ブログ復活!マンハッタン音楽院に入学しました。 | 寺久保エレナ 〜ニューヨークのサックス奏者の日々〜

私のウェブサイトのメルマガをご登録の方は、毎月の最近の近況でお知らせしましたが、9月からマンハッタン音楽院に修士課程に通っています。

 

バークリーと比べ教科によっては宿題が多く、大変なこともありますが、とても勉強になっています。1クラス15人前後の小編成での教育なので、質問や発言もしやすく、とても楽しいです。

 

特に課題が多いのは、ジャズの歴史の授業で、今学期は、ジャズの起源(アフリカ)から1920年までのジャズの勉強を歴史背景と共に勉強していきます。先日は、課題のリサーチペーパーを提出しました。「1920年代のハーレムとJames P. Johnsonの音楽」と言う研究テーマの紙を書きました。そのプロジェクトがやっと終わり、次は、1920〜30年代のジャズの曲について10分間のスピーチを行います。まだテーマは決めていませんが、James P. JohnsonのCalorina Shoutにしようかなと思っています。時代背景と音楽を比べていたら、1900~30年のたったの30年間でのジャズ発展のスピードがすごいなと思いました。

 

ジャズ史①②③④とピアノ①②③④は、テストアウトと言って、最初にテストを受けて合格すれば修士課の生徒は、クラスを取らなくて良いことになっているのですが、私は、ジャズの起源〜1930年代までが弱かったみたいで、授業をとっています。とても楽しいです。ピアノと1930年以降の歴史は、合格したので取らなくても良いことになっています。小さい時からピアノ習っていて、今になって役に立ちました。