15L弱の水槽にシナヌマエビたちがいます。
この水槽は遮光ネットの効果外のところにあり、直射日光が1時間くらいもろに当たります。
そのため水温が34℃まで上がっていました。
さすがにエビ水槽でこの温度はまずい、早く対応しないと・・・
と思って
・直射日光のあたる面積を減らすため水槽の向き、高さを変える
・直射日光がなるべく当たらないように薄い発泡スチロールの板を2重にして遮光する
・水槽の上部から日光が当たるので水面の80%ほどをアマゾンフロッグピットで覆う
・エアレーションを行う
・小型の扇風機で風を当てる
以上の対処をしました。
すると水温は最高で30℃までとなりました。
外気温が36℃を超えるときにこの水温なので良しとしました。
この環境でシナヌマエビは1匹も落ちていませんし、エサもよく食べます。
このまま様子を見ることにしました。
高水温の時に怖いのは高温のための死亡ですが、そのほかに水質の急激な悪化があります。
水質の確認は目視だけでは十分にできないので、テストペーパーを使って確認します。
エビは水質の変化に敏感といわれています。
エサの食べ残しやフンの堆積等によりよくない微生物が増殖するよりも、水槽の水を新水に変えることによるエビへの影響のほうが少ないと考え、1週間に1回は飼育水の全交換あるいは1/2以上の部分交換を行うことと、水の蒸発が激しいので減った分の水を随時追加しています。
もっともこれは真夏の期間だけにして、春、秋、冬は週1回の飼育水部分交換(1/3程度)だけしています。
このまま何事もなく夏を超えたいです。