7月4日(土)、ヨセミテ国立公園、2日目です。

前の夜は、宿騒動でぐったりしましたが、朝は家族全員疲れもなく気持ちいい目覚めでした。終わってみれば笑い話です。

Midpineからヨセミテまで車で走り、まずはカリービレッジ(Curry Village)に車を駐車。10時過ぎに着きましたが、すでに駐車場を探すのに苦労するほどの混雑ぶりです。

すると、マーセド川(Merced River)でやるレンタルラフティングを発見。比較的小さな子供もやってるし、ぜひラフティングをしてみたい!と思い、列に並びます。よくよく見渡すと、周りではうちの息子が一番小さそう。看板には「例外なく50パウンド(22.7キロ)以上必要」と書かれています。ギリギリ難しそうな体重制限ですが、体重計ではかっている様子もなさそうだし、一か八か並び続けます。息子には、帽子を阿弥陀かぶりでかぶせたり、背伸びをさせたり、サングラスをかけさせたり、大人びた演出をさせてみますが、受付の女性曰く、家族のうち息子のみ体重検査が必要とのこと。運命の体重検査は、残念5パウンド(2.3キロ)足りずアウト。これが分かっていれば5パウンド分の錘を持ってきのに。次回の持ち越しです。

気持ちを切り替え、ミラーレーク(Mirro Lake)トレールに挑戦することにしました。無料のシャトルバスにのり、トレール入口(17番)で下車、そこから1マイル(1.6km)先にミラーレークがあります。舗装された道で行けるのですが、行きはマーセド川横を行く、山道に挑戦。以下の写真のように大きな森の中を歩いていきます。


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道には大量のミュール鹿の糞。ここは動物のトイレかと思うくらいの量です。これを我慢したからにはぜひミュール鹿に会いたいものと思いつつ、結局、山道ではミュール鹿を発見できませんでした。しかし、嬉しいことに、ミラーレークに到着すると、川で水を飲んでいるミュール鹿を発見。観光客が近付いて写真を撮っていました。

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ミラーレイク、ここも絶景でした。

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ただ、岩が水面に映ることからミラーレークと言うわけですが、僕らが行った時には、水量も少なく、おおぜいの観光客が水遊びをしているせいで、水面に景色が映る状況ではありませんでしたが。とにかく、水が冷たかったのが印象的です。

ミラーレークで遊んだ後、カリービレッジに戻り、昼食。ここはピザ屋などいろいろ食べるところがあり便利です。ただ、テラス席に食べ物を求めてリスが近くに寄ってきてしまうのがやや残念。本当は、加工食品なんて食べない方がリスの為だろうに。実際、餌をあげてしまっている観光客もいましたが、ヨセミテに来る以上、そこらへんは心してほしいものです。

昼食後は、再びシャトルに乗り、16番で下車、ハッピーアイルという短めのトレールを歩きました。ここは、ネバダ滝、バーナル滝から流れる川の横を少し歩き、川中にある島に行ける場所なのですが、とにかく森と川の景色が最高です。どこか日本の風景を思い出します。川の流れる音には本当に心が和みました。

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再びカリービレッジに戻ると、何やらステージで、先日小学校であったようなタレントショーが行われています。みんなが思い思いに芸や小話を披露したりします。しょうもないジョークを披露する子供や、ギターでオリジナル曲を披露する兄弟、この写真の女の子のようにわざわざ衣装まで持ってきて踊る子など、様々でした。こういう積極的に自己表現する文化は素晴らしいなと思いました。

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タレントショーを見ながら、少し足を休め、今日は、昨日の反省もあり、暗くなる前にヨセミテを離れることにしました。

今日の宿はMariposaのComfort Inn。Mariposaは公園西口から一時間くらいかかる場所ですが、さすが明るいうちに走ると一時間の山道のドライブも楽しいものです。宿に無事到着すると、今晩9時より独立記念日を祝う花火イベントがホテル近くのスタジアムで開催されるとの情報を入手。今回は、ラスベガスでの独立記念日の花火は諦めヨセミテに来ることにしただけに、規模は小さいとは言え、花火が楽しめるのは何とも嬉しいもの。子供を即効お風呂に入れ、いざ花火大会へ出発!

