占い師の伊藤 恵利子です。
以前、こんなツイートをしました。
伊藤恵利子/財の運気を回す占い@eriko_suimei
子どもが苦労せずに間違いのない人生を送って欲しいってのは親の愛なんだけど、愛が重すぎると折れるってこともあるんだよな。
2021年03月06日 21:29
伊藤恵利子/財の運気を回す占い@eriko_suimei
そして愛そのものが重みに耐えきれずに折れたりもする。
2021年03月06日 21:31
セッションをしていて
お子様のことも聞きたいですと
おっしゃる方は結構いらっしゃいます。
そうおっしゃる理由はいろいろありますが
一番はお子様への愛情なのではないかと思います。
自分が経験してきた嫌なことを
できるだけ経験せずに大人になってほしい。
そうやってあれこれと
手や口をついつい出してしまう。
それはお子様の幸せを心から願う
その気持ちから来ているのでしょう。
けれどいつしか、その想いそのものが
お子様に重くのしかかってしまいます。
あなたが「失敗」と思う経験は
そのお子様のこれからにとって
必要な経験かもしれない。
あなたがかつて「失敗」とされた経験は
とても大事な思い出かもしれない。
他人からは挫折に見えることでも
「これがあったから今の私がある」
といえる経験もあるのではないでしょうか。
大人が失敗しないようにと先回りしてしまうと
子どもは自分で何かをできなくなってしまいます。
その結果、子どもは自分に自信を持てなくなります。
これは大人になられた方も同じです。
自立心の星(比肩・劫財)を持つ方なら
見てほしいという気持ちが強くなりすぎるし
遊び心の星(食神・傷官)を持つ方なら
こだわりが強くなりすぎるし
人脈の星(偏財・正財)を持つ方なら
人の顔色ばかりうかがってしまうし
行動力の星(偏官・正官)を持つ方なら
人のためにばかり動こうとするし
知性の星(偏印・印綬)を持つ方なら
追い立てられるように嫌なことすら学ぼうとする。
※ご自分の命式を知りたい方はこちらから
今もしもお子様のことが心配で
お子様の未来を占いたいと思っているなら
まずはご自身の不安を解消してみてほしい。
お子様のどこが気になるのか。
何を失敗してほしくないのか。
それらは何故あなたの心に引っかかるのか。
それを解きほぐしていくと
お子様の未来に対する不安も
軽減していくはずです。
それはかつて子どもだった頃の傷ついた心を癒し
自分自身を取り戻す道のりの始まりでもあります。
占いは選択肢を狭くするのではなく
選択肢を広くするためにあります。