今年も昨年と同様、青春18きっぷを使用して伊勢神宮参拝と京都神社巡りをして来ました。
12月31日23:10東京発大垣行きのムーンライトながらに乗り、途中名古屋で乗り換えて伊勢を目指します。
行きの電車内では、ハーフボトルのワインを飲みながら新年を迎えました(笑)
伊勢神宮がある伊勢市駅には8:40くらいに到着。
先ずは伊勢神宮外宮まで歩いて参拝します。
昨年もそうでしたが、外宮は全く混んでいません。
時間によるのかもしれませんが。
昨年はここから歩いて内宮まで行きましたが、今年は素直にバスに乗って移動。
内宮のバス停に着いたら、普通の人はそのまま内宮に参拝するのでしょうが、自分は先ずは赤福で赤福ぜんざいを食べます。
ぜんざいを食べた後は、ホテルで食べる夜食用の赤福を購入し、内宮へ参拝に。
此方はさすがに混んでいます。
外宮の参拝に昨年程時間をかけなかったので、10時過ぎには内宮へ入りました。
先ず内宮へ着くと、伊勢神宮へ参拝している人の99%が素通りしていると思われる五十鈴川の御手洗場横にある滝祭神へお参りします。
と言うのも、滝祭神は天照大御神に願い事の取り次ぎをしてくれる神様と聞いた事があるから。
ここにお参りしたあとは奥の本殿にお参りに。
昨年よりは1時間程本殿に参拝に向かった時間は早かったので、本殿の階段下迄着くのも早かったですが、この階段を登るのに時間がかかります。
階段右側は、鳥居をくぐる事も出来ず、正面から参拝も出来ませんが、動きは早く30分程で上迄上がれそうです。
ですが、真正面から参拝しようとすると、この階段を上がるのに90分程かかりました。
帰りに見たら、さらに行列は伸びていましたので、時間が遅くなるに従って、参拝時間は2時間、3時間と伸びていくでしょう。
伊勢神宮に参拝後は各駅で京都まで。
これまた時間がかかり、4時間ほど掛かってしまいます。
ただ、朝早くに伊勢神宮に参拝するにはムーンライトながらを使用するのは乗り継ぎを考えるとちょうど良いです。
京都での神社巡りだけを考えるなら、夜行バスか新幹線で移動しちゃいます。
京都に着いたらホテルにチェックインし、7時すぎに稲荷神社の総本山の伏見稲荷大社へ参拝します。
ここは、日本の神社で4番目に参拝者の多い神社でとても混む場所ですが、京都の人は夜はあまり出歩かない様でこの時間であれば並ばずに参拝出来ます。
また、ここの見所の一つに鳥居のトンネル?がありますが、夜の時間はとても面白い雰囲気です。
暗いので上の方まで行く事は大変ですので途中迄ですが、薄暗い中鳥居をくぐって歩くのは、あまり他では経験できません。
写真はフラッシュを焚いて撮影しているので明るいですが、実際はかなり暗いです。
初日は、時間の関係で京都の神社は伏見稲荷大社のみ。
2日目と3日目にゆっくりと神社と甘味巡りをしていきます。
京都2日目は嵐山からすぐ近くの松尾大社へ参拝します。
松尾大社は醸造の神様で、鳥居の前には大きな御神酒もあります。
松尾大社の境内にある亀の井の井戸の水を醸しているお酒に入れると造っているお酒が腐ることは無いとの言い伝えが有り、多くの醸造会社が献酒しています。
酒の神様だけあって、本殿すぐ横では干支の焼印がされたマスでのお酒の販売があります。
マス付きで1杯1200円、お代わりは200円。
マスは少々高いですが、縁起物と言う事と、とても寒いので結構多くの人がお酒を飲んでいます。
自分も類に漏れず、朝から2杯も飲んでしまいました。
また、松尾大社には他の神社には無いお守りがあります。
「醸酒守」「販酒守」「服酒守」の「造る・売る・飲む」人専用お守りです。
昨年買った服酒守を納め、新しい服酒守を購入し、今年も1年健康にお酒が飲めるようにお参りして来ました。
境内には、お酒資料館という昔の酒造道具の展示や松尾大社とお酒の関わりの歴史資料を展示している場所もありますので、来た事が無い方は一度ご覧頂くと良いかもしれません。
