最近、NHKで放送されたドラマ「しあわせは食べて寝て待て」をご覧になりましたか?
タイトルの通り、「しあわせ」って案外シンプルなことの積み重ねなのかもしれない…そんな風に感じさせてくれる、やさしい作品です。
このドラマの主人公は、膠原病という難病を抱えながら日々の暮らしを丁寧に生きる女性。彼女の姿を通して、私たちは病と向き合うこと、そして何気ない日常のありがたさをしみじみと感じることができます。
膠原病ってどんな病気?
膠原病(こうげんびょう)とは、免疫の働きが自分自身の体を攻撃してしまう自己免疫疾患の総称です。関節リウマチ、全身性エリテマトーデス(SLE)、皮膚筋炎など、複数の疾患が含まれます。
多くの膠原病では、関節や皮膚、内臓などに炎症が起こります。体調は天候やストレス、そして紫外線などの外的要因によっても大きく左右されるため、日常生活に細やかな配慮が必要です。
紫外線が引き金に?対策がカギ
膠原病、とくにSLEの患者さんにとって、紫外線は大敵です。日光を浴びることで症状が悪化することがあるため、紫外線対策はとても大切。
・外出時は日傘、帽子、長袖の着用
・日焼け止めはこまめに塗り直し
・紫外線が強い時間帯(10時〜14時)の外出を控える
これらの工夫で、日常のなかのリスクを減らすことができます。
私たちエポカルにも、紫外線に敏感な膠原病の方々から多くのご相談やご注文をいただいております。
「外に出るのが怖かったけれど、エポカルの服を着て安心してお出かけできた」——そんなお声をいただくたびに、紫外線対策が生活の質を大きく変えることを実感します。
「しあわせ」は、小さな習慣のなかに
ドラマの中で、主人公は大きな夢を追いかけるわけでもなく、何気ない日々の中で“しあわせ”を見つけていきます。
体調が悪い日もあるけれど、美味しいごはんを食べて、しっかり寝て、自分を労わる。それだけで、心も少しずつ前向きになっていく。
病と向き合う人も、そうでない人も、「無理しない」「ちゃんと食べる」「よく眠る」ということの大切さを、改めて教えてくれるドラマです。
最後に・・・
「しあわせは食べて寝て待て」は、病気に限らず、心が疲れてしまったときにも寄り添ってくれるような物語です。
膠原病という難病を知るきっかけにもなりますし、見終わった後には、きっと誰かに優しくなれるはず。
毎日のなかに、小さなしあわせを見つけながら、自分の身体を守る工夫も忘れずに。
今日も日焼け止めを塗って、深呼吸をひとつ。あなたのペースで、心地よく暮らしていきましょう。