EQファミリーの皆さま
「私とEQ」お楽しみいただいていますか(笑)
いよいよ!EQ理論提唱者たちとの出会いを求めての旅が始まろうとしています。
前回までのあらすじはこちら↓
私とEQ Vol.12 日本初のEQシンポジウム「メガチェンジ」開催 | 高山直の「左の振り子」 (ameblo.jp)
も、ありますが、ここらで一息入れませんか(笑)
「私とEQ」を書いていると、「なんで今こうなったんかなー」と、過去の自分を探し始めますよね、不思議ですね。
中学3年生のとき、父から「将来何なりたい?」と聞かれました。
父が校長&野球部監督を務める中学校に入学、本格的に野球を始めた私はまあまあの選手(後で知るのですが、全国の高校野球部から声がかかっていたそうです)で、県内の野球強豪校に入って甲子園を目指すんだろうなーと、なんとなく思っていたところ、「将来の話をしよう」と突然父に言われました。それも正座し直す雰囲気で、父の隣に母が正座し、なにか厳粛で緊張感ある中で始まりました。
「将来何になりたい?」
「学校の先生になりたいです」
「なぜ?」
「お父さんの後を継いで…」
「これからの先生は勉強だけじゃだめじゃ。文武両道を目指しなさい」
「甲子園に行きたいけん。〇〇高校に入りたい。先生の道はそのあと考えます」
「本気で野球をやりたいのか?」
「先生にもなりたいけん、野球部のある公立高校に行きます」
「ほんまは何になりたいんか?なんでもええけん、言ってみなさい」
「俳優(超小声で)」
「は?(笑)映画俳優のことか?なんでじゃ?」
「映画やテレビに出たい…」
「ほーか…その顔は吉本じゃのー、吉本に入るか?吉本入れちゃるよ」
「吉本はちょっと…」
こんな会話が続く中、
野球強豪校NG.
野球部がある公立高校NG.
誰でも入れるような大学文学部英文科に入って英語の先生NG.
だからといって吉本もNG.
「お前はどんなに頑張っても広大(広島大学)は無理、東大も同じじゃ。国立大学は無理じゃが、お前には甲子園の可能性がある。東大行くのも、甲子園出るのもどっちも大したもん、立派じゃ。どちらも努力の賜物じゃの。甲子園の可能性があるなら野球をやれ。でも野球だけの人間になるな。文武両道で勉強もしっかりやれ。それができんのならボクサーになれ」いい話のようで、最後の選択はボクサー(笑)。父はボクシングが大好きで、本気でボクサーにしたかったのだと思います。
「人を殴るは好きじゃないけん…」と私
「子どもが殴られるとこ見て、何が面白いん?!」激怒りの母
父黙る…
結果、甲子園の可能性もあり、もし野球がだめでも医学部、薬学部に残れる(学業成績優秀であれば)、大学の付属高校に入学します。甲子園出場は果たせませんでしたが、大学では全日本大学選手権に出場(3回)しました。
その後の野球ですか?
実業団で続けることも考えましたが、就職された先輩たちを訪ね、
「ちやほやされるのは現役時代のみ。毎年プロ野球ドラフト候補になった有力新人が入社。レギュラーの保証もなく、5年で現役を引退。今は総務部のただの力持ちじゃ。引っ越しには必ず呼ばれるが、仕事は…ない」
と多くの先輩の話を聞いて、野球はここまで!としました。
父の紹介で、入社したのが就職情報誌会社です。
ここが今の仕事の原点…
そうだったのかー(笑)
高山直
高山直のオフィシャルサイト (takayama-nao.com)