなか厄介で
持っているのに使われていないため
家にあるのに何に使うかわからない部品みたいな存在になってしまいます。
わからない部品が使われずに放って置かれるように
使いにくい性質は使われずにほうっておかれます。
もちろん無いのではないのでどこかで使われますが
それが得意だとか好きだとかは自覚はありません。
自覚されるのはあくまでも使いやすい性質です。
使いやすい性質ばかり使うと
本人的には楽に使えるのですが
全体的には不自然なことをしているので
どうしても不具合が生じやすくなります。
そういうときにお持ちの性質は陰転します(性質がこじれる、悪いほうに出る)
真面目な性質を持つ正財や正官や印綬や長生が
過剰適応した末に動けなくなったり
人目を気にする偏財や正財や正官が
自分で物事を決められなくなったり
自分自身であることが何より大事な比肩や劫財が
自分の意見を持てなくなる、もしくは周囲に対して支配的になったりします。
そうなると今までその方に抱いていたイメージと違うから
相手は戸惑います。
その結果、人間関係が壊れることも出てきます。
そして何よりも命式を一部しか使っていないため
一部分にのみ負荷がかかりすぎて
その方自身が折れてしまいがちです。
実際、私はこうなった結果、病欠→退職となりました。
使いやすいものばかり使っていたら
それは簡単に早くすり減ってしまいます。
お持ちの性質をできる限り等しく使ってあげると
自分自身も楽ですし、開運しやすくなります。
苦手な性質は苦手なままにしないで
鍛えることで思っていなかった力を発揮します。
「お金を得る」もその1つです。
使いにくいからって放っておかずに
その性質にも目を向けてあげてください。
そのやり方はセッションでお伝えしています。
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