最近は毎朝、湯たんぽと体温でホカホカの布団からなかなか出られず。。
朝晩が冷え込むようになり、いよいよ冬本番ですね。
人の気配がリセットされたような、ひんやりと静かな空気が漂うキッチン。
身体の中から温まりたくて、起きたらまずは白湯を飲むようにしています。
起床時の白湯は胃腸を整える効果もあるそうです。
穏やかに目も覚めるのでおすすめです♪
今、ベランダには干し柿になるべく渋柿達が連なっています。
友人からたくさんいただいたので、今年初めて自分で作ってみました。
つるんと丸くて鮮やかなオレンジ色の柿がまるで吊るし雛のように並んで、その一つ一つは青空にぽわんと浮かんでいるように見えます。
あれ?柿って、こんなにきれい綺麗な色だったかな…?と。
初めの数日は、用もないのにカーテンを開けては空に浮かぶ柿達を眺めていました。
一見、細くて元気のないように見える干し柿にはβ‐カロテンやカリウムをはじめ、健康や美容に良い栄養素が豊富に含まれています。
生の柿と比較するとビタミンCは減るそうですが、その代わりに
・カリウム(塩分排出)
・ビタミンA(抗酸化作用)
・食物繊維は(腸内環境を整える)
・タンニン(ポリフェノールによる抗酸化作用やアルコール分解による二日酔いの予防)
・必須脂肪酸(悪玉コレステロールを減らす)
などといった栄養が干すことによって何倍にも増えるそうです!
活性酸素が過剰になってしまうと身体の老化やシミ・しわのリスクにもなってしまうので、
抗酸化作用がある柿は美容にも良さそうですね。
冬の風と直射日光によって乾燥され、だんだんと色濃くシワシワになっていく干し柿。
その見た目に反して中は濃厚な甘みと栄養素がギュッと詰まっていて、とても味わい深いです。
椎茸なども30分程度でも干すとビタミンDが増えるそうで、スーパーで買ったキノコ類も時々干したりしています。
人も中身が年を重ねるごとに魅力が詰まったらいいなと柿達を擬人化して妄想していましたが、、
ん?乾燥と直射日光によってころんと丸くて艶々の柿がシワシワになるということは…。
これは…お肌にとっては干し柿化することはなんとしても避けたいところ!
気温が低いのでついつい忘れがちですが、紫外線は冬も変わらず降り注いでいます。
もちろん人の身体にもビタミンDはとても大切なので、
寒さを和らげてくれる太陽と上手に付き合いながら、乾燥と直射日光からお肌を守りつつ、
日本伝統のドライフルーツを楽しみたいですね。
干し柿は冷凍することもできるのでお茶請けはもちろん、ヨーグルトに混ぜたり、クリームチーズと一緒にお酒のお供にしても美味しいですよ(^^)。
他にもこれと合わせたら美味しいよ♪というものがありましたら、
ぜひ教えていただきたいです☺️。
因みに、栄養がたくさん詰まった甘くて美味しい干し柿ですが、注意事項もあります↓↓
干し柿に含まれるタンニン酸は胃酸と混じると変化してしまう一面もあり、
そこに食物の成分が一緒になると胃の中に柿胃石(かきいせき)と呼ばれる塊ができることがあるそうですので、くれぐれも食べ過ぎにはご注意くださいね。