モンハン小説 第二章 第二話:嵐の前の噴火 | Lagのブログ

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 船に揺れれて2日間、ようやくその孤島に着いた。空には黒い雲が一面に敷き詰められ海は荒れていた。木も倒れている。こんな島がトロピカルアイランドだと言われてすぐに納得できる人は世界中どこを探してもいないだろう。

 船を下りて1時間ほど歩いたところで村に着いた。着くとすぐに村長が出迎えてくれ、ハンターの集会所に通された。どうやらこの村ではハンターが珍しいのか村長の後ろには見物客がたくさんいた。集会所では具体的に調査してほしい場所、日時、作戦など様々なことを話し合った。

 結果最初の数日で調査して、グラン・ミラオスが起きる前にどうにかできるかを調査。できないなら討伐の準備をするという抽象的なものだった。仕方がないと言えば仕方がない。何せ情報が少なすぎるからだ。前回グランが目覚めた時はすでに数百年も前の話で、しかも文献がほとんど残っていない。しかもその時はグランを討伐に行ったハンターは4人とも失敗、村が一つ丸々消されたのだ。

「では、あなた方がこの村にいる間に泊まる部屋に案内しようかのう」

村長はゆっくりとした口調で二人に告げて集会所の出口に向かって歩き始めた。すると窓をパンパンと叩く音がした。ジュビアとウォルトがそちらを向くと小さな男の子がきらきらした目でこちらを見ていた。どうやら窓の淵に立っているらしい。窓を開けてやると



「おねえたん、おにいたん!!ボクのお家にきてよ!!ぼくの家は宿屋なんだよ!!いっぱい部屋もあるよ!!!」


と顔をグイグイ近づけて来る。男の子のすぐ隣にはその男の子より少し年上の女の子がいて「ダメだよ」と言いながら必死に男の子の引っ張っているのが見えた。

ジュビアとウォルト少し驚いて互いの顔を見てうなずいた。

「ぼくの名前を教えてくれる?」

とジュビア

「テオ!!テオ=アルカルデ。でね、この子がアウラ。僕の隣にすんでるんだ~」

「ではテオ、君の家に案内してもらおうかな。村長!聞いての通りだ。俺たちは彼の誘いを受けるから、悪いが部屋案内はしなくてもいい。」

ジュビアとウォルトの決断に少し戸惑いながらも村長は承諾した。

「ではテオ君、案内してくれるかしら?」
「うんこっちだよ~」

ゆっくりと窓際にある木箱をゆっくり降りてジュビア達の方にやってきて手を引っ張っていった。


 テオの言う通り彼の家は宿屋になっていた。

テオの両親に事情を説明すると快く部屋を2つジュビアたちに貸してくれた。夕食の時間になるまで二人は部屋でグラン討伐をどうするか考えていた。わかっていることははるか昔タンジアの港周辺で暴れまわってたこととその姿が火山の化身のように全身からマグマが噴火するということだけだった。そのため準備ができたのは炎耐性の高い防具だけである。武器は何が弱点かがはっきりしていないためお互い爆破属性の武器を持ってきていた。

結局はやはり情報不足ということが最も大きな問題となり、作戦会議は先には進まなかった。しかし調査する場所は決まった。火山付近の湖の跡地ともう一か所は村の近くにある湖である。文献に書かれていたのはグランミラオスが湖を沸騰させたという一文があったのだ。少ない手がかりではとりあえずそこを調べるしかなさそうだ。




夕食は流石にトロピカルな孤島だったという証拠に様々なフルーツやさっぱりした食べ物などが用意されていた。今の島の気候が晴れ渡った晴天だったら・・・と思うと少し残念だが、それでもとてもおいしい料理だった。

食事中ジュビア達はテオからハンターの事をたくさん質問された。最初の頃はテオを止めていたアウラも次第にテオのように質問をするようになっていた。結局その日は子供たちに質問攻めにされて夜が更けていった。


翌日、天候は相変わらず今にも雨が降りそうな雲に覆われていた。調査に同行してくれるという学者を一人つれて前日に決めた場所に向かって歩き出す。道なき道を歩き約2時間で目的地に到着。さっそく学者の方に調べてもらう。

すると、湖の跡地はやはり水がすべて干上がったということが判明した。全身マグマモンスターだからある程度は予想していたが、やはり現実を突きつけられると少し絶望が見え隠れするのを感じた。

