前回の記事
-小林よしのり「インフォデミックなるサリンを撒いた玉川徹」-
・「違憲の相違」が生まれた瞬間 『絶対敵』とされる
２０２０年５月２４日号 『週刊SPA！』記事より
順を追って見て行きましょう。
小林よしのり氏も「完壁ではない」ので、時には錯誤した作品を描いたりもするが、とりわけ昨今のポリコレ騒動については、かの『お母さん食堂』の件で細かくお話させて頂きました。その中で日本は、米国の『アイデンティティ政治』を「そのまま移植する形」で“属性による対立”を余儀なくされる社会を作り上げてしまった。
-言葉狩りは民主主義をこ〇す- | 歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ (ameblo.jp)
たとえ、自分たちが「正しいとする物事」があり、時と場合によって、それが否定されても、本来の民主主義社会の構成員ならば「議論をして」互いに認識を深めようとするでしょう。
しかしながら、ある一定のコードに抵触した際、「憎悪すべき敵」と認定されたら、私自身もどうしようもないし、リアルでそれをやってしまえば「誰とも関われなくなってしまう」ので、私自身も「自分が向き合える範囲」で、他者とのコンタクトを取ることを重要視しております。
最近の中国に関する芳しくない環境を論じる上に置いて、私はリスペクトも含めながら、それでも“イエスマンの理想主義者”ではない立場から、都合の悪い事実とも直視して、「言うべきことは言うスタンス」を徹底しています。
その上で、近しい識者であるibiruzukiさんにも、氏の記事が執筆された翌日あたりにコメントをしましたが、残念ながら「非承認」の状態が続いております。
万が一のことを考え、一応コメント記録は取っておいたので、下記に提示しておきます。
どうもibiruzukiさん、ふーくんです。
今回の記事については、多くの不明点がございます。
明らかに今回の事案は中国が「１００％悪い」でしょう。これを否定しまったら、たとえ適格なものだとしても、中国の批判一切許さないとして、これは完全なる『独裁主義』です。
もちろん、中国の国内問題だけの話なら、それは向こうの民衆が当事者なので、外野が口をはさむことではありませんが、今回の案件は、他国の民族的アイデンティティを否定する無礼極まりない行為です。
他国の企業は民衆が、血のような努力で培った文化や技術、それは日本のドラえもんや海外のディズニーランドの「パクリ騒動」も同じで、これまで私は目をつぶって来ましたが、そうした体質が解決されるわけでもなく、ここ数年に至っても韓国ＰＵＢＧのパクリなど(荒野行動)、キムチやチョゴリ関連やＴＶプログラムのトレースなど、枚挙を厭わず酷くなるばかりで、温床となっている国営管理の団体や企業が、率先して模倣ビジネスを展開するならば、中国政府の管理責任に直結するでしょう。
そのために、周辺国の文化が奪われ、いくらアメリカの一極支配にノーを突きつけようと、それぞれの「権益」に祖国が組み込まれれば、あとで後悔するのは私たちです。
このあたりは、主権国家を維持する立場としてハッキリさせたいところです。私たちは『属国』ではなく、お互いを尊重すべき立場として、自分の主義主張はきっちりしていかなくてはならないと思います。
物事と言うのは、「正義」か「悪」かの二者選択ではなく、常にそれらが複雑に絡み合って、その中に如何に私たちは葛藤し、中間点を見出さなくてはいけません。
※原文ママ
自分の「推し国家」の批判は一切禁止になれば、それはかなり息苦しい社会になってしまうし、ネトウヨ連中と遜色無くなるでしょう。
２０２１年６月１日号 『週刊SPA!』記事
これを見て小林よしのり氏は頭が良いと、素直に感嘆してしまった。
「コロナ禍」という、全体主義のインフォデミックでも、同調圧力に屈しない強靭な自我は尊敬に値するし、難しいデータをすばやく解析し、自らの認識にしたあと、スタイリッシュな漫画表現でわかりやすく読者に伝えるスキルは非凡な才能と言えよう。
何よりも・・・、「何かの権威」に安住して、保身や自分の判断を他者に任せることはせず、常に「自らの頭で思考する」というイバラの道を進んで突き進み、極限状態の中でリスクを恐れぬ真価を発揮する姿に・・・政治的立場は違えど、常に傾聴したい人物であると私は思います。
<参考資料>
・２０２０年５月２４日号 『週刊SPA！』記事
・同６月１日号 同記事
・ネトウヨを応援する会 『私の身近にも・・・・・・』記事
<ツイッター>
【歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ(ふーくん)】
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