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Equine Therapy PARTNERS

エクウィンセラピー パートナーズ

今日は大晦日。2016年ももうすぐ終わりですね。

 

11月の終わりから12月の初めにかけて、オーストラリアのシドニーで、マスターソンの

アドバンストセミナー(Advanced Five-Day Course)を受けてきました。

マスターソン(Jim Masterson)はアメリカ人ですが、中国医学を取り入れた、馬に対する

マッサージセラピー(The Masterson Method)を提唱しています。

 

カナダにいるときにウィークエンドセミナー(2日間)を受けることができたのですが、

今回はそれに続く5日間のセミナーでした。実践場所はそれぞれ異なり、最初の3日間は

乗馬クラブ、4日目は競馬施設、そして5日目は騎馬警察でした。

騎馬警察の馬はクライズデール、ペルシュロン、そのミックスなどが多いようですが、

サラブレッドもいました。みんなとても大きく、そしておとなしい馬たちでした。

 

 

今回の一番の収穫は、セラピーをするにあたっての評価法を学ぶことができたことでした。

これまではカナダで学んだアプライドキネシオロジーを使っていましたが、それに比べて

より明確に問題を把握できるように思います。

 

先日、ある乗馬クラブから競技馬に対するセラピーの依頼を受けました。

早速新しく学んだ評価法やそれに伴うセラピーを行いましたが、「背中がとても柔らかく、

後駆からスムーズに力が伝わりやすくなったように思う」と言っていただきました。

セラピーの成果が出ているようで、とても嬉しく思いました。

 

セラピーを依頼して下さる乗馬クラブはまだ数えるほどなのですが、多くのお馬たちに

とって、少しでもプラスになるセラピーを提供できるよう、来年も努力したいと思います。

 

 

 

 

 

 

  今年の夏、カナダの馬の学校の先生から卒業生全員にメールが配信されました。

そこには、今年9月に入学する学生を最後にカレッジを閉校するという知らせと、

次の言葉がが書いてありました。

    I am getting a little ‘long in the tooth’.  

これはちょっと疲れたとか歳をとったという意味で、馬は歳を取ると歯が長くなること

から来ているようです。

 

 馬の歯は年間3~4mmずつ伸びると言われますが、歯の長さを見ることである程度

年齢がわかります。子馬の歯は24本ですが、5歳頃迄に臼歯が生えそろいます。

成馬は切歯12本、犬歯4本12本、後臼歯12本、そして狼歯2本の計44本です。

但し、牝馬は犬歯がないので38本です。(まれに牝馬でも犬歯のある馬がいると言われます。) 

狼歯は口腔内トラブルの原因になることがあるため、抜くこと多いようです。

 

 下の写真は、三木ホースランドパークにいる馬の歯を、年齢毎に並べたものです。

多少個体差はあるように思いますが、"Long in the tooth" を実感出来ますね。

 

       8歳                        10歳                          11歳

       12歳                     16歳                           20歳

 

*この写真は、「三木ホースランドパーク」の公式ブログhttp://www.miki-hlp.or.jp/

  掲載されたものの中から、許可を得て載せています。

 

 

 

 

 

 

 

 

明日から11月。今年もあと2ヶ月になりました。

ブログに載せられることがあまりなくてしばらく更新しておりませんでしたが、

今日は久しぶりに更新します。


先週末、三木ホースランドパークで全国障がい者馬術大会が開催されました。

そこで久しぶりに出店しました。内容は、アメリカのマッサージセラピスト、ジム・マスターソン

(Jim Masterson)が提唱しているセラピーの中から2~3、図や写真で紹介しました。(写真)


今回の一番の目的は、障がい者乗馬に関わっていらっしゃる方々に、エクウィンセラピーについて

知っていただくことでした。

今年は2月、3月の競技会の折にも出店しましたが、それがきっかけとなって競技馬のセラピーを

させていただくことができるようになりました。


今回も、関係者だけでなく、ボランティアの方や乗馬クラブの会員さんなど、興味をもって話を聞いて

下さった方がいらっしゃいました。

今回の出店がきっかけとなり、少しでもエクウィンセラピーが広まっていくことを願っています。





昨年の暮れ、2年ほどセラピーをしていた芦毛の馬が乗馬クラブを退厩しました。

「神馬」として過ごすことになったためです。

彼の行き先は、奈良市学園前にある「大和国鹿島香取本宮」でした。

「神馬嘶き巫女が舞う」神社として、ホームページも公開されています。

  http://kashima-katori.com/index.html


先日、その「神馬」に会いに行ってきました。

この神社には、現在2頭の神馬がいます。

神社の名前をとって、「鹿島」と「香取」と名付けられています。

私がみていた馬は「香取」の方です。

退厩してから3ヶ月ぶりに顔を見ましたが、とても穏やかな表情をしていました。




この本宮の宮司さんは、それまで私が抱いていた「神社、宮司」というイメージとは大きく異なる、

とても素敵な楽しい方でした。

子どもの頃から馬に関わっていらしたそうで、馬の扱いにも通じていらっしゃいますし、

馬に対する愛情の深さを感じました。


宮司さんがボロを捨てに広い駐車場の隅までいらした時に、引き手もなく「放し飼い」状態の

香取が、宮司さんの後をポコポコ歩いてついていく姿は、とってもほほえましいものでした。


乗馬クラブを退厩する馬の行く末はいつも気になるものですが、この神馬たちをみていて、

この先ずっとここで幸せに暮らせることになり、本当に良かったなと思いました。


(*写真は私が撮ったものですが、公開には許可を得てあります。)

2月19日(金)から21日(日)まで、三木ホースランドパークで競技会が開催されたのですが、

今回初めて「エクウィンセラピー」の出店をしました。


今回はインドアでのジャンプ競技でしたが、170頭以上の馬が出場したそうです。

それもあって、大会期間中のセラピーはしないようにということでしたので、出店はエクウィンセラピー

についてPRすることを目的にしました。


                   出店の様子


「エクウィンセラピーって何?」というチラシも作製しましたが、エクウィンセラピーということばを

初めて聞いたと言う方もたくさんいらっしゃいました。

残念ながらセラピーの予約にまではつながりませんでしたが、少しでも多くの方にセラピーの

ことを知っていただく機会にはなったように思います。


ところで、競技の様子を見ていて、無理な体勢でジャンプをさせられている馬がけっこういるように

思いました。

その中で、日本で競技に出るのは初めてという7歳のKWPN(オランダ温血種)がいたのですが、

非常に落ち着いていました。走行はスムーズでしたしジャンプも自然できれいで、中程度のクラス

でしたが優勝していました。

この馬はふだんナチュラルホースマンシップでトレーニングを受けているということでしたが、

ふだんの馬と人との関わりが、こういう大会の時にも出ているように思いました。


セラピーも、一番の目的は馬と人とのコミュニケーションを深めることです。

日本でエクウィンセラピーが根付くにはまだまだ時間がかかるように思いますが、

近い将来セミナー等を開催し、少しでも多くの方々に馬との関係が変わったと思える体験を

していただけるようにできたらと思っています。