手術の日。


手術は朝9時からの予定だった。


早朝から点滴を入れたり、手術着に着替えたりと、何だかバタバタ。


今回は、かなり時間がかかる手術になると説明されていた。




前回の生検の手術とは違い、今回は腫瘍摘出、血管の移植。かなり出血するとの事で輸血もする。

気持ちもなかなか落ち着かなかったガーン


やがて手術室へ。


入った瞬間、めちゃくちゃ寒い!


たくさんの先生や看護師さんたちが、手術の準備をしていた。


今回で全身麻酔は2回目。


「ちょっと麻酔に抗ってみようかな(笑)」


そんなことを思ったものの、


「眠くなりますよ」


と言われたあとの記憶はない。


次に聞こえたのは、


「○○さん、終わりましたよ」


という声だった。


……え? もう終わったの?


いや、そんな簡単な手術じゃない。


目が覚めた私を待っていたのは、想像以上につらい状態だったアセアセ


右足は、ものすごい激痛えーん

左足に移植する静脈を取った方の足。


付け根からくるぶしまで縫われているので、糸でギューッと締め付けられているような感覚がある。←想像しちゃったらごめんなさい滝汗


少し動かすだけでも激痛が走る。


「あ、でも右足の静脈だけで長さ足りたんだ。」


腕の静脈は取らずに済んだ。

これで腕まで痛かったら耐えられそうにない……。


そして、左足。

腫瘍を切除した方の足。


まったく動かないゲッソリ


「え? 感覚がないんだけど。足、ちゃんとついてるよね?」


こんな苦しい状態なのに、心の中では一人でしゃべっていた。


もちろん、足はついているはず。


でも、動かないし、感覚もない。


手術前には、歩けなくなる可能性もあると言われていた。


「やっぱり、歩けないのかな……」


そんな不安も頭をよぎった。


さらに、全身がブルブル震えるほどの寒さと、ものすごい息苦しさ滝汗


酸素マスクをつけてもらっているのに、息ができている気がしない。


実は手術前、人工呼吸器を長時間使うことになるので、呼吸筋を鍛えるようにと、トレーニング用の道具を渡されていた。


ところが私は、


「子どもの頃から水泳を長くやっていたし、25メートル潜水もできた。肺活量だってあるほうだから大丈夫!」


という、謎の自信を持っていたグラサン


その結果、トレーニングは真面目にやらず……。


今思えば、ちゃんとやっておけばよかった。


反省タラー


両手に点滴。足は動かないガーン


そんな状態のまま、私は予定になかったICUへ運ばれた。


つづく……。