『 ハウ ｈａｗ 』(2022年・日本・119分・ドラマ)
監督：脚本：犬童一心 原作：脚本：斉藤ひろし
主題歌：GReeeeN「味方」
出演：田中圭、池田エライザ、ベック(犬)、野間口徹
出演：渡辺真起子、長澤樹、モトーラ世理奈、石橋蓮司
出演：宮本信子 声の出演：石田ゆり子
赤西民夫は婚約者に婚約破棄を言い渡され
日々抜け殻のように生きていた。
そんな時
職場の上司が保護犬と暮らしてみないかと
大型犬に引き合わされる。
その犬は前飼い主に声帯を切除され
声が出せず鳴き声が「ハウ」と聞こえることから
民夫は「ハウ」と名付ける。
ハウのお陰で民夫も生きる望みが出来
毎日楽しく暮らしていたが
ハウと外出した先で昼寝をしてしまい。
その隙にハウは民夫からはぐれてしまう。
( ネタバレを含みます。
知りたくない人は読まないでください。
)
Amazonプライムで観ました。
原作は読んでいません。
感想は わたしはダメでした。
この物語の結末 嫌いです。
ひょっとしたら
好き 嫌いが 分かれる物語だと思います。
誰に 感情移入して観るかによって変わって来るかも。
そもそも論になりますが
散歩中に気分が良くなり眠っちゃうって言うのも
分からなくもないですが
動物と一緒に居るんですよ
不注意にもほどがある。
ハウが亡くなっているかも？
という一報が入っても
亡きがらは焼かれてしまっているんだから
確認した訳ではない。
ならば 諦めるのが早すぎる。
そして ラスト。
いろいろ冒険して戻ってきたハウが
民夫に駆け寄ってきたのなら
そのまま受け入れてあげるべき。
いくら リードが付いていようが
子どもが お父さんの生まれ変わりなんだ。
って言っていようが
ハウは民夫めがけて駆け寄ってきたんだもん。
民夫に逢いたくて家まで戻って来たんだもん。
民夫は一軒家を手放し引っ越ししてるけど
そんな事 知る訳がないハウは
その家を目指して戻って来たんですよ。
そこで いま住んでいる親子が
ハウと暮らしているんだけど
そこは民夫が ちゃんと経緯を説明して
ハウと暮らすべきだったと思う。
マイクロチップも装着されているから
親子も納得してくれるでしょう。
引っ越したと言っても
きっと近所だろうし
その親子に ハウに会いに来てもいいよ。
くらい言ってあげる事だって出来るでしょう。
前の飼い主に偶然出会っても
ハウはそこから民夫を思って戻って来たんですよ。
なのに 民夫は耳元でハウに
「 ハウ 本当のお別れだ 」 なんて言われて
(※この時のハウの演技 泣けます。
)
ハウの気持ちは無視ですかッ。
って わたしは思いました。
ハウの気持ちはどうなるの。
また 捨てられたのかって。
人間不信になりませんかねぇ。
まぁ 設定上 親子は ハウ (※親子はブンと名付けてる)
を大事にしてるけどさ。
ハウの代わりなんていないって言ってたのに。
その矛盾点に怒りがこみ上げてきました。
納得いかないなぁ。
って事で
わたしは この物語 嫌いです。
もう 観たくない。
～ 登場人物 ～
(※公式HPより)
赤西民夫：田中圭
ハウを愛する ちょっぴり気弱な青年
足立桃子：池田エライザ
民夫の同僚 不器用な民夫を何かと気遣う
ハウ：ベック
こころ優しい ワンと鳴けない犬
鍋島史郎：野間口徹
民夫の上司
鍋島麗子：渡辺真起子
民夫にハウを引き合わせた史郎の妻
朝倉麻衣：長澤樹
福島の帰還困難区域出身の中学生
森下めぐみ：モトーラ世理奈
修道院に身を寄せる女性
関根志津：宮本信子
シャッター商店街で傘屋を営む夫を亡くしたばかりの女性
関根次郎：石橋蓮司
志津の亡くなった夫
声の出演：石田ゆり子
では ごきげんよう。