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吉野家の牛丼が380円のところを、一部店舗で期間限定110円引きの270円にするんだとか。
あっ!!吉野家の“吉”は正しくは「土+口」。
棒が下のほうが長いんですね。
・・・で一般的な飲食店の経営比率でこの380円を分解してみると、原価30~39%、人件費30~39%、その他経費12~15%、固定費20%、利益8%程度。
つまり、これを「吉野家」に当てはめると、ご飯やツユ、牛肉、紅しょうがなどの材料コストは一杯の牛丼に114円、それから人件費114円、店舗代などその他もろもろで121.6円、利益30.4円くらい・・・。
普通に考えると一杯の牛丼で30円程度しか利益が出ないわけで。これを270円で販売すると、逆に一杯、約80円の赤字。
いくらなんでもそれはないだろう・・・。
これだけ大量に米や牛肉を仕入れるわけだから多分原価はぐぐぐっと下がるんだろうなあ、多分。
じゃないと売れれば売れるほど赤字増加でつぶれてしまうよね。
酎ハイなんかは原価4~5%だから350円で飲んでも実際は14~17.5円くらいしか費用かかってないから、たとえ料理で多少の赤字になっても飲料で挽回できるけど、吉野家で飲料なんてほとんど出ないし、頭の中で色々と計算していると牛丼一杯のありがたみが出てきますよ。
ちなみにキャバクラやクラブみたいなところは人件費が56~58%程度。
女の子の時給が2,500円くらいだと考えると、その店は恐らく1時間飲んでお客さんが払うのは4,310円~4,464円くらい。
なんかもっと高いような気がするなぁ・・・。
ここまでが実は前段。
よく音楽教室の授業料をいくらにしたらいいか?って聞かれるんだけど、自分は人件費20%を最低限として考えているから時給1,000円と考えて1時間に直すと1回5,000円の設定。30分だと2,500円くらいかな。
これで計算すると、40分を月3回で10,000円くらいというイメージ。
大手音楽教室は広告宣伝費にコストを大きくかけて薄利多売。
グループレッスンに重点を置いて月謝を下げ、講師の取り分を更に下げ、その分広告宣伝費に莫大な金額を使う。
個人でレッスンをしている教室はどういう道を歩むべきか?
消費者行動論の見地から言うと、モノには「最寄品」「買回り品」「専門品」と分かれるんだけど、「最寄品」は日常的に手軽に手に入るモノ、「買回り品」はどっちにしようかなぁって色々選びながら悩みながら購入するモノ、「専門品」はたとえ遠くてもわざわざそのブランドを買い求めに足を運ぶモノ。
なにかひとつでも他と比べて大きな強みはありますか?
目指すは「専門品」ブランドのカテゴリー。
その強みを見つけ出す、あるいは創り出す作業をしているときというのは、どんな事業でもとても一番楽しい時間だと思いませんか?