世界で最も紫外線対策に力を入れている国:オーストラリア
オーストラリアは、紫外線対策において世界で最も進んでいる国の一つです。
紫外線が強い地域であるためだけでなく、紫外線に弱い肌を持つ白人が移民としてオーストラリアに。
皮膚がんの発症率が非常に高く、国民の健康を守るために様々な対策が講じられています。
紫外線の強さとその影響
オーストラリアは、特に夏季(11月から2月)に紫外線が非常に強く、その強さは赤道直下の国々と同等です。紫外線は皮膚がんや白内障などの健康被害を引き起こすため、対策が不可欠です1。
サンスマートプログラムに行ってきました!
1980年代に導入された「サンスマートプログラム(SunSmart Program)」は、紫外線対策の先駆けとなる取り組みです。このプログラムは、特に子どもたちへの教育に力を入れており、以下のようなスローガンを掲げています2:
- スリップ(Slip): 長袖のシャツを着よう!
- スロップ(Slop): 日焼け止めを塗ろう!
- スラップ(Slap): 帽子をかぶろう!
- ラップ(Wrap): サングラスをかけよう!
すごいのが、徹底した学校での取り組み
オーストラリアの学校では、紫外線対策が徹底されています。
例えば、「ノーハット・ノープレイ(No Hat, No Play)」というルールがあり、
帽子をかぶらない子どもは校庭で遊ぶことが禁止されています2。
また、日焼け止めが各クラスに常備されており、外出前に必ず塗るよう指導されています。
それも、日本人学校で拝見してきました!
地域社会での対策
子ども用プールの上にはテントが張られ、公園の遊び場には細かい網で覆われた日よけが設置されています2。
また、商店街の舗道上には商店の軒先が大きく張り出しており、日陰を提供しています。
衣類とアクセサリー
オーストラリアでは、紫外線防止効果の高い衣類やアクセサリーが普及しています。
衣類には紫外線保護指数(UPF)が表示されており、UPF15以上のものが推奨されています2。
また、サングラスは95%以上の紫外線をブロックするものでなければならず、
帽子も顔や首をしっかりと覆うものが推奨されています。
日焼け止め
日焼け止めは最低でもSPF15、できればSPF30のものを使用することが推奨されています2。
日焼け止めは肌にすり込むのではなく、皮膚に薄い膜ができるくらい多めに塗ることがポイントです。
まとめ
オーストラリアは、紫外線対策において世界で最も進んでいる国の一つです。
政府や地域社会、学校が一体となって、国民の健康を守るための取り組みを行っています。
特に子どもたちへの教育が徹底されており、将来的な健康被害を予防するための対策が講じられています。
私たちは、これを見習い、簡単で安全に確実にUVケアができる方法を日本の皆さんに
提供したくて、エポカルブランドを作っています(^^)/
サンスマートプログラムの皆さんも、
子どもための紫外線対策協会に情報のご協力をいただけることをお約束いただけました!
有益な情報を提供できるように頑張りたいと思います!!
エポカル
企画室 松成紀公子