次に向かったのは、菅原道真公が祀ってある北野天満宮。
九州にいた時は、毎年太宰府天満宮に参拝していたのでその代わりでです。
此処も京都では結構参拝者の多い神社です。
北野天満宮を参拝した後は、近くのわら天神宮へ徒歩で向かいます。
わら天神は京都の中でも安産にご利益があるという事で、従兄弟の奥さんが妊娠中という事もあり、ここのお守りを買って帰ります。
境内はこじんまりとしていて、静かです。
参拝者もそんなに多くない神社でした。
わら天神からはバスに乗り、今宮神社へ。
今宮神社は、玉の輿にご利益があるとか・・・。
三代将軍家光の時代に、今宮神社近くに住んていた「お玉」と言う八百屋の娘が側室となって綱吉を生んだことから「玉の輿」の言葉の起源となったそうです。
参拝者を見てみると、確かに女性の方が多いような気がしてきます。
ただ、自分の目的は今宮神社横の「あぶり餅屋」。
ここには2件のあぶり餅屋があり、それぞれ味が異なります。
前回来た時は空いている時期だったので、2件ハシゴしましたが、今回は正月という事もあり混んでいたので、神社から見て左手の「一和」さんへ。
なんでも、創業は平安時代の長保2年(1000年)とのこと。
京都の店は歴史がケタ違いです(笑)
2件とも白みそで甘いお餅。
小さいサイズですが、15本で500円。
良心的な値段です。
あぶり餅と暖かいお茶で一息ついた後は、平安神宮へ。
平安神宮へ着いた頃には運悪く雨が降り始めてしまい見渡す限り傘・傘・傘です。
さっとお参りをした後は、京都に来たら必ず行く錦市場へ。
錦市場は、観光客向けの店が増えてきてはいますが、昔ながらのお店もあります。
今年はまだ雑煮を食べていなかったので、京都の白みその雑煮を食べる事に。
お店は「もちつき屋」
ここは、お店の中でお餅をついているので、つきたてのお餅が食べれます。
白みそを使った雑煮は初めて食べましたが、甘くて美味しかったです。
食事と言うより、おやつみたいでした。
3日目は、旅行中なのにモンベルの福袋を買いに朝から南草津まで移動。
昨年は京都もモンベルが2日初売りだったので京都の店舗に並びましたが、今年は1日オープンになってしまっていました。
そういう事もあり、3日オープンの南草津の店舗へ。
福袋を無事購入してから、再び京都へ。
まずは、八坂神社へ向かいます。
参拝者は結構多いです。
混雑回避の為、鈴は鳴らせなくしてありました。
お参り後は、境内にある常盤新殿と言うところで「厄除けぜんざい」を。
ぜんざいには写真左下の「厄除火縄」というお守りも付いてきます。
この日は最高気温が4度で、且つ風もあるというとても寒い日でしたので、熱々のぜんざいは最高でした。
ぜんざいで体が温まったところで、金運アップをお祈りしようと思い、豊国神社へ。
ここは、豊臣秀吉が祭られている神社です。
参拝者は少なく、静かな神社です。
次に向かったのは、これまた金運アップの御金神社。
凄くこじんまりとした神社ですが、鳥居が金色でなんとも派手。
もともとは、お金を祭った神社ではなく、刀やクワ等の金属を使った物を祭る神社だそうですが、いつの間にかお金が主になってしまった様子。
地元の人が参拝しているというより、地図を片手に辿り着いた感じの人が多かったです。
京都の最後は、下鴨神社へ。
ここはしっかりと混んでいました。
特に一番の行列は、縁結びの相生社。
ここに限らずですが、縁結びに関する場所はどこでも混んでいますね。
とてもじゃないが、男一人旅でお参り出来る雰囲気ではありません(笑)
参拝後は、いつもの様に近くの加茂みたらし団子へ。
みたらし団子発祥の地に来て、みたらし団子を食べないという選択肢はありません。
ただ、この日はとても混んでいたので店内で食べるのは諦め、持ち帰りを選択。
行儀悪く歩きながら食べたので、写真は無し。
京都に来る度に、ここのみたらし団子を食べていますがお勧めです。
今年も神社と甘い物巡りの正月になりました。



