面白い記事です。

 

英語ブロガーのMichikoさんのところから、最近テレビをはじめとする国内のメディア媒体から、繰り返し発せられる一つの「トレンド」として、『親日』『反日』に関する話題です。

 

我々は無意識のうちに、これら情報と接していく中で、一度まっさらな状態で、しっかりと自分自身の力でそれを「調査」して、回数を重ねていくことにより、そこで蓄えた経験を一般論として、得られた資料を提示し、はじめて公に発表することができます。

 

ありがちな議論として、「反日国家」は、日本の戦争犯罪をしつこく追及する中韓だけで、欧米諸国を代表に、日本は世界中から好かれまくっている、果ては『特定アジア(特亜)』というネットスラングまで生み出し、たしか5年前でしたか、とあるネットの書き込みで、中国の反日デモの際に、いよいよ日本はアジアとは縁を切って、欧米とだけ仲良くするべきだという意見があったのを記憶しています。

 

それはさておき、今回は上記の二次三次の脚色されたソースに頼らず、直接『生の外国人』たちと接し続けてこられた方の話です。

 

親日国第1位は、中国になります。

 

日本国内のメディアでは、尖閣諸島の問題「国民のガス抜き」を目的とする反日デモなどと、本当に良いニュースが見当たりませんが、本来文化的なつながりの強い、日中両国にとって、この接合性によって人々との交流は驚くほど円滑に運びます。

 

実際、数年にわたってコンタクトを取り続けてきたMichikoさんにしても、他のどの外国人よりも融和的で、日本人に対して友好的であったとおっしゃられています。

 

 

親日国第2位は、韓国です。

 

もはや韓国と言えば、BTSなど、数々の優れたアーティストたちを世界へ輩出し、文化大国として名が知れていますが、私たちの国である日本とは、最も近い「外国」であり、歴史的にみても、常に絶え間ない交流がありました。その中で良い面も、時には悪い面も含めて、日本と朝鮮というのは、そういう関係なのです。

 

ここで、中国人(台湾人)との共通点もありますが、海外におけるチャイニーズやコリアンの人々の方が、本国の人たちよりも、幾分か日本に対する「厳しい目」があるのが事実です。

 

殊に、私は在日コリアンの友人がいるので、それに限った話をすると、やはり日本政府による『マイノリティいじめ』が、ものすごいのが現状で、拙ブログでも、幾多の記事に渡ってお伝えしてまいりましたが、日本がアメリカの言いなりで、北朝鮮に対する敵対的な態度を取らざる得ない状態と、日本人の戦前・戦中に対する総括が未徹底なので、一部の良識者を除き、そのような複合的な原因が積み重なって、問題をややこしくしています。

 

そして、ごく一部の「過激なマイノリティ」と日本の人々が、リベラル陣営の中で大きな力を得て、S隊などの実力組織を確立し、さらには数人の御用政治家まで抱え込み、本来日本のリベラルがやるべき「アジアとの連帯」よりも、アメリカの極左暴力テロ集団である『アンティファ』の方法論に倣って、日本国内に分断を持ち込もうと画策し、実際はそんなにうまくいっていませんが、異論を言う人たちに、容赦なく嫌がらせをしたり、「裏切者」には恐ろしい血の制裁などの凶行にまで手を染め、日本社会のかき乱す一つの「脅威」として、文字通り『平和の敵』のような存在になっています。

 

‐辛淑玉文書を読む その1‐

 

 

親日国第3位はトルコです。

 

トルコについては、『エルトゥールル号遭難事件』を期に、日本のメディアでも「親日」であるとされていますが、もちろん理由はそこにあるのではなく、こちらの記事を参照していただければ、ご理解いただけると思います。

 

↓資料 (『Cluttered talk blab blab blab』より)

 

More reliable partners than two-faced Europeans

 

現実として、トルコはヨーロッパから不当な扱いを受けており、それに対して無関係である、日本や朝鮮、中国に対して、わりと好感を持っているのです。

 

 