ちょうどスタジアムに到着、座席についたくらいに、お決まりのNational Anthemが始まりました。

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そして、歌が終わるあたりに、バンバン花火が打ち上がります。わざわざ3Dメガネまで配られ、普通の花火も余計ゴージャスに見えてきます。花火はアメリカを代表する有名な曲のメドレーにのって打ち上げられ、大変盛り上がりました。今晩は、昨晩とは打って変わり、花火大会という嬉しい誤算で締めくくることができました。



----7月3日(金)のヨセミテ国立公園旅行の続き---


Yosemite Lodgeでのんびり夕食を食べながら、ふと時計に目をやると既に8時過ぎ。おっといけない、パークレンジャーの人が8時20分頃には日没だって言ってたことを思い出し、気持ちがざわつきはじめました。


夕食を早々切り上げ、今日の宿(Yosemite View Lodge)があるEl Portalまで出発。El Portal自体は、ヨセミテ国立公園西口を出てから一番近い町(というか村)なのですが、何せ山道なので街灯はなく、暗くなる前にホテルを探し出すことができるか、何となく不安だったのです。


車を飛ばし、かなり日が暮れた9時前にEl Portalに到着。Yosemite View LodgeはEl Portalのまさに入り口にあり、無事宿に着くことができホッとしました。子供は既に寝ていたので、とりあえず家族を車に残し、ホテルのフロントでチェックインの手続き。


ところが!


予約が入っていない。。。Travelocityを使ったのですが、どうもちゃんと予約できていなかった模様。ホテルに空きはないか確認するも、ちょうど5分前に残り一部屋にお客さんが入ってしまったとの回答です。さすがに、夜の9時、しかもholiday weekendに宿がないのも辛いといことで、ホテル側も頑張り、知り合いの宿に電話をかけまくってくれ、何とか空き部屋が見つかりました。但し、そのロッジは一部屋につき1ベッド。仕方なく、残り二部屋を両方とも押さえました。Yosemite View Lodgeに比べると高くなりましたが、この状況ではやむを得ません。


ホテルに住所、電話番号を聞いて、夜の140号を出発。さすが辺りは真っ暗です。この時は、レンタカーにカーナビをつけておいて正解だったとつくづく思いました。住所をセットして、出発。宿は、どうもここから10マイルくらいのところのようです。しかし、出発直後、カーナビに”low battery”の表示が。おいおい、勘弁してくれよ、借りて一日もたってないのに。low batteryは如何にもレンタカー屋のミス。おまけに充電セットもついてない。今は、とにかく10マイル分だけカーナビの電池がもってくれることを祈るばかりです。


宿まであと1マイルくらいのところで、Detour(回り道)の表示が登場。表示に従い、橋を渡ると、宿までのマイルが再び10マイルくらいに戻っています。あれ?と思ってやや混乱しましたが、再び別の橋を渡らされ、そこで宿までは0.5マイルの表示に戻りました。ホッ。翌朝分かりましたが、この辺りは以前に激しい土砂崩れがあり、カーナビに入っている道が閉鎖されていたようです。今も元の道の上には土砂が積もっています。


とりあえず残りはあと0.5マイル。そういえば、宿は道路の右側にあると言っていたはず。


でも、あれ?


あと0.5マイルのわりに、道路の右側って川が流れてない?先は暗くてよく見えないけど、0.5マイル進んで本当に宿が現れるのか、だんだん不安になってきます。そのまま車を走らせて、やっとのことで目的地に到着!しかし、不安的中、そこは何もない単なる140号線。右側には川しか流れていません。これはどういうこと?と相当がっくりな心境。ホテルに電話しようかと携帯を取り出すも、AT&Tはサービス圏外。カーナビと携帯という二つの文明の利器に見放された状況です。


まあとにかく140号を走っているのは確実なのでここまま進むしかありません。このまま進めば確かMariposaというYosemite観光の拠点があったはず。翌日の晩はそこに宿をとっていたので、そこならComfort InnとかSuper 8など安宿チェーンがある事は分かっています。事前にインターネットでホテル空き状況を調べた限り、この週末はどこも混雑しているようですが、とにかくMariposaまで辿り着き、宿をくまなくあたるしかありません。


周囲は明かりひとつない夜道。一体いつ頃宿にたどり着けるのか、何とも言えない嫌な心境です。唯一の救いは後部座席の子供たちが寝てくれること。彼らは不安な気持ちにさせたくありません。


夜道を登ったり降りたりしながら、それでも、なかなかMariposaにたどり着かないので、困った時の為に電池をセーブしていたカーナビを再起動、現在地を確認することにしました。これが非常に使いにくい安物で地図表示をするのに苦労しつつ、ようやく現在地を見てみると、なんとMariposaを既に通過したかの表示。ずっと走ってきた限りホテルなんて全く見えなかったはずなのに、これってどういうこと? もしかすると、どこかに曲がり道があったのでは等、いろいろな思いが頭を巡ります。140号を更にもっと進めばもっと大きな町はあり、そこにはいくらなんでも宿は見つかるはずとは思いつつ、恐らくここから1時間以上はかかる距離です。今まで、もうすぐMariposaに着くはずという事を励みに走ってただけに、通り過ぎたかもしれないと思ったこの時ばかりは、落胆しました。


唯一の救いは十分なガソリン。とにかく焦らず前に進むしかありません。暗い夜道を再び進みはじめると、小さな看板Starlight Innを発見。先ずは車で入ってみるものの、明かりも全くついておらず、非常に不気味な雰囲気なので、ここはパス。


