前回の記事

 

-アメリカ帝国傘下の産経新聞(ウイグル問題で発狂)-

 

 

・情報スピンに惑わされる大衆

 

白血病と新コロどっちに罹りたいと言われれば後者を選ぶ。

 

東海村臨界事故の被害者と新コロ患者どっちになりたいと言われれば即座に後者を選ぶ。

 

 

自称生命至上主義者連中にとって、身内のほとんどをガンで失うことよりも、インフォデミックで作られた「新コロの死」だけに熱心なのは、日本の右翼がアメリカより「中国の脅威」に向き合うさまと似通うものがある。

 

-小林よしのり氏の矛盾を追求する-

 

 

 

2021年5月6日・13日ゴールデンウイーク特大号 『週刊文春』記事より

 

 

散々コロナ脳を煽って、日本の民主主義と経済をころした週刊文春が、やれウイグルや香港だのと喚くさまが滑稽だ。

 

日本マスコミの御多分に漏れず、ただオウム返しのように繰り返される反中従米の「ポジショントーク」に過ぎない。ここに来ても、多角的なデータを無視する新コロ報道と似ている。

 

こうやって物事の「抽象度」を上げて行くと、その『傾向』と『対策』がつかめ、彼らが私たちを「どのような立場に押し込めたい」のかが理解できます。

 

 

『実録第二次世界大戦史 第一部 果てしなき中国戦線 (1911年~43年)』

 

歴史を振り返れば・・・、中国の民衆と領土を蹂躙し、宗主国アメリカの横暴には口をつぐみ、独立を求め戦う勇気すらない腰抜けを演じる傍ら、スピンニュースに踊らされ、ひたすら近隣諸国に憎悪を振り向けることしかできぬ「思考回路」しかない状況が、この国をますます「どん底」へと追い込む。

 

 

香港の"オキュパイ・セントラル"が、アメリカが支援する煽動であることがすっかり明らかになった今、読者諸氏は、この最新の騒動が、中国を封じ込め、とりこむ為の、アメリカ合州国が継続中のより大規模な作戦の一環に過ぎないことを認識すべきだ。

昔のベトナム戦争も、1969年に公開されたいわゆる"ペンタゴン・ペーパー"で、紛争は、中国を閉じ込め、支配することを狙ったより大規模な戦略の一環に過ぎなかったことが明らかになった。

 

<中略>

 

アメリカは、中国国内自体で、中国の広大な地域を支配不能にしようという企みの中で、中国社会を不安定化し、分裂させる手段として、テロを巧みに使っている。中国西部の新疆では、アメリカ合州国が暴力的分離主義者を本格的に支援している。

 

実際に、新疆ウイグル分離主義者支援をしているのは、何よりまず、アメリカ国務省の全米民主主義基金 (NED)を通したアメリカ合州国だ。中国西部地域の“新疆/東トルキスタン”と呼ばれる地域は、NEDサイトに自らのウェブをもっており、アメリカが資金援助している、様々なフロント組織のものを掲載しているが、それには下記のものもある。


 国際ウイグル人権民主主義財団 $187,918
    ウイグル族の女性と子供達の人権を推進する。財団は、英語・ウイグル語ウェブサイトを運用し、ウイグル人女性と子供達の人権擁護を唱導している。
 国際ウイグルPENクラブ $45,000
    ウイグルの為の言論の自由を推進する。国際ウイグルPENクラブは、迫害されている詩人、歴史学者、ジャーナリスト等々の禁書や、作品や、状況に関する情報を提供するウェブを運用する。ウイグルPENは、投獄されている作家達の為に、国際擁護キャンペーンも行う。

ウイグル・アメリカ協会 $280,000
    ウイグル人権問題の認識を強化する。UAAのウイグル人権プロジェクトは、新疆ウイグル自治区のチュルク語族住民を苦しめている人権侵害に関する独自の正確な情報を調査し、記録し、国際的関心を惹きつける。

世界ウイグル議会 $185,000
    効果的な人権や、民主主義キャンペーンを実施するウイグル民主主義派集団や指導者の能力を向上させる。世界ウイグル議会は、異民族間の問題や、ウイグル人人権唱導推進に関する民主主義派のウイグル集団や指導者の会議を開催する。

 

上記リストは、2014年3月に、NEDウェブサイトから抜き出したものであることに留意願いたい。以来、作戦での役割を隠蔽することを狙って、不安定化作戦強化に先立って、これまで他の国々の支援でやってきたのと同様、NEDは幾つかの組織をリストから削除した。

こうしたNEDが資金援助をする組織は全て、中国からの分離を、あからさまに唱導しており、そもそもこの地域に対する中国支配さえ認めておらず“中国占領”と呼んでいる。

 

2014年3月、昆明でのテロ攻撃を、アメリカが資金援助をしている世界ウイグル議会は、中国当局が、分離主義者に他の選択肢をほとんど与えないからだと主張して、正当化さえしようとした。“中国昆明駅のテロ行為で、33人死亡”と題するアメリカ国務省の“ラジオ・フリー・アジア”記事はこう報じている。

 

 

1960年代の東南アジア全域にわたる本格的代理戦争から、アメリカが仕組んだ2011年の"アラブの春" や、新疆のテロや、現在の香港における騒動に至るまで、 起きているのは "民主主義" やら"言論の自由"の為の戦いではなく、中国主権の実存をかけた戦いだ。中国政府に関して、中国人がどの様な問題を抱えていようとも、それは中国人の問題であり、彼等だけが、彼等のやり方で解決するべきものだ。"民主主義"推進を隠れ蓑に利用して、アメリカは、アメリカが支援する機関や政策により、中国に影響を及ぼし、転覆し、取り込み、あるいは、北京の政治秩序を打倒し、その灰の上に、中国人の権益ではなく、ひたすらウオール街とワシントン権益に仕える自らの新植民地主義的秩序を樹立しようとする企みを継続するだろう。

 

※<>・太字・青赤太字は筆者注

 

 

2021年4月29日(木曜日) 『読売新聞』記事より

 

植民地マスコミにとって、「反米国家の人権問題」への定例会見は、まさにこの国の風物詩だ。

 

ジュリアン・アサンジ氏へ対する欧米政府の暴虐な態度や、MSM(メイン・ストリーム・メディア)の情報操作については決して触れまい。こうした情報の偏りを鑑みて、彼らが「どの層」の代弁者なのか、ひたすら上記の報道を刷り込まれたモノリンガル(単一言語話者)の情報弱者たちは、世界の多極的報道を理解できず、あわせて新コロ報道の煽りを鵜呑みにし、恥ずべきコロナ脳になった暁には・・・、この国が抱える「根本的な問題」と向き合う覚悟や気力もなく、適当な政治談議をして、愚かな保身と同調圧力にひれ伏し、隣組のごとく違反者にヘイトを垂れ、ただただ「ステイホーム」なる家畜小屋にこもって、屠殺場送りを待つしかないのです。

 

 

<参考資料>

 

・Cluttered talk blab blab blab 『小さな井戸の中で~蛙は今も蛙~』記事

 

・2021年5月6日・13日ゴールデンウイーク特大号 『週刊文春』記事

 

・Youtube動画 『実録第二次世界大戦史 第一部 果てしなき中国戦線 (1911年~43年)』

 

・マスコミに載らない海外記事 『テロと騒乱:アメリカによる中国封じ込め』

 

・2021年4月29日(木曜日) 『読売新聞』記事

 

 

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