シナヌマエビを採集に行ったとき、黒い個体を2匹発見し、うちに連れて帰りました。
1日隔離して次の日、異常がないか確認してから水槽に入れました。
私は、バケツに入れたシナヌマエビの黒い個体が1日程度で普通の色になってしまった、ということを何回か経験しています。
黒い個体だけでなく、緑、グレイ、茶の個体も1日で普通色になりました。
そのころは、もしかして希少な個体を手に入れた?とドキドキしていたことを覚えています。
そして、次の日には普通色になっていて、ものすごくがっかりしたことも覚えています。
今回の個体は1日経っても色が変わりませんでした。
黒い個体を水槽に導入してから1週間以上がたっています。
今日、エサをあげていて、黒い個体がいることに気が付きました。
この黒個体が、採集してきた黒個体と同一のものかはわかりませんが、もしかしたらあまり体色に変化のない個体なのかも、と淡い期待を抱きました。
水槽の水を交換するときによく確認すると黒い個体は3匹いました。
この黒い3個体、実際には真っ黒ではなく、2種類の模様が確認できました。
1つは、背中に1本茶色いスジが入っていてそのほかの部分が黒色、という個体。これが2匹いました。
もう一つは、トラ模様です。黒地に茶色の横シマが何本もあります。これが1匹いました。
黒色のシナヌマエビについてネットで調べてみると別に珍しいものでもなく、結構発見されているようです。
そして、やはり黒い体色はいつの間にかなくなってしまうようでした。
あるHPには、外敵がいる環境では普通色の個体が黒く変化するとのことで、外敵がいなくなるとまた普通色に戻るそうです。つまり身を守るために体色を変化させた、ということのようです。
今回発見した黒い色の個体は、なんと3匹のうち2匹が抱卵していました!
黒い個体の体色がこの後何色になるのか、この2匹から孵化した個体は何色になるのか
とても興味があるので隔離して観察することにしました。
環境変化での脱卵や脱皮がなるべく起きないようにするために、新しい水槽にはもといた水槽の飼育水と水草を入れ、その中に3匹を導入しました。
これでしばらく様子を見ることにします。
果たしてどうなることか・・・・・。
今からワクワクしています。