それから再び車を走らせると、道路の右手に再び宿の看板、その名も”Muir Lodge”。助手席の妻がすかさず看板の下の”Vacancy”の一文字を発見し、藁をもつかむ気持ちで駐車場に車を止め、事務所に駆け込みます。中から、中国人のおやじさんが登場、こちらの状況を察したようで宿代をふっかけてきます。値段交渉をやる元気もなければ、他の選択肢もない以上、ここはやむなく飲むしかありません。まあ、さっき予約した2部屋分よりは安いので、Muir Lodgeに決め、部屋に転がりこみました。部屋は決してきれいとはいえませんが、とにかく普通に寝れるベッドがあっただけで十分な心境でした。無事に11時過ぎにはベッドに入ることができました。


後で分かったことですが、僕らが滑り込んだMuir LodgeはMidpineという小さな町にあり、そこはMariposaの手前。つまり、途中でMariposaを通り過ぎたと思ったのは、勝手な勘違いだったことが分かりました。また、最後まで辿り着く事ができなかった宿は、てっきりYosemite View Lodge同様El Portalだと思っていましたが、Mariposaのホテルだったとのオチ。カーナビの住所入力を間違えたことが原因で、道の真ん中が目的地として表示されてしまったようです。


後から振り返ると、未然に防げたミスや他の対応策はたくさん出てくるものですが、疲れや動揺が重なると、間違ったディシジョンをしてしまうことを痛感しました。やはり、旅をする上では、文明の利器に頼らない形で事前準備をする重要性も学んだ気がします。


ちなみに以下がMuir Lodge。翌朝快調に散歩をおえたばかりのおやじさん。どうも奥様は日本人らしいです。7月3日(金)の夜ばかりは、Muir Lodgeがラスベガスのどこのホテルよりも素晴らしく思えました。


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7月3日(金)、ヨセミテ旅行の2日目です。

まずはFresnoからヨセミテ国立公園までドライブ。国立公園の南口までは41号をひたすら走るだけ、距離も50マイルちょっとなので、公園南口には1時間もあれば到着できます。

ただ、公園に入ってからは、道もくねくね曲がってるし、制限速度も緩やかだし、公園の中心であるVillageまでなんだかんだ更に1時間弱はかかります。特に、独立記念日の休日だったこともあり、ものすごい車の数でした。

まずは、高いところから全体を見渡そうと思い、グレーシャーポイント(Glacier Point)へ。意気揚々と車を飛ばしていたら、山火事を発見。結構モクモク煙が出ています。帰りに通行止めでも食らったら時間がもったいないので引き返そうかと思いながらもう少し走ってみると、これは計画的に行っている野焼きだということが判明。森林の世代交代により森を活性化させるためらしいです。どうりで、消防士も何となくのんびりした雰囲気が漂っているわけです。

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野焼の煙を抜け、ようやくグレーシャーポイントに到着。これはかなりの絶景でした。右側に鎮座するハーフドーム、その下の方を流れるネバダ滝とバーナル滝、グレーシャーポイントの下には車が豆粒のように見えるVillageが広がり、その奥にヨセミテ滝が見えます。青空、岩の灰色、森の緑色、滝の白など色合いも素晴らしく本当に絵になる光景でした。ただ、野焼のため、やや霞がかっていたのがやや残念でした。

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また、グレーシャーポイント・ロードで、とてもきれいな湿地帯がありました。空想の世界に出てくるような光景でした。

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以下の写真はヨセミテバレーを見張らせるトンネルビューです。この光景も雄大で美しかったです。

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途中、トンネルビューで右手に見えていたブライダルベール滝を間近で見ることにしました。パーキングから10分くらい歩くと滝の前まで来ることができます。7月なので春に比べて水量が減っていることもあると思いますが、「ブライダルベール」の名のごとく、白い霧状になった繊細な渓流は本当にきれいでした。

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次にビジターセンターに少し寄った後、ロウアー滝トレイルヘッドまで移動し、ヨセミテ滝を見ることにしました。すると、その入口付近に、ミュール鹿2頭と遭遇、子供たちは大喜びでした。

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このポイントからは段々になっているヨセミテ滝がいっぺんに見ることができ、その高さ(世界第8番目)がよく分かります。ここも記憶に残るポイントでした。

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ヨセミテ滝を見終わった時点ですでに6時を回っていたので、ヨセミテ滝付近のYosemite Lodgeのフードコートで夕食をとりました。味はたいしたことはないですが、それなりにまともな食事にありつけました。

ヨセミテ初日の今日は、結構行き当たりばったりで回った割には、効率よく色々見ることができ、大混雑の中、駐車場も要所要所で見つかったりして、本当にラッキーだったなーと、夕食の時は思ってました。しかし、この後、予期せぬ展開に。。。