反日国第1位は、アメリカです。

 

皆さんはびっくりされると思いますが、実際に、アメリカ人と政治の話をしようものなら、特に日米両国における問題、話が核心に迫れば迫るほど、彼らは日本人に対する「嫌悪感」を露骨に表すのです。

 

殊に先の大戦(真珠湾)で、日本はアメリカに「騙し討ち」「卑怯者」の限りを尽くしたと、そこに理性的な話を持ち込んでも、てんで聞いてもらえやしない。

 

さらに、一国のトップである安倍首相が米国の議会で「平謝り」しても、その『前後』でアメリカ人の態度に変化があったのかと思えば「ノー」です。おそらく、そうした事実すら認識していないようで、そもそも英語圏の人で「Abe」というのは、エイブであり、それは『エイブラハム・リンカーン』と理解されます。

 

↓資料2 (同)

 

「等身大の自分たち」を知るには、外国人の反応を見るしかない

 

アメリカ人の中で、日本というのは「永遠の卑怯者」であり、基本的にその認識が揺らぐことはありません。

 

もちろん、日本の漫画やアニメを見て、「日本オタク」になった人たちもいるのですが、ひとえに彼らが愛しているのは、『自分の中にある日本人』であり、それが客観的なものであるのかは、本物の日本人であるMichikoさんが、在日米軍の横暴や、過去の原爆の凄惨さを追求したりすると、たちまち「普通のアメリカ人」にもどって、それまであった『日本愛』はどこかに行ってしまったり、「お前は日本人じゃない、成りすましだ」と、自分の中にある妄想を擁護する方向に走ったりするのです。

 

もちろん、一部の良識的なアメリカ人もいるのですが、それは本当にごく一部の例外に留まります。

 

 

反日国第2位は、ロシアです。

 

現段階で、ロシア人が日本人に対して、あまり良いイメージを持っていないのが現実です。

 

ロシア系の英語フォーラムで、Michikoさんがコメントされても、まったく無視されるか、いいねもなく、仮にリプが付いたとしても、喧嘩になってしまったそうです。

 

なぜ、このようなことになってしまったのか、歴史を紐解けば、日本とロシアは第二次世界大戦以来の「交戦国」であり、戦後はずーっとアメリカの影響下で、ロシアの邪魔ばかりをする国となり、ロシアとしても、不戦条約の破棄や、朝鮮半島北部における日本の民間人虐待など、日露双方に禍根があるのが現実です。

 

とにかく、この先アメリカの『一強体制』が崩壊することを見越して、日本はプーチン氏と手を結び、一刻も早く平和条約を締結することが先決です。

 

現在の、地理的リスクの高い原発依存から抜け出し、かつ民衆に安定的かつ安価な電力を提供するためには、ロシアとの友好関係を強固にして、ガスパイプラインを引いてもらうことが、将来的な国益へと繋がっていくでしょう。

 

 

反日国第3位は、インドです。

 

基本的に、インド人と上手くやっていくには、「反中日本人」を演じるほかありません。

 

中国が嫌いでなければ、本物の日本人ではなく、御多分に漏れれば、彼らから「中国人の成りすまし」とレッテル付けられるのが関の山です。

 

それが、インド人のウェブ上の習わしみたいなものです。

 

もちろん、そのために自分の信念を捻じ曲げたり、本来正しくない方向に、道化を演じるわけにも行かず、きっと私も英語が喋れたら、同じような境地に陥るでしょう。

 

とにかく、そうした条件抜きで関われたら、食事もおいしいし、浩瀚な文明を持つインドの可能性を、もっともっと引き出してくれるはずなのに、本当にもったいない事だと思います。

 

 

<参考資料>

 

・Cluttered talk blab blab blab 『親日国・反日国ベスト3』記事

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12404256124.html

 

・同 『More reliable partners than two-faced Europeans』記事

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12299560295.html

 

・同 『「等身大の自分たち」を知るには、外国人の反応を見るしかない』記事

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12403518228.html

 

 

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