パグ脳炎、脊髄壊死軟化症部位に、ペタッとシートであら不思議・・・とは行かないとは思いますが、決して期待できない方法ではないと思います。
再生医療は革命的であっても、その研究過程の治療法は革新レベルで安全かつ有効性を引き出せるのが現実の医療だと思っています。それらをより積極的に獣医医療に取り入れていければとの思いです。
例えば炎症性サイトカインによる疾患が局所でも全身でも様々な病態を生んでいるわけです。
パグ脳炎・脊髄壊死軟化症 これらも炎症性サイトカインによる2次性急性憎悪病変と考えられます。そして脳浮腫・脊髄浮腫はアクアポリン4の制御にかかっており、これらの抜本的コントロールに様々な薬剤を試みてきいました。もちろん市販されている薬を、効能外使用 するという方法。
「副作用」悪い言葉でないのです。メインの薬効の取れている効果以外の「悪い作用がでたときの印象」が日本人にはインプットされています。実はメインでない「良い反応」もたくさんあるのが薬剤です。どんどん認可が広がる薬がその代表です。そして認可を得るのは大変なので、薬効薬理を考えて生理学的に生化学的にいけると思えば挑戦することが、実はいま助からないこの救命のためには必要な時があるのです。でも最も大切なのは基礎学問の、基礎医学。
こういった研究開発をするのには本当は大学でやるべきこと。自分はアカデミーの道は苦手で、不良学生だったつけが今もあります。そのこころにある十字架が今の活動の原点ですが。なのでいろんなことでこれから協力先を求めていければと思います。




