EQファミリーの皆さま
会社は設立しましたが商品のない会社、事業ができません。
EQ理論の理解もあやしいのに、会社名はEQジャパン、笑えません。ん?笑うしかありません(笑)
これまでのあらすじはこちら↓
私とEQ Vol.11 私、起業します | 高山直の「左の振り子」 (ameblo.jp)
「EQシンポジウム」開催
本来なら商品開発が先と思いながらも、営業の血が騒ぎ、二つの目的で開催を決めました。
一つ目は、EQブランディング
D.ゴールマンの著「EQ心の知能指数」が話題になり、日本でもEQブームが起こっていたので、その波に乗ること
二つ目は、前職時代にお世話になった企業人事部の皆さまに、個人のやる気や情熱、「志」などの潜在的な能力や可能性が学歴に関係なく、公平、公正に評価、判断される社会の創造を実現する会社EQジャパン設立のご報告です。
500人を超える参加をいただき、盛況のうちにシンポジウムを終えることができました。
「が、そこにはEQ理論提唱者はいません」
EQ理論の理解不十分のまま、D.ゴールマン氏の『EQこころの知能指数』を読んだところ、EQは人間性とか人間力の根幹を成す能力と書かれており、EQは「人間力」と紹介したほうがわかりやすいと考え、当時、経済評論家で活躍されていた故:竹村健一氏を基調講演にお招きし「企業は人なり、人間力が重要であり、これからはEQだ」とお話をいただきました。その後、EQ理論の生まれた背景や論文内容を教科書的に紹介、EQジャパンの会社概要の説明でシンポジウムは終了。
EQ理論提唱者P.サロベイ&J.メイヤー博士もD.ゴールマンもいないEQシンポジウムって、それでいいの?ですよね。
商品開発にあたり、大学の心理学の先生とお会いするのですが、当時はEQの研究者はいらっしゃらず、素人の私がEQを語るなんて無免許運転も甚だしく、今思うと、反省あるのみです。
「D.ゴールマン氏にアプローチ」
研究開発顧問の必要性を感じてたところ、講談社のイベントでD.ゴールマン氏が来日することを知りました。
著書に事務所連絡先が書いてあったので、メールを送ったところ「来日時に会おう」と返事が来ました!
当時のD.ゴールマン氏は世界で売り出し中とはいえ、まさか返事が来るとは夢にも思いませんでした。
早速ランチの約束をし、ウキウキでその日を心待ちにしていました。
D.ゴールマン氏を研究開発顧問に招聘すれば、これでEQジャパンの学術的信頼度も上がり、EQブランディングも完璧、事業化に向けて前途洋々です。
当日の午前中、「他に予定ができたので、君たちとは食事ができなくなった」
とFAXが一枚届く。。
夢と終わりました。
さあ、どうする?
日本の研究者&先生の顧問はまったく頭にありませんでした。「心の知能指数」を読み返し、本にはEQ理論提唱者として、ニューハンプシャー大学、J.メイヤー博士を紹介していました。EQ理論の論文ではエール大学、P.サロベイ博士の名前を覚えていたので、EQ理論提唱者の本家本元に会うべく、お二人へのアプローチが始まります。
今回はここまでです。
いよいよEQ理論提唱との出会いの旅が始まります。
次回をお楽しみに♪
高山直