世界最大のアイドルイベントTokyo idol festival 2016（以降TIF）にAKB48グループから初めてAKB48が出演。
昨年まで出演した同じAKB48グループのHKT48率いる指原莉乃が『HKTが出るよりAKBが出た方がいい』とコメントしていて、これがきっかけなのか、
やっとAKB48のお出ましですが、選抜メンバーではなくチーム8が出演。
チーム8はTIF初日の朝一発目からの出演。
一発目の出演は過去に、ハロプロメンバーがわざわざ合同コンサート前に駆けつけてイベントのスタートを飾るなど、その日のイベントの勢いを左右する大事なステージ。それゆえTIF運営側からの期待がかかっているのが伺えます。
まずライブ前は、TIFの朝で恒例となったラジオ体操が行われてチーム8から坂口渚沙、佐藤七海、中野郁海が参加。SUPER☆GiRLSからは、AKBのオーディションを書類審査で二回も落ちた浅川梨奈がMCで出演したのはなんとも言いようもない気分です。なんでこんなかわいい子落とすかな運営は？しかも書類で。8の3人と見劣りしないんだが。
毎年のことですが、ヲタたちがラジオ体操でジャンプすると推しジャンプをするため笑いがおきます。
いよいよチーム8が出演ステージが始まるとOvertureが。対バンしないAKBだからなんか妙だな。
率直な感想は『普通過ぎる』です。
イベントを初めて見る人には新鮮に映って見えるでしょうが、何回も見ているとTIFならではのスペシャル感ないなぁって思っちゃう。しかもミリオンヒットのシングル鉄板曲は、誰でも知ってるから初日に選んだセトリなんだけどなんかつまらない。
攻めてない。もっとファンでない人の心を鷲掴みするくらいの攻めを見せてほしかった。
その後に出演したひめキュンフルーツ缶のライブを見たら負けたと思った。会場の一体感とかあってどんどんボルテージが上がった。客の乗せ方うまいし、そうしたライブにむいたゴリゴリのロックだから仕方ない。
でも去年まで出ていたHKT48のライブパフォーマンスは完璧過ぎるほどうまい。
昨年のHKTのセトリとか見てもかなり攻めの姿勢。MCは指原だからテレビのバラエティー級な訳でそれを差し引いてももっと8には頑張る余地あるんじゃないのかな？
売れないアイドルじゃない、しかも家から通える恵まれた環境だからかおっとりというか、ここでファンを捕まえたいという必死さがなく上品過ぎる。
チーム8は外イベントでファンでない一般のお客さんに見てもらうイベントは数多くやってきました。
しかしTIFは違う。皆アイドルに目が肥えた人たち。ちゃんとTPOに合わせた趣向ややり方を勉強すべきです。
選抜メンバーたちはUSJで開催中のやりすぎsummerや連日のマジすかの舞台や番組収録などで忙しい。
そこで外イベントを年間何回もやって得意とするチーム8が呼ばれた訳ですが、彼女たちも実は忙しい。初のチーム8だけの全国握手会開催や彼女たちもUSJイベント出演は勿論のこと、各メンバーでのイベント出演の合間にイベントのレッスンや番組収録もある。TIF初日5日の翌日は第二回グループ運動会で、7日は選抜総選挙第一党感謝祭で8日は8の日と呼ばれる毎年恒例イベント。そして個別握手会の他テレビ局のイベント出演。その間に普通に劇場公演もあります。そんな訳で他のアイドルとは違い、TIFにかける思いなんてあまりないかもしれません。
何故か夕方のHOT STAGEは妙にファンを煽ってきて面白い。少しは考えたんでしょうね。ただ、整理券配布でガチのファンしか来ない会場じゃ意味がない。今後はsmilegardenのようにオープンエアの会場で他のグループのファンも巻き込むくらいのライブをやってほしい。
【smilegardenセトリ】
47の素敵な街へ
希望的リフレイン
Everyday、カチューシャ
☆MC自己紹介
夢へのルート
ポニーテールとシュシュ
大声ダイヤモンド
365日の紙飛行機（アーコギ演奏長久玲奈）
制服の羽根
余談ですが、
アイドルファンは知られてるけどあまり一般の人に知られていないアイドルがほとんどの中、今回はメジャー級のアイドルも続々参加しました。そのため人気が出るライブに対して今回TIFは整理券を導入。
チーム8では恒例の徹夜組も現れて配布を待つ列も出来るほど。各グループや人気ステージに対して2000枚の配布。初日は第一回に出演したももいろクローバーZ（当時はももいろクローバー）から佐々木彩夏や乃木坂４６メンバー出演のファッションショーなどまとめて整理券を配布したため、配布開始の午前7時30分には、配布場所の等身大ガンダムが立つダイバシティ前から青海にあるヴィーナスフォートまで長蛇の列が。チケットから入場するためのリストバンドの引き換えてから並ばなければもらえないため2時間待つことに。整理券をもらう頃にはチーム8の出演するステージがあるsmilegardenは既に開場していて、整理券の番号はあまり意味がなかったようです。
今回後、こうした整理券配布は行われていくでしょう。TIFも年々来場者が増えて昨年2日間で5万人を超えました。そこで今回から3日間開催にもなりました。今年は7万人動員を予想していて、今後10万人になる可能性も。
オープンエアでフリーだった会場も柵が出来て完全に分離して、今年はとうとう屋外会場のsmilegardenの両翼に高いフェンスが設置されました。以前より見づらく残念です。
マナーも悪くなってセキュリティーが強化されました。残念です。