次に村の近くの湖に向かった。その途中で事は起こった。

少しの縦揺れと共にすごい勢いで横揺れが起きる。

地震だ。

それもかなり大きい地震だ。3人とも立っていられず思わず両手を地面につけてどうにかその場に留まろうと努力をした。

揺れは約3分間程度続いたが体感時間はその倍近くあった。

「大丈夫かジュビア!!それと学者のにいちゃん!!」

「大丈夫だよ~。」
と学者

「大丈夫よ、それにしてもこの揺れ何か…ウォルト!!後ろを見て!!」

ジュビアの声を聴いてすぐにウォルトは振り向いた。そしてあまりの出来事に声を失う

「!!!!」

ウォルトの目に入ってきたのは先ほどまで調査していた湖の跡地の近くの山が動いていたのだ。

そう、あれがグラン・ミラオス。火山の化身であり、厄災の悪魔。あまりに大きいため全長がわからない。



「う…ウソだろ…、これから俺らはあんな化物と戦うのか…」

ウォルトは始めてみる古龍の圧倒的な存在感に興奮していた気持ちはとっくになくなり、どす黒い恐怖が全身をつつむ。全細胞が危険信号を出しているのがわかる。その時、自分の左手が何かに触れた。見ると同じように震えているジュビアの姿が目に写った。するとまるでフラッシュバックのように数日前ジュビアに言った言葉が脳内に映像と共によみがえった。

『大丈夫、お前は俺が守る絶対だ。』

その言葉が頭に木霊した。そして動けにでいる自分がどうしようもなく情けなくなり、背中に背負って来た太刀を取り出し自分の足に突き刺した。恐怖を痛みで上書きしてその場から全員を避難させなくてはならない。ふらつくが動けるようになった両足で急いでジュビアと学者を両脇に抱えて村に逃げる。

「ジュビアよく聞いてくれ、俺は今あの古龍に恐怖した。つい先ほどまで俺は逃げたい衝動でいっぱいだった。だがお前を生かしたい。これから先もずっと一緒に生きていきたい。だからジュビア!!俺には今助けが必要だ。お前の助けが必要なんだ!!俺一人じゃ到底無理でもお前と一緒なら絶対に勝てる。だから…俺と一緒に来い!!」

その言葉にジュビアは照れとうれしさで先ほどの恐怖が薄れていくのを感じた。

「あ、ありがとう…。そうね、今ここで怖気づいて逃げたりしたらもう私たちには何も残らないわね。テオ君とアウラちゃんそして村の人たちのためにも頑張るわ!!」

そういって二人はグランミラオスを見る。どうやらまだグランミラオスは眠りから覚めたばかりで先ほどの場所からほとんど動いていない。これは最大のチャンスかもしれない。そう感じた二人は村まで学者を届けると戦いの準備を始めた。

もう後には引けない。いよいよグランとの対戦が始まる。

To Be Continue

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こんにちは、まず謝罪から入りたいと思います。昨日登場人物で「ノア」という人物が登場したのですが、あれはウォルトです。詳しくは言えませんがノアも今後出てくる重要人物なのですが、まさかの名前を間違える大失態でした。今後できる限りああいったミスはなくさないといけませんね。ごめんなさいm(_ _ )m


さて、本編なのですが、今回はテオとアウラが登場しましたね。一応設定はテオが3歳なんですよね。僕の姪っ子が3歳になったのですがまあよくしゃべりよく走るのでそれがもでるですかね。アウラは少しだけお姉さんなのでテオの面倒をいつも見てもらっているってつもりだったんですけどね、やはりそこは子供として好奇心には勝てないってことが表現したかったんですよね。うまく表現できて入ればいいんですけどね。

さて、いよいよ本命のグランが出てきましたね。グランの登場&ウォルトの告白・・・なんか方向が甘酸っぱくなっていくような・・・。恋愛要素はない方向で書きますが、ウォルトとジュビアは今後のためにも一応ラブラブしてもらってるわけなんですよ。そして次回はいよいよ戦闘開始ってことになります。戦闘開始…ハァ…うまく書けるかな~。かなり裏な話ですが、とりあえず今迷ってるのは水中戦を含めるかどうかです。水中戦をうまく書く自信がないので、もしなかったら「ああ、Lagのやつ失敗したな」って思ってもらえれば結構ですww

ではまた次回まで。




P.S.

SOUL SACRIFICEの集会所を作りました。え?モンハンじゃないのかって?だってモンハンはすでに人気じゃないですか。大量にぐるっぽがあるので僕は時代の先取りってことでSOUL SACRIFICEでwww

興味がある方は参加してほしいです。何せ今の参加者は僕を含めて2人だけですので

http://group.ameba.jp/group/AxJ7vYvMgytA/

ではでは