こんにちは、八木です。
少し前のお話なのですが、I様からご相談の連絡を頂いた時のこと。
「ウィグの製作をお願いしたいのですが」との事でしたので、お電話では今の現状や治療中か治療前なのかを、最初に確認させて頂いています。
お話を伺うと、癌治療の為にウィッグを必要とされているのでなく、「脱毛症」で必要とされている方でした。
お電話だけでは現状を把握しかねませんので、
とりあえず、お伺いして詳しい現状のお話をお聞きしながらウィッグに関してのご説明・現物の試着等をさせて頂いてます。
お話を伺うと子供の頃から定期的に脱毛症状がはじまるとのこと、
そのためにウィッグも前から使用されていて、新しいウィッグをと思い、
今回お知り合いのすすめでご連絡して頂きました。
脱毛症でお悩みの方は以前からウィッグを使用されている方が多いです。
ですので、ウィッグに関しての知識も経験上豊富な方も居られれますので
実際に触れてもらい質感などを確かめて頂いたり、
試着をしてかぶり心地など確かめてもらい
ご自身に合うも物かを慎重に判断して頂いています。(抗がん剤治療の方にも同じです)
その日も一通りのご説明をして、
お任せしていただきましたので製作に取り掛かりまた。
ウィッグの毛の量を気にされる場面もありましたが、簡単なアレンジをして仕上げさせていただいたところ、
「良いですね、これなら気になりませんねっ!」と笑顔で言っていただきました
最後に笑顔になってもらえると、私も本当に嬉しく想う瞬間です
がん治療の為ではなく、深刻な脱毛症のお悩みに対しても、
お任せしていただければご希望に添えるよう精一杯尽力を尽くします