実は植物にも興味があります。
魚よりもずっと長い経験があります。
なかでもアジサイにものすごく興味があります。
先日、アジサイの展覧会があったので行ってきました。
その会場だけで100種類近くの品種があったようです。
がく咲、手毬咲き、斑入り、かすり入り、八重咲、覆輪咲、ナデシコ咲等々、いろいろなアジサイが満開でした。
いいもの見させてもらいました。
心がウキウキしました。楽しい時間を過ごしました。
アジサイを増やすには2通りの方法があります。
挿し木と種まきです。
挿し木はよく聞く方法で、クローンを作れます。
種まきは、別の品種の花粉を別の品種のめしべに受粉し、新しい品種を作る方法です。
もっとも今は受粉後、種ができる前にバイオ技術で増やしてしまう方法もあるようです。
うちでは種を作ってそこから新しい品種を作っていますが、親よりもきれいに咲くことはほとんどありません。
1代目の子供(これをF1と呼びます)はほとんどが、花びら4枚のごく普通のアジサイになってしまいます。
そしてそれを利用して交配すると次の世代(F2といいます)にごくまれにきれいな花が現れます。
アジサイは種をまくと普通2年後に花が咲きます。
ということは、種まき方法で素晴らしい品種を作るには最低でも4年かかることになります。
それもとても低い確率でです。
この期間を短くするためにバイオ技術を使うのですが、素人がそんなにお金もかけられませんし、そんな技術も持っていません。
一歩一歩進んでいくのみです。